現在進行中のガンダムシリーズである『SEED』、その続編の『DESTINY』は、多くのアニメファンのブログで感想が書かれています。
ただ、否定的な感想を持つ方の意見の殆んどが『監督(福田己津央氏)と脚本(両澤千晶氏)の責任である』という結論に至っています。
ここで質問です。今後、新たにガンダムの新シリーズが制作されるとして、『誰の』ガンダムが見たいですか?今回は『監督』と『脚本』、そして『その理由』について、みなさまからのご意見をお待ちしています。
『装甲騎兵ボトムズ』,『ガサラキ』の高橋良輔
脚本はわからないけど、渋さ、リアリティーがあればいいんですが・・・。
作画も重要ですよね、目がきらきらするのはきついです。
やはりキーワードは『大人』なのですね。
>作画も重要ですよね
今回はSEEDシリーズの問題点として指摘されているのが監督&脚本中心だったということで、あえて質問からは外しました。キャラクターデザインの平井久司氏の絵は結構受け入れられていますし、作画監督を務める機会の多い大貫健一氏も評価が高いので。
また別の機会にでも質問してみようかと思っています。
そうです。『現在のガンダムシリーズが子供向けなのが不満』なんです。これはオッサン、ファースト世代のほとんどが感じていることです。(たぶん)
まあ、バンダイがおもちゃを作るためのいろいろ制約があるのでしょうが、年々、幼くなってる様な気がします。もっと政治、テクノロジー、を描いて欲しいですね。
子供が見て「ちょっとわからない」くらいの難しさがあってもいいと思うのですが。どうでしょうか?
まぁ、自分もそのクチなんですけど(こういう質問をする時点で…)
SEEDシリーズはガンプラ以上にCDやDVDの売上の方が目立っているので、その意味では玩具の制約に縛られない物語を語るためのデザインは追求出来たハズなのですけどね…
>子供が見て「ちょっとわからない」くらいの難しさがあってもいい
と、ガンダムで大人への階段を一歩昇った世代は考えるわけですね。
堅実な組み合わせだと、
監督:谷口悟朗(無限のリヴァイアスets)
脚本:米村正二(仮面ライダーカブトets)
米村正二さんのシャープなセンスはわりと好き。
それに作品としての狙いをつかむのが上手くて作品に華がありながら、設定レベルからしっかりしている谷口悟朗さんが指揮を取るガンダムは見てみたいです。
谷口監督!…ガン×ソード見ながら『この人がガンダムの監督やっていたら…』って何度思ったことか。いいですねw
私は、富野由悠季原作・総監督・脚本・演出を望みます。
ガンダムは、キャラクターアニメじゃないんです。
「戦記物」なんですよ。
戦争という時代がある。
そこに有無を言わさず巻き込まれていく少年や少女達がいる。
その中にニュータイプと呼ばれる特異な存在がいた。
そこに物語の焦点が当たっていく。
ここからはじめて、アムロにしてもララアにしても、
シャアにしてもセイラにしても、
後のシリーズで登場するフォウやプルにしても、
その存在意義が出てくるわけです。
時代を切り取ったその一片に存在する、
本当なら戦争という大きな時代のうねりの中に
埋もれてしまいそうな成長、葛藤、殺し合い。
そんなところにカメラを寄せて追っていく視線。
そこから「ガンダム」というストーリーが始まっていくわけです。
単なる大型ロボットアニメをこの方向性に持って行ったのが、
ファーストガンダム生みの親の富野由悠季であることは
論を待たないでしょう。
もう一度、初代の世界観に立ち返ったガンダムが必要です。
それが「大人のガンダム」ということでしょう。
長文ありがとうございます。やはり、この回答がこないと不自然ですね。
再び御大のガンダムも見たいんですけど、氏にはキングゲイナーやリーンの翼みたいなオリジナル作品を優先して発表してもらいたいというのが本音ですかね(まぁガンダムも氏のオリジナルなんですけど)。
というより御大の作家性にはガンダムという枠ですら小さすぎる気が(汗)
もう一度氏のガンダムを見る時は『オリジナルを生んだ御大が、今度はどんなことをやらかすのか?』といった怖い物見たさの感情になってしまうかも。
TomCatさんの回答をに見てしまった後で乗っかるみたいで恐縮なんですが、私も冨野由悠季 原作・総監督・演出が一番です。Zやターンエースもあるけど絶対的にファースト好きですので、更にキャラクター:安彦良和。メカ:大河原邦夫でお願いしたい。(変化球としてはキャラクター:美樹本晴彦。メカ:河森正治・宮武一貴のマクロス陣もありかな)後、モビルスーツに載る女性は極力少ないほうが良い。メカは変形おもちゃ、キャラは美少女好きの商業意識に走りすぎると面白くない。そうすると( )の案は見事に美少女&変形メカコンビで矛盾してるか~
ガンダムと聞いてガンダムシリーズ全てをひっくるめてガンダムと捉えるのであれば、色々な案が出てくると思いますが、ファーストのみをイメージするのであれば、この回答が基本ですからね。
同じ回答でもかまいませんよ。変化球も教えてくださって感謝です。
ファースト世代だけどそれ程SEEDに不満はないですね。
今ガンダム作ればああなるのは当然というか、ガンダムが大人向きだのリアルだの言えたのはあの時代だからこそであって、今どき原色ハデハデな巨大ロボットが闊歩する世界を舞台にして政治だの戦争だのまじめ語れば語るほどギャグにしかならないでしょう。
もともとガンダムのリアルというのはSEED比べればましって程度に過ぎなかったわけで、ガンダムというロボットがいる以上リアルにしようがないでしょう。
もっとも高畑勲監督・脚本で、働き手を失ったサイド3の一家の生活が日々追い詰められていくさまをMSなんか出さずに描くんだったらものすごくリアルな戦争が見れるかもしれませんが、これはもうガンダムじゃないしガンダムである必要もないですよね。
もうガンダムでリアルな大人向けの話はて無理だと思うんですよ。
とは言うものの私も古参のファンですからファーストには愛着を持っています。
どうせ見るなら変に手の込んだ新作じゃなくて、最新の技術で作り直されたリメイクを見てみたいです。
というわけで監督は武本康弘で京都アニメーションで作って欲しいですね。
京アニは原作を大切にする会社なので、もとのストーりーには忠実だけど演出と最新の技法を駆使して新しいガンダムを見せてくれるでしょう。
『もし○○を京都アニメーションが作っていたら』…最近のアニメファンの多くが想像する理想です。確かに凄そうだけど、ガンダムというコンテンツをサンライズが他所に渡すはずないので夢ですね。ガンダムがIGとかだったなら可能性もありますけど。
そういえば京アニはふもっふでSEEDのパロディやってましたね。温泉の回で種割れ(というかパンツ割れ)するヤツ。
本人がやるかどうかは別にして、2つほど書かせていただきます。
その1
監督:水島精二
脚本:會川昇
(+軍事の判っている設定考証のできる人)
ガンダムSEEDと、ほぼ同じ時間と予算を使ったであろうにも関わらず、この2人を中心としたスタッフはたった1本で劇場映画化まで持っていったんですよ。SEEDとDistinyの2本かけて、映画という話が出てきた福田&両澤よりぜんぜん優秀じゃないですか。
私の見る限り、エンターテイメント性は水島&會川コンビの方が段違いで格上。多分、2人とも頼まれてもやらないだろうけど、見てみたい気はするね。
その2
監督:今川泰宏
脚本:五武冬史
すいません。そろそろガンダムファイト第14回大会が見たいです。
PS:監督:谷口吾郎のガンダムは、私も見てみたいですよ。
水島精二氏…サンライズ出身なので可能性としてはアリかもしれませんね。この案は初めて目にしたかも。ある意味、現実的ではあります。
Gガンはガンダムということを抜きにした所で面白いのがいいですね。ここまでやられたらファースト好きでも認めざるをえない。原作クラッシャーの今川監督…うん、また見たい!
もう1つ、すぐに思いついてしまったので書き加えます。
監督:片渕須直
脚本:片渕須直
『BLACK LAGOON』で見せたあのこだわり。ひさびさに、画から恐怖を感じさせることができる、力のある方です。現在ちゃんと戦争の描ける、数少ない方でしょう。
かなりのキャリアを持つ割に、今まで『これは!』といった代表作がなかったのでBLACK LAGOONは衝撃でしたね。
氏の場合は08とかMSIGLOO的な作品を見たいですね。
やはり富野由悠季御大にもう一度まったく違う世界観でつくってほしいかな、と思っています。
理由はキングゲイナーのはじけっぷりをガンダム作品で見てみたいです。
でもガンダムのカテゴリーにいれたらまたドロドロの話の展開をしそうな気もしますが(汗
ぶっちゃけると、今の若い視聴者に御大の作品はキツいかも。SEEDのような無意味な残酷シーンでなく、主要キャラにも意味まで持たせて餌食にする場合がありますからね。
http://cuta.sakura.ne.jp/rv_gundam.html
とりあえず煮詰まっていそうな人で、美樹本晴彦さんに監督させれば良い物が出来るとおもいます。一番やりたい人にやってもらうとでも言うか・・。
回答は分かるのですが、リンク先についてはよく分からないのですが…
http://item.rakuten.co.jp/book/1793323/
ごめんなさい。これにはポイント振らないでも結構です。「エコール・デュ・シェル」の適当なリンク先を当てた心算が、物凄いのを当てていた。あんなにオタッキーなの知らないぞ。とは言え情報の集積はかなりだと思います。あんなのまで出ているくらいですから、思い込みの強さは人一倍かと。
再回答で失礼します。
まだ見かけなかったのでこれだけはいっておきたくて。
監督:庵野秀明
脚本:薩川昭夫/榎戸洋司
エヴァンゲリオンのスタッフです。あれで全てを出し尽くしてしまった感がなきにしもあらずですが、エヴァチームによってガンダムが作られたとしたらどんな作品が出来上がるのか、想像するだけでワクワクします。
たぶん「エヴァの二番煎じで」とかそういう安直なことはまず無いと思いますから期待大。
なんか、最終回が庵野監督の精神世界になっちゃいそうで怖いんですけど(汗
エヴァ以降の監督は、後遺症からかイマイチパっとしないので、リハビリの意味も含めて氏の原風景でもあるガンダムに携わってほしいですね。
回答は変化球ですけど理由は直球ですね。当たり前のようにガンダムにふれているファンには出てこない発想です。
daiyokozunaさんは、『現在のガンダムシリーズが子供向けなのが不満』と考えているということでしょうか?詳細な理由を追記して下さりましたら、追加ポイントを贈らせていただきます。