偉人など偉大なことを成し遂げてきた人は往々にしてどちらなのでしょうか。
成し遂げた分野によっても異なるとは思いますが、人物とその性行、そこから導き出される結論には、ある程度の方向性があると思います。
「直感を信じて動く人」だと思います。
このサイトの決断の項には、直感を信じろという言葉が多いと思います。
今の瞬間、感じたこと・ひらめいたことが直観なのか、思い込みの結果なのか、記憶や経験の結果なのかを判断することは、難しいと思います。
筋肉反射やOリングテスト・波動測定など、直感を客観化する方法と言われているものもありますが、それらも自分の思い込みが影響するものなので、本当かどうか100%信じることはできないと思います。
何が直感なのかを判別するには、精神・身体的な訓練が必要でしょう。
生きている人間は、常に安定しているわけではないので、そのことを認めた上で、高い自己コントロールが必要になってきます。(コントロールする努力が不要になる位の高度なコントロール能力です。)
偉人は、よく直感でひらめくといっていますが、あれは直感だと思っているのは自分だけであって、実際は、どこか無意識の中で論理的に物事を考えているのではないかと考えますhttp://q.hatena.ne.jp/1152840932
「直感派、熟考派、どっちが有利?。偉人の例で教えて」
のご質問ですが、少々小話を。
以下史実の解釈はさておきまして、飽く迄も上記趣旨に対する概要として、個人的意見の為の小話、なのですが、
「判官贔屓(ほうがんびいき)」という言葉があります。この意味は、兄が弟の活躍を嫉妬して栄枯贔屓するなどの言葉です。これについて。
兄源の頼朝は熟考派。弟源の義経は直感派。
弟義経は、鋭い直感・派手な行動力で西国での合戦において敵の裏を掻き躍進的戦果を挙げました。直感派ですね。一方兄頼朝は、幼少の頃から人質として厳しい軟禁におかれ、初めて嫁を貰ったころにはもうすでに中年になっていました。これは当時の侍では珍しいことです。頼朝は、東国武士達の厳しい猜疑や監視に長い間晒されて耐えてきた苦労人で、熟考派ですね。
頼朝は北条等関東武士団が担ぐ御輿に乗った形で、東国武士団の象徴として、京の平氏と戦いますが、その中で弟義経と会いこれを家来にします。弟義経は、派手な戦果を上げますが、その一方「頼朝は御輿に乗った達磨に過ぎず、この戦が実は”関東武士団”と”京の平氏・天皇勢力”との争いであること」を理解しません。義経はやはり直感派で熟考タイプではありませんでした。そこで最も禁じ手と言う、よくあるパターン、公家の篭絡(ろうらく)作戦に引っかかりました。要するに義経は直感派なので熟考カテゴリで手落ちを出したのですね。
頼朝は熟考派ですから、結局関東武士団に気を使う方針から、弟を処罰してしまいます。このようにして、頼朝はその後もずっと、関東武士団に目配りというよりは気配りを欠かさない大将でした。
(飽く迄も史実解釈の話ではないですが)
熟考派頼朝は天下人、直感派義経は犯罪者、結局熟考派が勝ったように思えますが、でもどうだったのでしょうか。
頼朝は、熟考して、関東武士団で構成される幕府の中で、関東武士団を厚く扱い、幕府の安定性を心がけましたが、結局その息子は関東武士団に皆殺しにされてしまい、頼朝の子孫は絶え、傀儡将軍がその後長く続きました。ある意味では、義経よりもずっと非道い目に合ったわけですね。因果報応ということでなく、幕府内政戦略として頼朝は慎重にすぎたわけだとも考えられるわけです。
幕府内部でもう一戦する覚悟で、内政における自己戦力基盤を固め、それに周辺土豪が従う体制を作る必要がありましたが、頼朝の熟考的性格で言えば、それはあまりにハイリスクだったのだろう、と考えます。
もう一つ、大将は部下に気を使って弟を殺すなどとしてはいけなかったとも考えらると思います。当の部下がその大将や関連の者を自達の都合と引き換えに殺しても良いと思うように育ってしまうからです。また、自ら弟を殺せば、源氏同族の中核戦力が未来的に半減することにもなります。
結局すべては水の泡になりましたが、この点においてもやはり、頼朝の慎重かつ熟考的な性格らしい結果、でもあったわけです。(飽く迄も、史実解釈ではなく、直感派・熟考派の比較ですが)
ですので、結論、直感派・慎重派、どちらも個性の違いであり、その優劣を一概に言うことは難しい、という話です。
直感大事だとおもいますよ。いくら熟考しても、最後不確定な要素が残り直感で乗り越えなえれば行けないことって多いと思います。直感の自信のない私は熟考でなんとかそこそこまでたどり着いても最後のところでタイミング逃したり、、悔しい思いをしています、、、って回答じゃなくて愚痴いってます。
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URL=dummy
「直感を信じて動く人」には2通り解釈できると思います.
第1に何も考えずに「えいや!」とやる人.このタイプの人間は芸術家でも無い限り成功するのは難しいと思われます.
第2に,今まで徹底的に論理的な思考を追及した結果,状況判断だけで,自然と解決案が思い浮かぶ人間です.このタイプの直感人間が,大きなことを成し遂げている気がしています.
羽生善治の「決断力」という本は,そのようなことが書かれています.お勧めです.
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047100080/250-4992876-190420...
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直感を得た後の処置でしょう。
「直感」というのは、結論を下すのに十分な情報を得たことを意味すると考えられます。この「十分な情報」の閾値が、「論理的に説明できる人」が熟考派で、「説明できないけどそうに決まっている」が直感派でしょう。
エジソンの言う、1%のひらめきと99%の努力というのは、この部分ではないでしょうか。
問題は、直感に至る「ひらめき」があるかどうかでしょう。闇雲な「思い込み」では、直感派も熟考派も成功しません。
http://psychology.dot.thebbs.jp/1041259264.html
両方ですね。両方兼ね備えて、初めて偉大な結果が出ます。
99%の努力が熟考であり、1%の才能が直感、ひらめきである訳です。
どちらが欠けてもただの秀才か凡人です。
そういう意味では、50%の熟考と50%の才能と言った方がいいでしょうか?
でも、直感は時間的には短そうなので、1%という表現になるかもしれません。
いずれにしろ、書き方の問題なので違いはありません。
もちろん、個別には片方だけのように見える人もいるでしょうけど、
それは特殊な個別事例だったり、見方が浅いだけだったりして、
設問のような一般論として当てはまらないと思います。
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で、自身で思うのですが、ひらめきはそれ以前にかなりの積み重ねがあって初めて出ると思います。
つまり熟考を重ねているうちに、直感のひらめきが出るのだろうと、、、
先の方に義経の例が挙げられていますが、義経とて生まれながらの直感のみで生きて来た訳でもないでしょう。
それなりに武芸の鍛錬を積み、その中から敵の裏をかくような戦術が出てくるのだと思います。
シノプスの働きは人智を遙かに超え、まさしく複雑怪奇。
http://q.hatena.ne.jp/1152840932
論理熟考型が有利ですね。
直観型はイケイケで攻撃しかできません。熟考する人間の動きは遅いかもしれませんが、防御に強いです。
防御に徹して趨勢を見計らいながら、勝負を決める筋道を読み取り、詰みを読みきってはじめてここぞというポイントで勝負に出る。鉄板の勝利を得やすいです。
直観型のメリットも認めはしますが、負けによる失点が少ない分、トータルで考えると計画的に行動できる論理熟考型のほうが有利でしょう。
熟考型の欠点は面白味がないところ。
こんな地道な作業が大好きだという人が一番厄介だと思います。
分野によって異なりますが、「直感を信じて動く人」方が発明等の偉業には向いていると思います。
世の中は変化しています、その場その場で最良の手段を随時行って行く事により最良の結果が得られるかと..
「熟考して論理的に動く人」は、状況が変わらない場面(将棋、囲碁、チェス等)には向いているとは思いますが、最終判断をどこで下すかということは
感でしかないと思うのですが..
http://www.jic-gifu.or.jp/np/newspaper/kikaku/hurusato/hurusato2...
結論から言ってしまえば、まず「熟考」ありき。
「直感」はその土台があるから活きてくる、
ということになると思います。
成功者のエピソードというのは往々にして断片的です。
断片的なエピソードを聞けばいかにも直感で動いて
道を切り開いてきたように見えますが、
本当はその陰で、人知れぬ熟考があってこそだと思うんですよね。
熟考の末に自分の道を見定めているから、
ここ一番という時に大胆な行動に打って出られるわけです。
直感だけで立ち回っていたら、成功を収める前に大失敗。
とてもエピソードなどのこる人にはなりません。
庶民には先人の知恵があり、戦国の武将には兵法があり、
政治家には理論政策があり・・・・。
そうした理論的思考が土台として存在するからこそ、
直感がサッと理論的に整理された方針の中で整理され、
的確な判断に支えられた実行力となって現れてくるわけです。
言い換えれば、
「直感を信じて動く人」と「熟考して論理的に動く人」
は対極に位置するものではない。
「直感を信じて動けるのは論理的な熟考の積み重ねがあるからだ」
ということです。
卑近な例ですが、パチンコやスロット。
あれは「勘」じゃ絶対に勝てないですよね。
機種を熟知し、店の傾向を探り、理論的な攻略法に基づいて打つから
ここ一番という時に大きな勝負に出られる。
そして、うははは、出る出る、何箱カチ盛り~、
となるわけです。
株だって、情報でしょう?
相場を読むというのはすべからく理論です。
そこからひらめきが出て、絶妙のタイミングが掴めてこその成功です。
経営の神様と呼ばれる松下幸之助さんなんか、
熟考熟考で成功を切り開いてきた代表格でしょう。
だから今、大変な数の「名言」がのこされているわけです。
http://www.nikkei.co.jp/hensei/ngmf2004/20041018d3k1801h18.html
理想の経営者と呼ばれる信越化学工業の金川千尋社長などは、
毎朝5時に起きて7時過ぎにはもう出社。
世界の情勢を分析し、アメリカの駐在員などと連絡を取り合って、
それから一日の仕事を始めていきます。
その金川社長をして言わせる言葉が、
「正しい決断には“澄んだ情報”が必要」。
この社長の直感に見えるシャープな決断は、
実は“澄んだ情報”と、
それを的確に分析する理論的な
“澄んだ頭脳”が支えている、というわけです。
熟考と理論を土台とするからこそ直感が活きる。
これが大切なところではないかと思います。
http://www.mm-labo.com/ambookreview/asin/4569628133.html
基本的には論理的に問題を解決した人のほうが、賞賛されるでしょう。ただし、天性のようなもので直感的に物事を解決してしまう人は、何万人かに一人くらいいるものです。これは極めて希な例ですが、直感的に正しい判断ができ問題を解決できる人間も、当然著名にはなります。ただし、これはあくまでも偶然の産物であるため、参考にはならないでしょう。
正直、裏づけをしている話ではないのですが、特に天才でもない限りは「熟考して論理的に行動する人」の方が結果としては良い結果を残せますよ。
ただ、普通「偉大」とされる功績は、その時点においては「論理的に考えて無理」な事を成し遂げた事を指すのがほとんどなので、偉大なことをしたいのであれば直感で行動する瞬間がないと無理です。
ただ、直感系にしろ熟考系にしろ、長所と短所はありますから、要はやりようですよね。
直感系 = ○行動が早い ×失敗が多い
熟考系 = ○成功が多い ×行動が遅い
なので。
ただ、熟考系は「考えすぎて間に合わない」「ネガティブに考えてしまい、"負けない戦術"を選んだ結果、勝っても大したリターンがない」という難点があるので、直感系のほうが強いときは強いです。
直感が大事になると思います。
ですが、その直感を磨くのって以外に地味な努力が必要なんじゃないかな?なんて思っています。
自分では直感で判断したつもりでも、意外と脳みその中では建設的に理論を組み立てているかもしれない。そのスピードが速いので、俺は直感で判断したんだ、俺ってベリースマートな奴だぜ。なんて思っちゃっているのかも。
直感というのは、情報がなくて経験や感情で判断する「カン」と、情報を見た上で瞬間的に論理を組み立てて出力するロジックの2種類があると思います。
日常から論理で思考するタイプの人が、すさまじい早さでアイディアを組み立てた場合、傍目からは直感としか見えません。でも、そういう人にそのアイディアを解説させた場合、まず、論理的な下敷きがあって、その上に答えが載っている筈です。
日頃から、物事の原因を考えつつ動く人、周囲に居ませんか?
ちょっとペースが他人と違うけれど、考察も違う人。
偉業をなしとげる人だけでなく、日常の中にもそういう人はちらほらといるはずです。研究型の分野なら特に多そう。
いかがでしょうか。
論理思考について
http://allabout.co.jp/career/consultingfirm/subject/msub_3010.ht...
まぁ仕事などにも異なると思いますが、大きく2つに分けると、「直感を信じて動く人」は今の時代に合っていますね。起業などをして成功している人はこのタイプです。 今はインターネットの普及もあり情報化社会になっています。何か良い案を考えたときジックリ考え分析してたら先を越されてしまいます。ITなどによくありますね。やりながら学ぶ感じですね。
「熟考して論理的に動く人」は一昔前の起業人ではないでしょうか。そこまで情報化ではなく社会のスピードも今よりは遅くジックリ考える事が出来たのでは。
両方ともメリットはありますがどちらかに片寄るのは良くないです。今でしたら直感と共に行動しながら倫理的に行動するのが一番良いのです。どちらにしても両者の方向性は同じで辿り着く道が違うだけですね。
■USEN宇野康秀の挑戦!カリスマはいらない。 (単行本)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/482224508X/
この本によると、
「直感」 → 「情報量」
「感性」 → 「個性」
で、決断をえいやー、としてしまい、その後、
「熟考」 → 「ねちっこいまでのしつこさでの追求」
という事になるそうです。
つまり、とりあえずたくさん情報集めて決断しちゃって、決断しちゃった後は、めちゃくちゃ泥臭く、ねちっこく努力をすると成功する、との事でした。
また、結局成功する方法なんて、10の方法があったらそのうちの4つは成功に結びつく方法だ。だから、やる本人が情熱をもってやれる方法を1つ選ぶ、という言葉も目につきました。
あー、USEN、株価ぼろぼろだけど(笑)、応援しているのですよね・・・。
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