(実機として使っておられる方のみ回答をお願いします。)
・人気の秘密
・どのような被写体を撮るのに適しているのでしょうか
・デジカメのライカは、いかがですか?
読んでためになるURLがありましたら、そちらも宜しくお願い致します。
ライカが人気があるのは「歴史や文化を伴ったブランドイメージ」と「製品の質感や存在感、操作感が官能に訴える」「撮れる写真が官能に訴える」と言うのが揃っているのが理由ではないでしょうか。
やはりブランドのイメージは大きい思います。写真の歴史を作ってきたのはライカという、オーセンティシーはブランドイメージを作るのに大きな役割を果たすと思います。(日本のカメラメーカーもその後に続いて写真の歴史を作るようになったことで、今のブランドイメージを確立するにいたったと思います。)そして、ライカのカメラは物としての質感、存在感と言ったようなものがあります。それは金属の質感だったり、機械の加工精度を感じさせる物だったりといったものです。そして、シャッターやリング、レバー、ファインダーのフィーリングだったりシャッター音と言ったものや、そのレンズによって出来る写真も官能に訴えるようにおもいます。(日本のカメラはハイテクを駆使した高機能や撮れる写真にそういった部分を訴えていると思います。)
ライカ(もちろん、一眼やコンパクトではなくレンジファインダー)に向いている被写体は、広角系の被写体になると思います。これはカメラの機能上にそうなります。また、高速シャッターも得意ではないので、高速な動きの物には向かないと思います。なので、いかにもライカっぽい風景や人物と言った被写体が向いているように思います。日本のハイテクカメラのイメージに、望遠レンズでスポーツ写真を撮るといったものもあると言ったように、カメラの特性からライカっぽい写真というのはあるように思います。
デジカメライカはブランドはついてはいますが、物としての存在感も出来上がる写真の官能も伴っていないので買わないですね。買うんだったら素直にOEM元のパナソニックブランドの物を買います。デジカメライカになってからはいよいよ質感や官能が無くなり、ライカブランドがついた日本のハイテクカメラになってしまいましたから。デジカメライカは、普通に便利な道具に高級ブランドついている物が欲しい人が買うと思います。
陳腐な例えをすると、フィルムライカはフェラーリのような物でしょうか。スポーツカーの歴史を作ってきたのはフェラーリで、上級の日本車のように高度にハイテクではない物の、デザインや、運転感覚やエンジン音などが感性に訴える機械だと言われているところが似ているように思います。これに対し、デジカメライカは、ハイテクも搭載して現代的な便利な車になったけど、物としての質感や存在感が下がったメルセデスベンツのようなものでしょうか。コンタックスが消滅してしまったのは、ブランド力と写真は良かったのですが、カメラの物としての質感や操作性の官能の部分を失ってしまったからだと思います。コンタックスの写真はとても好きだったのですが、機械としてはイマイチだなぁと思って使っていましたから。(そしてデジカメ自体の歴史がまだ浅いのでこれからに期待しますが、日本のカメラメーカーが、デジカメで写真の歴史を更に切り開き、物としての質感や撮れる写真の官能に訴えられる物を作ることが出来ない限り、どんなハイスペックなカメラを作っても価格競争に巻き込まれ続けることになると思います。)
ライカの人気はウォークマンの人気に似ていると言われます。
カメラを部屋の中で設置してなにかの記念に撮影するという撮影が一般的だった時代に、ライカは小型軽量でどこでもパシャパシャ撮れる機能にこだわったあたりが、ライカのライカらしいところでした。
いまでこそカメラは携帯があたりまえですが、当時はそうではなかった。そういう時代に携帯のためのデザイン、携帯のための機能を追求したライカは、既存の写真のイメージさえ変えるツールだったのです。そしてそういう特徴のひとつひとつが動作の魅力、ファインダーの魅力となっています。
ライカが世界初の携帯カメラというわけではないのですが、携帯するカメラであることを設計思想としたカメラだとは言えるかもしれません。携帯を前提としたカメラのすべてのルーツ、それがライカ。「元祖●●」という商品の人気と、ライカの人気は似ているかもしれません。
以上の分析はクラッシックカメラを売っている店員さんの受け売りで、私自身はライカコレクターではなく骨董としてある機種を持っているだけですが、言われてみるとそうかなという感じはしています。
適した被写体は機種にもよるとは思いますが、やはり屋外の風景や人物全般でしょうか。
デジカメのライカは申し訳ありませんが持っていないのでわかりません。
参考:類似質問
回答有難う御座います。
携帯するカメラの元祖ということは、わかりましたが、携帯型が他にも多々現れたにも関わらず、なぜ、ライカがこれほどまで多くの人に喝采され、生き続けてきたか、もう少し具体的に教えていただければ幸いです。
他の競合との比較などで。
宜しくお願い致します。
ライカが人気があるのは「歴史や文化を伴ったブランドイメージ」と「製品の質感や存在感、操作感が官能に訴える」「撮れる写真が官能に訴える」と言うのが揃っているのが理由ではないでしょうか。
やはりブランドのイメージは大きい思います。写真の歴史を作ってきたのはライカという、オーセンティシーはブランドイメージを作るのに大きな役割を果たすと思います。(日本のカメラメーカーもその後に続いて写真の歴史を作るようになったことで、今のブランドイメージを確立するにいたったと思います。)そして、ライカのカメラは物としての質感、存在感と言ったようなものがあります。それは金属の質感だったり、機械の加工精度を感じさせる物だったりといったものです。そして、シャッターやリング、レバー、ファインダーのフィーリングだったりシャッター音と言ったものや、そのレンズによって出来る写真も官能に訴えるようにおもいます。(日本のカメラはハイテクを駆使した高機能や撮れる写真にそういった部分を訴えていると思います。)
ライカ(もちろん、一眼やコンパクトではなくレンジファインダー)に向いている被写体は、広角系の被写体になると思います。これはカメラの機能上にそうなります。また、高速シャッターも得意ではないので、高速な動きの物には向かないと思います。なので、いかにもライカっぽい風景や人物と言った被写体が向いているように思います。日本のハイテクカメラのイメージに、望遠レンズでスポーツ写真を撮るといったものもあると言ったように、カメラの特性からライカっぽい写真というのはあるように思います。
デジカメライカはブランドはついてはいますが、物としての存在感も出来上がる写真の官能も伴っていないので買わないですね。買うんだったら素直にOEM元のパナソニックブランドの物を買います。デジカメライカになってからはいよいよ質感や官能が無くなり、ライカブランドがついた日本のハイテクカメラになってしまいましたから。デジカメライカは、普通に便利な道具に高級ブランドついている物が欲しい人が買うと思います。
陳腐な例えをすると、フィルムライカはフェラーリのような物でしょうか。スポーツカーの歴史を作ってきたのはフェラーリで、上級の日本車のように高度にハイテクではない物の、デザインや、運転感覚やエンジン音などが感性に訴える機械だと言われているところが似ているように思います。これに対し、デジカメライカは、ハイテクも搭載して現代的な便利な車になったけど、物としての質感や存在感が下がったメルセデスベンツのようなものでしょうか。コンタックスが消滅してしまったのは、ブランド力と写真は良かったのですが、カメラの物としての質感や操作性の官能の部分を失ってしまったからだと思います。コンタックスの写真はとても好きだったのですが、機械としてはイマイチだなぁと思って使っていましたから。(そしてデジカメ自体の歴史がまだ浅いのでこれからに期待しますが、日本のカメラメーカーが、デジカメで写真の歴史を更に切り開き、物としての質感や撮れる写真の官能に訴えられる物を作ることが出来ない限り、どんなハイスペックなカメラを作っても価格競争に巻き込まれ続けることになると思います。)
有難う御座います!
カメラもいい、撮った写真もいい、しかも歴史あり。素晴らしいですね。
レンズも、いいんでしょうね。(いい味というか)
日本のカメラは、撮った写真自体は、すぐれているけど、撮ることそのものは、そんなに楽しくないと、うすうす感じておりましたが、なんでそうなってしまうんでしょうね。ハイテク志向というか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AB
M2,M6,バルナックIIIfを使用しています。
本の読みかじり程度の知識で書いて見ます。
* 35mmカメラとしての歴史が有る。(35mmフィルムはライカ判と呼ばれた)
ドイツの高精度の光学技術および精密機械技術により、レンズ交換可能な距離計連動カメラとして早くから完成度の高いものが作られていた。日本のカメラメーカーもライカに追随する形だった。
特にM3から始まるM型ライカは精度の高い距離計、レンズの焦点距離に応じたファインダー枠の自動切り替え、2アクション(後に1アクション)の巻き上げ機構など現代の小型銀塩カメラのベースになるものだった。こうした高い技術で作り込まれた精密機器としてのカメラ=ライカは特に日本人の間に崇拝にも似た人気を得た。それ相応に高価だったというのも所有欲をくすぐるものだった。
軍用ライカ、Japan-Model等特殊用途やバリエーションが幾つもあり、いろんなバリエーションに収集価値を感じる人もいる。
レンズにも「くせ玉」と呼ばれるものがあったり製造年度、製造工場によって設計が違っていたりして蘊蓄のネタになる楽しさもあるものと思われる。
アンリ・カルチェ=ブレッソン、キャパなど有名な写真家がライカを使っていたと言うのも人気の理由と思われる。
* 一眼レフライカもあるにはあるが、主に人気があるのが距離計連動カメラのM型ライカで、シャッターを押すごとにミラーが上がる一眼レフと違ってシャッター音が小さく被写体に気取られにくい、ミラーショックによる手ぶれに有利、設計上レンズがコンパクトにできる、などからスナップ写真、戦場などの報道写真などに使われる事が多い。逆に望遠は距離計精度が落ちるため135mm止まりである。広角系のレンズでぐっと寄ってパシャパシャ撮ると言うのがライカの醍醐味である。そういう意味ではデジカメと共通するかも。
私の場合、かって山登りで写真を撮っていて日本の某社の一眼レフを使っていたが、交換レンズを含めると結構重くなるため総量が軽くなるライツ-ミノルタに換えたら発色も格段に良く、一気にライカ系のシステムに換えてしまった。超望遠が無いのが残念。
* デジカメのライカは松下電器のデジカメ技術にライツ設計のレンズをつけたものであり、レンズの描写力はライカなんでしょう。使ってないので判らない。
手ぶれ阻止などは松下の技術でそれはそれで優れていると思う。
レンズ交換可能な距離系連動カメラはかって日本でもニコンSP, S3, SなどのSシリーズがあり、優れたカメラだったが、ニコンはニコンFで一気に一眼レフの盟主の様になってSシリーズはやめてしまった。
また、京セラがContax GシリーズでZeiss(ツァイス)の優れたレンズを使えるカメラを発売したが、Auto-Focusでライカとはちょっと速写性など違っている。しかし、これも良いカメラだった。
こうして見ると長く続けて撤退しない事が人気の理由のようにも思える。
最近ではZeiss社がライカMマウントのレンズ群を発売してライカの後押しに一役買っているように見える。
ライカのカメラを持っているといろんな名玉(レンズ)を試せるという楽しみもあるのだと思う。
距離計連動カメラのM型ライカ!
情報、有難う御座います。
いまだにレンズを供給するメーカーがあるんですね。
本機はまだ製造してるんでしょうか。
ライカ礼賛 ~ Cartier-Bresson & Capa ~
>伝説と神話<
1956年(高校教師の初任給が7600円)ライカⅢFの中古品が100000円、
新品なら借家一軒が買えたともいわれる。
砂漠の真ん中で故障したら、ヘリコプターで部品が届けられたとも。
>人気の秘密<
世界中いかなる気候条件でも駆動する信頼性、小型軽量の機動性。
映画フィルムの切れっぱなし(ライカ判)を採用した合理性。
標準レンズの傑作、エルマー・サンハン(Elmar 50mm F3.5)沈胴式。
スクリュー・マウント(引伸しレンズと同寸)の互換性。
(ライカⅢFまで、1954年のM3ではバヨネット・マウントに改変)
>どのような被写体を撮るのに適しているのでしょうか<
歴史的な作品は、ほとんど“レンジファインダー”から生れています。
http://q.hatena.ne.jp/1151226389#a558028
カメラマン ~ 男の中の男ども ~
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050605
── 《NHKスペシャル 20050605(日)21:00~22:00 NHK総合》
「わたしはアナーキストだ。そして無神論者だ、とくにカトリックのね」
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060802
朝夜雑考 ~ ブレッソンの三周忌 ~
>デジカメのライカ<
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AB
── 《Wikipedia》
レンジファインダーは、はじめて聞きました。
いろいろな格言を有難う御座います。
ライカは見た目が特徴的で、知っている人が見たらすぐにライカだとわかります。
しかも、ライカは高級(価格も性能も。特に価格)と思われているので、ライカを持っていると回りから「良い物持ってるな」って思われているのが伝わってきて、何となく気分がいいです。
私は凝った写真を撮ったりするわけではないので、ライカの本当の良さは使っていても全くもってわかりません。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0007YT9UG/250-2172620-63...
ライカには、いくつかのシリーズがあります。
一眼レフのR型、レンジファインダーのM型(機械式と電子式がある)、バルナック型(旧世代 一部の機種は、カメラのダイヤモンドと呼ばれている)、デジカメもあります。
そして、某メーカーのデジカメに(現行機種)レンズを供給しています。
古いカメラは(どんなカメラも)距離も露出も自分でやら無ければならないんです。オートって無いんですよ。そして。フィルムも装填のし方が今とは違う。
ライカを使っても腕が悪くてはレンズの性能を100%引き出せません…
ライカ(機械式)の特徴は、どんなに古いものでも(たとえ戦前のものでも)ライカ カメラ社で修理可能だということ。日本に於いては、日本シーベルへグナー社(代理店)で、対応してくれます。これは、凄いことなんですよ。
ライカ以外にそんなカメラは他に存在しません。
レンズの描写に関しては、昔のレンズが現行のレンズにかなうわけが無く、ほとんど迷信に近いです。ただし、当時のレンズと比べた場合、ライカやツァイスレンズの性能はずば抜けて優れています。
現行のレンズ同士を比べた場合は、世界中のメーカーは、当然コンピュータによる設計をしているわけで、描写力の違いはほとんど有りません。違うのは、設計思想の違いでしょう。
よく、レンズの味などと表現することがありますが、プロだってなかなか解りづらい物を、ネガフィルムを使ってサービスプリントした場合レンズの違いを感じることは不可能なんですよhttp://q.hatena.ne.jp/1155656089
戦前のライカも修理してくれるんですか!すごいですね。
修理ということでいえば、レストアというか分解してメンテナンスする方がおられますが、相当高度な技術や道具を必要とするのでしょうか。
メンテナンスマニュアルも充実しているんでしょうね。
http://q.hatena.ne.jp/1155656089
私も、私の周りでも使用している方が多くいますが、やはりライカには長い歴史があることがとても魅力的だということが人を引き付けている大きな理由ではないでしょうか?
有難う御座います!
カメラもいい、撮った写真もいい、しかも歴史あり。素晴らしいですね。
レンズも、いいんでしょうね。(いい味というか)
日本のカメラは、撮った写真自体は、すぐれているけど、撮ることそのものは、そんなに楽しくないと、うすうす感じておりましたが、なんでそうなってしまうんでしょうね。ハイテク志向というか。