何年も何年も執行されない人もいれば、あっという間に執行される場合もありますよね。
また、例えば今の法務大臣は確か死刑反対だったと思うんですが、そうすると今執行許可をもらおうと思っても却下されますよね?その場合、法務大臣が替わったら、すぐにまた申請するんでしょうか?
こちらに、死刑執行までの手続きについて書かれています。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/7136/tetuzuki.html
法務事務次官の決裁は、大臣へのサインをすることに対する確認後に行われるそうである。法務事務次官の決裁は、「法務省当局の最終決定」であり、もし事務次官が決裁したのに、大臣が決裁しないと、当局と大臣の足並みが乱れたと見なされ、事務次官の責任問題になるということである。
・・とのことですので、実際問題、大臣が決裁(許可)しないということはまず起こらないようです。
現在の法務大臣の杉浦正健氏は、「死刑執行のサインはしない」と発言した一時間後に「個人としての心情を吐露したもので、法相の職務執行について述べたものではない」とコメントしていますから、今の法務大臣が死刑を許可する可能性もないわけではありません。
何年も何年も執行されない人
違法状態です。(再審請求等がされていない場合六ヶ月以内に執行するよう刑法で定められています。法務大臣の命令が降りないんで止まってるんですが・・;)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%8...
今の法務大臣は確か死刑反対だったと思うんですが、そうすると今執行許可をもらおうと思っても却下されますよね?その場合、法務大臣が替わったら、すぐにまた申請するんでしょうか?
許可制ではないんで確定時に検察が上申書を上げる事になっています。大臣が変わっても再度上げたりはしません。
で、誰がどんな基準で「じゃぁこいつを執行するぞ」となるのでしょうか。
http://homepage2.nifty.com/sobanokai/soba0511.html
>杉浦法相は、その一時間後には、「個人としての信条を吐露したものであり、法務大臣の職務の執行について述べたものではない」と、自身の発言を撤回してしまいました。
法務大臣が死刑執行をするために必要な書類にサインすることを拒んでも他の政治家からの圧力でせざるを得なくなるというのが現状です。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/7136/tetuzuki.html
>懲役刑や罰金刑は、検察官の執行指揮により、刑の確定直後に行われるが、死刑の執行だけは、確定後に色々な手続きを取られた上で、法務大臣のところで決裁をした上で、はじめて執行される。
>作成された起案書は、刑事局内で、担当検事-参事官-総務課長-刑事局長のルートで決裁される。
>ついで刑事局から矯正局に送られ、参事官-保安課長-総務課長-矯正局長のルートで決裁される。
>さらに矯正局から保護局に送られ、参事官-恩赦課長-総務課長-保護局長のルートで決裁される。
>ここに至るまでに死刑囚が身体や精神を病んだり、女性の場合懐妊していたりすると、書類はすぐに刑事局に回収され、このルーチンから外される。
裁判で死刑が確定した後でも、死刑囚が身体や精神を病むと書類の手続きが遅れるそうです。
死刑囚の体調が執行に影響するとは奇妙な気がしますが、国も決して人命を軽視していないということがわかります。
で、誰がどんな基準で「じゃぁこいつを執行するぞ」となるのでしょうか。
死刑の執行については、刑事訴訟法で定められています。
第475条 死刑の執行は、法務大臣の命令による。
2 前項の命令は、判決確定の日から6箇月以内にこれをしなければならない。但し、上訴権回復若しくは再審の請求、非常上告又は恩赦の出願若しくは申出がされその手続が終了するまでの期間及び共同被告人であつた者に対する判決が確定するまでの期間は、これをその期間に算入しない。
ということですので、速やかに死刑は執行されるはずですが
実際にはそういう例は少ないです。
(池田小事件の元死刑囚は速やかに死刑が執行された気がしますが・・・。)
死刑の執行は国会閉会中に行われことが多いのが現状です。
URLはダミーです
上記と同じです。
死刑される所までの流れを書いときました。あなたが求めている内容が書いてあったら嬉しいです。
★日本の死刑はこのように執行される(刑務官は語った・・)
死刑について考えてみるために、死刑囚にいつ執行日は知らされるのか?など実際の経緯を記事にしましたので、是非読んで下さい。
死刑はこうして執行される!!
死刑を執行する施設は?
(国内に7ヵ所・・・拘置所)
札幌拘置支所
仙台拘置支所
東京拘置所
名古屋拘置所
大阪拘置所
広島拘置所
福岡拘置所
執行する刑務官の人選は?
法務省の刑事局から「死刑執行命令書」を受け取ると、すぐに所長や管理部長、保安課長・教育課長の上司が執行刑務官を4、5名ほどの人選をし、保安課長から命じられる。
執行にかかわる人数は・・・
刑務官が4、5人、所長、保安課長、教育課長、立会検事、検察事務官、医官2人、教誨師(きょうかいし)15名ほどで行われる。
死刑因に死刑を執行する日を
知らせるのは、いつなのか?
死刑因に執行を言い渡すのは所長で、通常、当日だそうです。
執行は「死刑執行命令書」を受け取ってから5日以内と決められている。ただ命令書を受け取った次の日に執行したり、5日ぎりぎりで執行したりと決まっていないという。
死刑因を処刑場に
迎えにいく時間帯は決まっているのか?
午前9時から11時頃の間で、収容されている他の人たちが運動の時間帯で外に出たときに呼び出すのだという。そうしないと他の死刑因の緊張が高まり、情緒不安定になるからだ。
処刑場の中は・・・
12畳ほどの広さの「別れの間」があり、祭壇が置かれ、中央には花で飾られた阿弥陀如来(あみだにょらい)の仏画が掛けられいる。奥の白いカーテンを開けるとそこが刑場で、約8畳位の広さ、中央の床には1mの四角の踏み板があり、そこに死刑囚を立たせるのだ。
踏み板を落下させるスイッチは5つボタン式になっていて、刑壇の右奥の壁に設置されている。・・・5つボタンになっているのは、少しでも執行官の精神的な罪悪感と自虐心をなくすためだという。処刑ボタンは保安課長が右手を上げた時が用意で、その手を振り下ろした時に全員でボタンを押すのだそうだ。(以前はハンドル式だった。しかし現在も押しボタンが作動しない時には用いられている)
このように死刑は執行される
「別れの間」にはすでに執行に立ち合う所長以下、管理・保安・教育の幹部数人と立会い検事、検察事務官、教誨師たちは椅子に腰掛け待っている。しばらくすると教誨師が読経し、線香の漂う室内に、保安課長を先頭に死刑囚が入ってくる。
死刑囚は仏壇に向き合う椅子に腰掛け、しばらくすると教育課長の指導で死刑囚は祭壇に進み、最後の祈りをささげる。読経が終わると、教育課長は仏壇に供えられた生菓子を死刑囚に「どれでも好きなだけ食べなさい」とすすめる。(この状況下で生菓子を食べる死刑囚はほどんどいないそうだ)
その後、死刑囚を落ち着かせるため所長、教育課長、教誨師が講話を、最後に所長が「OO君、もう何かいいたいことはありませんか?」と最後の言葉を尋ねる。
処刑場へ
刑務官が小刻みに震える死刑囚の両腕を抱え移動する。約25ミリほどの首に当たる部分が皮でくるまれているロープを一人の刑務官が死刑囚の首にかけ、もう一人は絶命するまでに両足をバタつかせないように膝(ひざ)をひもで縛る(しばる)。所長は死刑囚のところ行き、「君の立派な態度、非常に感動しました。きっと君は大往生できます。御仏(みほとけ)のお迎えが参りました」と最後の言葉をおくり、処刑に・・・(-∧-)合掌・・・(移動させ、処刑するまでものの1,2分ほど)
あーすみません、執行が確定してからの話ではなく、その前の話です。判決後、収監されてから、随分たってから執行されるようですが、そのタイミングを決定しているのは誰で、何をもって決めているの?ってことです。
2回目のレスです。
結局のところ、法務大臣の気分じゃないんですかね?
人によって決裁のスピードが、だいぶ違いますょ。
後藤田正晴さん(故人)は、かなりたくさんサインしましたし、
今の杉浦大臣はひょっとして任期中にサインをしない可能性すら
ありますからね。
(サインしないなら、そもそも法務大臣を引き受けるなよという論議はさておき・・・)
死刑囚のリストなるものをみつけました。
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage29.htm
死刑の確定日と執行日がまとめられています。
ん?そうすると、法務大臣は就任すると、未執行の一覧全てが渡されるということでしょうか?
大臣室の決裁箱
http://www.mammoth-g.jp/shosai.asp?I=K-305-B4&C=1
(実物ではありません)
毎朝、秘書官が法務大臣室の机の上に、決裁箱を運びます。
内函(未決)と外函(既決)に分け、どちらも上向きに並べます。
朝一番なら、一件も決済されないので、外函(既決)は空っぽです。
法務大臣が席について、内函(未決)の全書類を取りだします。
決済を躊躇する案件は、内函(未決)に戻します(任意保留)。
署名・捺印した書類を、外函(既決)に移します(執行命令)。
毎夕、大臣室の机の上から、秘書官が決裁箱を運びだします。
署名・捺印のない書類(未決)は、翌朝、大臣室に戻されます。
署名・捺印のある書類(既決)を、個々の担当官に配布します。
死刑命令が下ると、5日以内に処刑が執行されます。
死刑確定から執行までの最短記録は、宅間 守(40)354日でした。
最長記録は帝銀事件の、平沢 貞通(95)32年と3日(未決病死)。
(余録)
死刑判決文は、裁判所から法務大臣宛に届けられます(議論無用)。
執行命令書は、法務大臣だけが署名捺印できます(保留期限なし)。
前大臣が決済しなかった案件は、そのまま新大臣に引きつがれます。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20040914 死刑願望 ~ 絶望の果て ~
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030913 処刑前後 ~ 事件・判決・執行 ~
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19870510 獄窓14142日 ~ 老フレスコ画家の死 ~
で、誰がどんな基準で「じゃぁこいつを執行するぞ」となるのでしょうか。