大腸がんの後遺症で、重積症・短腸症候群・軽い嚥下障害をもっています。
1.今現在、軽い発熱状態(夕方から37くらいになり、昼に下がります)、下腹部と胃の痛み(時に激痛-がまん出来なくはない)の状態です。
アヘンチンキ、マーズレン、ガスター、SGと栄養補給にエレンタールを服用しています。
腹痛が治まらない場合は救急車を必要としますか?
2.この状況で、下痢も1日に多くて30分1回のときがあり、とても仕事が出来そうにないのですが、障害者としてぎりぎりであって、登録は難しいとききました。
実際、障害者には登録不可なのでしょうか?
医師などのみの返答で、両方に回答の方にポイント差し上げます。
支援サイトなどの紹介もお願いします。
http://www.pref.aichi.jp/shogai/b-23_ninteikijyun/pdf/kijyun.pdf
重積症:腸が重なる状態(靴下を脱ぐ時にめくれかえって重なったようなもの)はそのままでは腸が血流不全で腐ってしまうので、後遺症ではなく合併症で以前になったことがあるということで既往症でしょう。
短腸症候群:腸はどの部分をどれぐらい切除されたのでしょう。エレンタールが必要ということはかなり広範囲の切除を受けていると推察されます。
嚥下障害:大腸癌と直接関係あるとは思えません。大腸癌以外の原因があると思います。
1)ガスターやマーズレンをすでに服用していてこのような症状が出ると言うことは症状が改善しない場合、内服薬を変更しても効果は期待しがたいです。発熱を伴っているようですので、感染症の合併も疑われます。痛みが持続的になるようなら血流不全も考えられます。救急車を用いるかどうかは病院まで行く自信があるかどうかで決めたらいいと思います。でも、行く自信がなくなるまで家にいるのはまずいと思います。既に同様の症状で診察を受けて指示をもらっているならそれに従ってください。
2)上のサイトは身体障害者の認定基準が書いてあります。認定するのは病院でも医師でもなくお役所ですので、認定されるかどうかはどれぐらい困っているかではなく、基準をクリアしているかどうかだけです。それもかなり前に設定された基準がもとになっているので、医学の進歩で実際の状態と認定のランクとが不均衡になっている部分はあると思います。大腸は基本的には人工肛門以外身体障害の基準はないです。ぎりぎりでだめでしょうと言われた先生は小腸の項目で考えられたのではないでしょうか?御自分の今の栄養摂取状態に当てはめてください。質問文の内容からすると確かに少し難しそうです。下痢に関しては病院によってはNSTという栄養管理の活動をしている部署もありますので聞いてみられたらいかがでしょうか。「NST 栄養」で検索してみてください。いろいろ出てくると思います。
劇的によくなる方法はあまりないと思いますが、いろいろ試してみて御自分にあった栄養のとり方を見つけられることを祈っています。
丁寧な回答ありがとうございます。
参考にいたします。
なお、腸の切除は残り3/1よりは少し多いくらいと主治医からききました。