知り合いの外国人から尋ねられました。
・きれいな花
・きたない花
この、きれいの後につく「な」は何?
また、どういう法則でつくのか?
・きれいだから好き
・きたないからキライ
この、きれいの後につく「だ」も同様に
どういう法則でつくの?
ちなみに、キタナイダカラキライとすると、カタコトの外国人になります。
小学生向けとかの、日本語の文法サイトなどを教えてもらえたらなおうれしいです。
形容動詞「きれいだ」の活用形ですね。
語幹が「きれい」で、活用語尾が「だ」です。
形容動詞の語尾は
未然形:だろ
連用形:だっ、で、に
終止形:だ
連体形:な
仮定形:なら
命令形:×
と、変化します。
花が名詞なので、連体形の活用語尾「な」になるため
きれいな花という具合です。
「きたない」は形容詞であるので、活用は
未然形:かろ
連用形:かっ、く、(う)
終止形:い
連体形:い
仮定形:けれ
命令形:×
となります。
口語文法について
http://www.shikakunavi.net/kids/kokugo/data/kotoba01.html
ウィキペディアでは
http://ja.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:日本語の活用
に、収載されています。
形容動詞「きれいだ」の活用形ですね。
語幹が「きれい」で、活用語尾が「だ」です。
形容動詞の語尾は
未然形:だろ
連用形:だっ、で、に
終止形:だ
連体形:な
仮定形:なら
命令形:×
と、変化します。
花が名詞なので、連体形の活用語尾「な」になるため
きれいな花という具合です。
「きたない」は形容詞であるので、活用は
未然形:かろ
連用形:かっ、く、(う)
終止形:い
連体形:い
仮定形:けれ
命令形:×
となります。
口語文法について
http://www.shikakunavi.net/kids/kokugo/data/kotoba01.html
ウィキペディアでは
http://ja.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:日本語の活用
に、収載されています。
「きれい」は形容動詞、「きたない」は形容詞だからと思われます。
まさにウィキペディアの「形容動詞」の項目で「綺麗だ」を例にとって説明されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E5%AE%B9%E5%8B%95%E8%A9%9...
こちらによると「形容動詞」「形容詞」に最たる違いはなく、語尾変化だけで区別をするとあります。
しかし、我々日本人でも意識していないのに、外国人の方に「形容動詞」「形容詞」の区別は難しいかもしれませんね。
(だからこそ、形容動詞の語尾変化である「キタナイ“ダ”カラキライ」ということばを使ってしまうのかもしれません)
以前、日本語教師養成学校で勉強したことがあります。
国文法では、「きれいな」は原型が「きれいだ」という形容動詞、それに対して「きたない」は形容詞と区別されています。
静かだ、きれいだ、というのは形容動詞の活用形のひとつで、静か・きれい、といった「語幹」に言い切る形の「だ」がつくもの(終止形)が形容動詞です。
同様に形容詞にも活用形があって、きたない・正しいのように、きたな・ただし、という「語幹」に「い」がつくと言い切る形「終止形」になります。
ただ、外国人に日本語を教える場合は、国文法とは異なった教授法がつかわれることが多く、上記の二つの文章の違いは、下記サイトにあるように、形容詞文には「ナ形容詞文」(例:きれいな)と「イ形容詞文」(例:きたない)の二種類があると教えた方が、わかりやすいと思います。
http://www.geocities.jp/niwasaburoo/03keiyousi.html
ご参考までに、国文法の基本について書かれたサイトです。
http://www.f-izumi.com/~bk8s-sndu/bunpou.html
外国人に日本語を教えるのであれば、日本人が学校で学ぶ上記の国文法より、下記のような「日本語教師」のハンドブックが教える方も、教わる方もわかりやすいかと思います。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757404697
http://www.nihonmura.com/ja/amazon/feed.cgi?Operation=ItemLookup...
ご質問の、な や だ は、助詞や前置詞のように、単語に付くのでは
なく、単語の活用による語尾変化です。英語単語の複数形とか過去形
で語尾が変化するのと似たものです。
で、なぜ同じような修飾語なのに、な と だ が違うかというと、
形容詞と形容動詞の差です。
・きれいな花 きれいだ という形容動詞の連体形
・きたない花 きたない という形容詞の連体形
・きれいだから好き きれいだ という形容動詞の終止形
・きたないからキライ きたない という形容詞の終止形
です。日本語を母国語とする方なら、○○○○花、と続けて言う時、
きたない とか うつくしい と「い」が付けば、形容詞
真っ赤な とか きれいな とか「な」が付けば、形容動詞 と区別することが
出来ますが、どれがどの品詞であるかは、日本語を母国語としない方には、
覚えていただくしかないと思います。ただ、日本語の文法自体は例外が少な
く規則的なので一度ちゃんと学習されるとよいかと思います。
参考:ごめんなさい、小学生向け というのは見つけられませんでした、
国文法は中学で習うんですね。
http://www.f-izumi.com/~bk8s-sndu/bunpou.html
上記の形容詞と形容動詞のページ。http://www.f-izumi.com/~bk8s-sndu/bunpou9.html
別の参考
上の方々が長く解説なさっているので、シンプルにお答えします
日本語の動詞や形容動詞、形容詞には、活用というものがあり、
●行●段活用-○○形という形で、語尾が変化します
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%B4%BB%E7%94%A...
コメント(4件)
まぁ普通は、日本語の文法なんて、
小学校の国語の時間にあるかないかだからなぁ。
#僕が文法の副読本が好きだったのは、多分本質的に理科系だから。
国文法ですが
中学1年のときに、週1回授業があったと思います。
先生のキャラが良かったこともあって
結構好きな授業でしたね^^
形容動詞は中国語由来の言葉です。きれいもまた「綺麗」という言葉です。たまたま語尾が「い」で終わる単語なので口語形容詞の活用と混同しやすいのでしょう。
一方、形容詞は古来から日本語に存在していたものです(語義は変化していますが)。
質問の例に従って確かめてみると
○きたない→きたなし
×綺麗→綺麗し
×きたない→きたないなり
○綺麗→綺麗なり
というわけですが…何が中国語由来で何が古来から日本語であったのかはすでに曖昧になってきていますね。
とりあえず漢字に変換することでしょう。