【準法曹資格】

思いつきですが、
1.交通事故の示談等について、弁護士に依頼するとお金が掛かります。
  そこで、道路交通法・民法不法行為・保険業法・自賠責法等に熟知した
  「交通事故解決士」(仮称)なる資格を設けて、彼らが若干安い報酬で
  示談交渉を受託すれば、交通事故の解決がスムーズになります。
http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/law/19.htm

2.高齢化に伴い、相続トラブルが増えています。
  こちらは司法書士もある程度受託できますが、交渉自体は弁護士の
  所轄事項になってしまいます。
  そこで、民法親族法・相続税制・不動産登記に熟知した
  「相続調停士」(仮称)なる資格を設ければどうでしょう。
http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/law/3.htm

というように、準法曹資格、とでも言うべき資格を設けて、法曹の
すそ野を広げることこそ司法改革だと思うのですが。

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回答14件)

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「司法過疎」の解消に役立ちそうですね TomCat2006/07/08 18:08:30ポイント2pt

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/7199/

都市部では考えられないことかもしれませんが、

ちょっと地方に行くと「司法過疎」の問題は深刻です。

 

つい先日もこの司法過疎解消のための法律相談会をやります、

みたいなニュースがありましたが、

やはり交通事故などの相談をしたいのに出来ない、

といった声がずいぶん多くあるようなことを言っていました。

 

司法過疎の問題は、いくら弁護士の数を増やしても、

なかなか解消されません。

わざわざ田舎に行って開業しようなんていう人は

ほとんどいないからです。

 

だから、地元から人材を輩出する必要があるんです。

ちょっと一念発起すれば地元の人が資格を取得できるような制度。

そんなものが必要だろうなと、私も考えていました。

 

取り扱える範囲を限定するかわりに、

資格取得のハードルを下げていく。

そんな弁護士のサブセットみたいな資格。

あったらいいなと思います。

地方医療・産科の崩壊と一緒 itarumurayama2006/07/12 12:31:46

医学界でも、医局が地方病院に若手を派遣しなくなって、

人材の偏在が起こっています。

日経によると、「心臓外科医」は日本は1700名いるそうです。

これは

「人口比であまりに多すぎて、医師1名当たりの執刀実績が欧米比で

 1割程度しか確保できない」そうです。

人数を増やしすぎた結果、技量の維持すらできなくなった、という

マンガのような話。

他方、「出産難民」と言われるほどに、産科医は不足しています。

この問題を打開する為、医学会では「助産士との連携・地位向上」を

検討しているそうです。

法曹界に当てはめると、心臓外科医に該当するのが企業法務で、

産科医に該当するのが交通事故とか相続とかの「日常法律相談」部門です。

なので、助産士に該当する資格の増員が法曹界でも必要なのです。

助産士に該当する資格の増員 TomCat2006/07/12 17:27:24ポイント1pt

これはいいたとえですね。

町の「お産婆さん」とか、保健所の保健師さんとか。

そういう人が必要なんですよね。

 

生活に密着した相談が出来る特定分野の法律の専門家が

地域から生まれ、地域に根ざして育っていく。

そういう制度の整備と人材の育成こそが

司法改革と言えるのかもしれません。

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