1. 読む力をつけられるもの。会話は必要ありません。
2. 一冊終えれば、とりあえず仏語の記事がなんとか読めるようになると思われるもの。
3. オンラインで購入可能なもの。
他人からの伝聞等ではなく、ご自身で仏語を勉強されたことのある方のみお願いします。
フランス語の学習がまったく初めてならば、こちらを。
10年前の話ですが、私は文系大学院入試のフランス語準備にこれ一冊(ただし旧版=1981年版)だけで臨みました。もちろん合格しましたよ。
ある程度、文法の知識がある方でしたら、こちらをお勧めします。
トレーニングペーパーフランス語/教養課程読解編―33日間完全マスター
ご参考まで、両者の間に当たるものに、次の文法編2冊がありますが、個人的には「とにかく一冊を完全にマスター」することが近道かと思います。ご健闘を。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4411004771/sr=8-1/qid=115...
新・リュミエール—フランス文法参考書 (単行本)
森本 英夫 三野博司
フランス語の作りそのものは変わらないので、どの参考書でも、書いてあることは
一緒です。最近は、一見簡単そうに見せるのが流行っている中で、オーソドックスな作りの本です。一通りの文法は分かるでしょう。
但し
2. 一冊終えれば、とりあえず仏語の記事がなんとか読めるようになると思われるもの。
については、申し訳ありませんが、たかが一冊やっただけでは、読めるようにはなりません。どんな記事を読みたいのかにもよりますが、ルモンドやエクスプレス級の記事を読むには、最低でも2年みっちり仏語を勉強しないと無理です。名詞の性を覚え、動詞の活用を30程は覚え、形容詞や副詞、前置詞も覚え、その使われ方をtexte en francais facile【(易しい仏語で書かれたテキスト/タイトルはいろいろ)Hachette社 amazon.frで購入可能。】などの平易な読み物で理解して、その後という事になると思います。
ただ、他のヨーロッパ系外国語に既に堪能な方であれば、語彙の問題はかなりクリアできているので、文法書を読んで、仏語の作りが理解できれば、新聞記事程度は読めるかもしれません。前提として、読もうとしている記事の分野に詳しい場合に限ります。
1. 比較的詳しく書いてある文法書を一気に読む。
2. 後はひたすらフランス語のサイトであれ、本であれ読みまくる。
(個人的にはありきたりの表現をすれば自分の好きな本。
私の場合は、シモーヌ・ヴェイユでしたが...)
3. 当然文法書は一通り読んだとはいえ、2の過程でつまるはず。ここで時折、文法書を開きつつ確認しながら、ちまちま読み進める。
4. ある程度、基本的なフランス語の構文が見えて来たところで、再度、文法書を読み通す。
(...後はこのくり返し)
もちろん、必要に応じて辞書も使います。
辞書は、仏和辞典Webもありますが、Firefoxをお使いであれば、Dictionary Tooltip(仏<-->英)が便利です。調べたい単語の上で、ダブルクリックするだけですから。
根気よくやれば、早ければ2ヶ月もあれば、たいがい読めるようになるはずです。
語学の勉強も人によってあうあわないがあると思いますが、私はこのスタイルでやって10数ヵ国語マスターしました。もちろん、発音等はやってないので、必ずしも会話ができるわけではありませんが。
「条件のすべて」に該当するものということですが、本の紹介を含んでおりませんので、もし役に立たないとお考えであればポイントは不要です。
フランス語の記事が読めるようになるためとのことですが、記事等に使われるフランス語は文法を抑えることはもちろんですが、記事等で多く使われる語彙の知識をつける必要があります。
まず、文法書ですが、私はあまり詳しくないのですが(大学で学んだため+大学で使っていたものはわかりにくいのでおすすめできないため)以前本屋で見た 滝澤隆幸・大岩昌子著 三修社出版の「60歳からのフランス語入門」(http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=309)
はなかなか良かったと思います。
そして記事が読めるようになりたいとのことなので、第三書房出版の「きいてわかるフランス語ニュース」という本をおすすめします。これは、実際にニュースでいわれている文章が書かれており、どちらかというと聞き取りのためなので、どこでリズムがきれるのかといった指導ものっていますが、それよりもこの本でおすすめなのは、記事などで使われる用語が載っていること、そしてフランス語を訳す上でフランス語をどの順序に並べるのか(フランス語の訳を部分切りして、順番が変えられ、その順番で日本語で訳せば、意味の通った日本語になる)といったことや、ニュースの解説ものっています。
確かに2冊目は、質問者様の希望通りのものではないかもしれませんが、日本語の解説がなされた記事用語の本はあまりないと思われるのでおすすめしてみました。
参考になれば幸いです。
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