・言いやすいから
・名詞と区別するため
といったあたりが理由ではないかと思うんですが、言語学的(音韻論的?)に説明できる方がいらっしゃいましたら教えてください。
おそらく、「mixiする」が「ミクる」になるのと同じ理由ではないかと想像しています。
よろしくお願いいたします。
「ググる」はもともとインターネット上で作られた言葉ですので、言語学や発音の問題ではなく、キーボード入力の問題だと思います。
それほど深い意味があるわけではなく、キーボード操作を考えると「ー」ボタンは遠く押しにくいので略された というのが単純で論理的な解答だと思います。
こんなモン見つけられるかなと挑戦してみました。
以外なところでそれらしき文が・・・
http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2006000222
>「グーグル」を略した「ググ」に名詞を動詞化する接尾語「る」をつけたものとも、「グーグルで検索する」を略したともいわれている。
しかも、聞いたこと無かった発見が・・・
>ヤフーの検索エンジンを使う場合は「ヤフる」というが、ヤフーにはオークションサイトや掲示板、ブログなど、さまざまなコンテンツがあることから、「検索する」ではなく「ヤフーのサービスを利用する」ことをさすようになっている。
「ヤフる」・・・知らないなあ。
まあ、Yahoo!の辞書だからかもしれません。
お粗末。
「ヤフる」というのも一応使われてますよね。
知りたいのは、言葉の意味ではなく、
「名詞+する」がどのようなルールで
省略形になるかです。
日本語ネイティブスピーカーの感覚としては、
「gooする」はおそらく、「ぐーる」にも「ぐる」
にもならないと思います。
これは、「ぐー」に子音が1つしかないからだと思います。
日本語の動詞は2文字~3文字が多いんです。
(今時点では、僕は違うと思っているのですが、)
3文字になるように、最初の子音を2つ分抜き出して、それに「る」をつける
という仮説を思いつきました。
そうすると、「グー」が子音一つなので、省略形にならない理由が
説明可能です。「ググる」「ヤフる」も成立します。
でも、「トラブル+する」は「トラブる」なんですよね。
なんで、「トラる」にならないか、
このパターンは3文字とってくるのか、説明不可能です。
http://hc2.seikyou.ne.jp/home/musasabitobinosin/jugyou/nakam...
には、「エレベーターする」は「エレる」になる
と報告されているんですが、
個人的には、「エレる」ではなく、「エレベる」になる気もします。
上記の場合、さらに話がややこしくて、「エ」が子音ではないんですよね。
だから、「エレる」は子音1つ、「エレベる」は子音2つです。
ごちゃごちゃ、まとまっていない、個人的仮説を書いてすいません。
以前は「グーグる」という言葉が使われることもありました。下の例は、書籍の名前で使われていた例です。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4844319124/
現在一般に「ググる」の方が浸透している理由は、言い易さにあるのではないかと思います。「グーグる」は「ググる」比べて発音がしづらいですから、次第に淘汰されていったのではないかと推察されます。
僕も、「グーグる」という用例を聞いたことあります。
言語は、だんだんと、1つの用法に淘汰されていく物ですが、どのパターンは、最終的にどのパターンに落ち着くという、法則をご存じの方が居たら、教えてください。
例えば、「端折る」が「はしおる」から「はしょる」に変化したように、動作表現をできるだけ短い音で表そうとした結果ではないでしょうか。ほかにも例はたくさんありそうなんですが、思いつきません。
「はしおる」が4音節で、「はしょる」は3音節なので、短くしようとしたパターンですね。
でも、これ以上短くはしようとしない、という圧力もあり、これは、何で決まるんでしょうか?
・日本語の「くくる」に語感が似てるからじゃないのかな。
「くくる」には「ばらばらの物を一つにまとめて縛る」という
意味があるので、ばらばらの情報をひとつに表示すると。
・もひとつ、「学術用語集やJIS(日本工業規格)などの専門語 は、「慣用」によって長音記号を省く」ことがあるそうです。
> 「くくる」に語感が似てるからじゃないのかな。
その感性、面白いですね!
> http://www.asahi-net.or.jp/~va4h-nsn/kana.htm
僕の質問の答えは書いてないですが、面白いページですね。ありがとうございます。
答えの参考には全然ならなかったんですが、「厨房」が例文に出ていて、面白いですね。
1の再回答です。
インターネットは「インタネット」ではなく「ネット」と略しますよね。
他にも例を挙げると、
パスワード=パス
アップロードする=アップする
インストール=インスコ
ホームページ=ホムペ・HP
サーバー=鯖(サバ)
このように、どれも「ー」を取る形であることがよくわかります。
「インターネット」や「アップロード」など文字数がそれなりにある場合は片側だけ残す形で。
「ホームページ」や「サーバー」のように、両側に「ー」がついてたり、文字数が少なかったりする場合は強引に「ー」を抜く形で。
これはネット上の略語のほとんどに当てはまる共通性だと思います。
もともと「ググる」という言葉は、
2ちゃんねるなどの匿名掲示板において、Googleなど検索システムを使えば簡単にわかるような内容を質問として書き込みする人が非常に多く、それに対してのツッコミで生まれたものです。
ですので、やはり音韻的な理由を優先させたとは考えにくいです。
なるほど、2chの影響、という側面もありますね。2chは、独特の文化・方言を持ってますしね。
ホームページは「ホムペジ」じゃなくて、なんで「ホムペ」なんでしょうか?
また、「ホペジ」という可能性もあったと思います。
「ホム」は略しすぎで理解不可能ですが、
・ホムペジ
・ホムペ
・ホペジ
の中から「ホムペ」に落ち着いたのは、どうしてなんでしょう?
個人的な感覚では「ホペジ」は音の響きがダサイ感じがします。こういった部分は、「音韻的な理由」な気もします。よくわからないんですが…
あと、jd666999さんの書いてあった、
http://www.asahi-net.or.jp/~va4h-nsn/kana.htm
には、「ー」をわざわざ追加するパターンの説明もあったりして、結構、単純な話ではない気もします。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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なるほどです。でも、例えば、「インターネット」は「インタネット」の方が元の発音に近いのに、「ー」をわざわざ入れています。これって、発音しやすさではないかと思います。キーボード操作説は、少し違うのではないでしょうか?