リンパ液(体液の一種)です。
皮膚を掻き壊し、真皮まで達して傷ついているため、
リンパ液が流れ出してしまいます。
リンパ液にはたんぱく質など栄養分を含んでいるので、
黄色ブドウ糖球菌などの温床にもなりやすいので、
適度に取り除いたり、時には消毒(30秒程度で完全に洗い流す)が必要だと思います。
アトピーでお困りであれば、下記のサイトを一読することをオススメします。
http://aquatheraphy.com/atopy/yusuraume/reply7.htm
掻き壊した時に出てくる黄色っぽい液体は
「リンパ液」というものです。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~aska-rx/lymph02.html
リンパ液というのは毛細血管から浸出する組織間液の一種で、
主に血漿と白血球の一種であるリンパ球から構成されています。
血液の中には細菌やウイルスなどの敵と闘う
白血球という細胞が存在しますが、リンパ球はその一種なんですよね。
ですから、皮膚を掻き壊したりすると、
そこから細菌感染などを起こさないように、
このリンパ球を含んだ液が浸出してきて体を守ります。
「浸出液」または「滲出液」と呼ばれるもですね。
http://homepage3.nifty.com/elfaro/wounds/wound-5.htm
なかなか傷がふさがらなくてふき取ってしまいがちですが、傷を治す助けをしてくれます。
ガーゼなどの乾かす系で傷を保護すると、剥がすときカサブタをむくようなな事になって大変ですよね。リンク先のドレッシング材と言うものでラッピングすると楽です(各ドレッシング材の接着剤にアレルギーがある人は注意)。
http://www2.ocn.ne.jp/~toyamate/jinmasin.htm
これは悦液の中の血漿成分やリンパ液組織液などがたまったものです。
アトピーやじんましんなんかの場合アレルギー作用によって肥満細胞からヒスタミンが放出されてそれは周りの細胞の細胞死を起こしたり血管の小さな穴を広げたりして体液が組織間にしみ出してきます。それが水ぶくれの正体です。
肌が刺激に弱いとひっかいただけでもヒスタミンが放出されますのでかけばかくほどひどくなってしまいます。
素直に抗ヒスタミン剤の入った軟膏を塗りましょう
やけどなんかの場合に出来る水ぶくれは、熱によって死んだ細胞が引き金となってヒスタミンが放出され、体液がたまったものです。この場で細胞の再生を促進させていたりするので破らない方がいいです。細菌に感染しますしね。
傷口を引っ掻いた時に出る液体(滲出液)の中には、傷を治すために必要な成分が含まれているそうです。体を治そうとして液が出てくるのですが。
最近、湿潤療法(うるおい療法)と呼ばれる怪我、キズの治療法が発明されました。それはこの液体を活用する事で、きれいに早く治す方法です。
詳細はこちら。
http://homepage2.nifty.com/treknz/wound_care.html
平たく言うと……。
こうやって滲出液を使って治す方が、従来の「消毒してガーゼで液を吸いとる」より、痛みがなく、早くきれいに治ります。
人間が持っている自然治癒能力を最大限に活かす方法です。
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