http://www.nhk.or.jp/special/onair/060711.html
航空機エンジンが破壊するトラブルが続発していて、その原因である「タービン・ブレード」と呼ばれる部品の破断が、フルパワーが要求される離陸時に特に多く起きるとのことでした。
数百トンの重量を浮き上がらせるスピードまで一気に加速しなければいけないわけですから相当の負荷がかかっているものと思われますが、それなら滑走路を下り坂にすればよいのではないでしょうか?問題点などご指摘いただければと思います。
むしろ上り坂のほうがよいかと思われます。
だめかしら。
イギリスの空母は上り坂
http://www.ships-net.co.jp/museum/jpeg/w020.html
(ちょっとわかりにくいが、スロープになってます。)
これは離陸時のスピードを上げるためと言うよりは、離陸直後の機体の角度を引き上げるためのものでしょうかね。
飛行機が滑走する理由は上昇するためです.下り坂では,そこから上昇するのに余計なエネルギーを使ってしまいます.滑走始めは下り坂にして,上昇する直前を上り坂にする,というのなら理解できますが,平坦な滑走路に比べ余計に土地や工事費が必要になります.
ジェットエンジンにかかる負荷を小さくするには,滑走路の長さを非常に長くして,少しずつ速度を上げていくという方法もありますが,やはり効率の面から採用されないのでしょう.
番組にも紹介されていたとおり,トレードオフの関係にある効率と安全のバランスをどうとるか,がポイントだと思います.
うーん、やはり効率と安全のバランスなんですかね・・・。ありがとうございました。
着陸用には平坦な滑走路を用意します。でもそれじゃあ用地も倍必要ですね・・・。