タイトルや要旨のみ公開しているものは沢山あるので本文を全て自由に閲覧できるもののみでお願いします。
また学位論文をデータベース化し、一般公開するビジネスについての情報があれば教えてください。
ビジネスとして利益が出そうになくても、「引用論文のときにトラックバックのような仕組みによって論文と論文が繋がって、ウェブ上でブログやSNSのように整理されていれば便利なんじゃないか」という取り組みがあれば紹介してください。
英語、日本語は問いません。本格的な学術論文ではなく、あくまで学位論文レベルという観点でお願いします。
東京大学が平成18年4月1日に
東京大学学術機関リポジトリ(UT Repository)を公開
(東京大学附属図書館・情報基盤センター)
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/
学位論文
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/handle/2261/104
国内の機関リポジトリ一覧
http://www.nii.ac.jp/irp/info/list.html
北海道大学: HUSCAP
筑波大学: つくばリポジトリ(Tulips-R)
東京大学: UT Repository
東京学芸大学: 東京学芸大学リポジトリ(試験公開中)
千葉大学: CURATOR
名古屋大学: Nagoya Repository/ 名古屋大学学術ナレッジ・ファクトリー
金沢大学: 金沢大学学術情報リポジトリKURA(Kanazawa University Repository for Academic Resources)
京都大学: 京都大学学術情報リポジトリ (試験公開中)
大阪大学: 大阪大学機関リポジトリ(試行版)
岡山大学: eScholarship@OU-DIR / DSpace@OUDIR
広島大学: 広島大学学術情報リポジトリ (試験公開中)
山口大学: YUNOCA (試験公開中)
九州大学: 九州大学学術情報リポジトリ(QIR)
長崎大学: 長崎大学 学術研究成果リポジトリ (試験公開中)
熊本大学: 熊本大学 学術リポジトリ
慶應義塾大学: KeiO Academic Resource Archive (KOARA)(試験公開中)
早稲田大学: DSpace at Waseda University
フォーマットを統一してリポジトリがつくられていることに驚きました。
同じフォーマットであれば、慣れてしまえばどこにアクセスしても探しやすく便利ですね。
国立情報学研究所が平成18年6月2日に下記テーマについて報道発表
『日本最大の学術電子ジャーナルアーカイブの実現
-大学図書館と連携して610万論文に-』
●報道発表・プレスリリース資料
http://www.nii.ac.jp/news_jp/2006/06/610.shtml
すばらしいプランですね。
電子ジャーナルを一括に蓄積、公開することは、研究者がより多くの他の研究を知るチャンスとなるはずです。
私のイメージするものは「論文のブログ化」と「著者のSNS化」です。
トラックバック数=論文が引用された回数
コメント欄=意見交換の場
SNS=共同研究者
アカデミックな研究の場でこそ、ネット上で「脳がつながっている」ことが必要なのではないでしょうか。
そういうのは学会レベルでやってるところが多いですね。
でも、クソ論文ばかりなので、誰も読みません。
完全な自己満足です。ぜったいビジネスにはなりません。
ほとんどの論文は誰も読まないのです。
少なくとも学生が学位論文を書くときは、誰かの論文を参考に書くケースが多いはずです。
また大学が優秀な学生を集めたければ、公開されている学位論文の内容如何によって、大学や研究室が選ばれることがあってもおかしくありません。(基本は教官でしょうが・・・)
さらにマクロな視点で見れば、論文の一般公開によって情報共有がなされれば、日本の基礎研究のレベルアップにつながると考えることができるのではないでしょうか。
ありがとうございます。
北陸先端科学技術大学院のものがとても良いですね。
規模の関係もあるでしょうが、探し易く、アクセスが簡単で、一般に広く見てもらうために公開している意図が感じられます。