理屈パズルを作ってみました。
字数が500字を超えていますので、以下のURLをご覧になってください。
http://www.nurs.or.jp/~lionfan/rikutsu_puzzle7.html
みなさまの回答は、9/30(土)もしくは10/1(日)にオープン予定です。
なお、理屈パズルのルールはこちらをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20060715
steeliron様に、バグチェックでご支援頂きました。有難うございます。
バグチェック掲示板の皆様にも御礼申し上げます。
始めのママとのやりとりから、
1、いい子供は夜8時から朝まで寝ないといけない
2、そうしない子は悪い子供
3、悪い子供は乱暴な言葉を使う
これをふまえて、
絵本「しゃぼんだま」を読んでもらったところから。
「しゃぼん玉飛んだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた」
B美「どうしてお屋根まで飛んじゃったの? 台風でも来たの?」
ママ「B美、『屋根まで飛んだ』っていうのはね、
『しゃぼん玉も屋根も飛んじゃった』ってことじゃないの。
『しゃぼん玉が屋根の高さまで飛んだ』っていう意味よ」
B美「ふうん」
(言葉足らずね…始めのしゃぼん玉は屋根の高さまで飛んでからこわれて消えたのか。)
「しゃぼん玉消えた 飛ばずに消えた
生れてすぐに こわれて消えた
風 風吹くな シャボン玉飛ばそ」
B美「どうして今度のしゃぼん玉は飛ばなかったの?」
ママ「風が吹いていたからよ。風が吹いた日には、しゃぼん玉を飛ばすことができないの。
だから絵本の子供は、『風よ、吹くな』って祈ったのね」
B美「ふうん」
(このしゃぼん玉は風が吹いたからこわれて消えたのか。
この日は風が吹いていて、しゃぼん玉を飛ばすことができなかったのね。)
「しゃぼん玉飛んだ 屋根より高く
ふうわりふわり つづいて飛んだ」
B美「あ! 今度のしゃぼん玉は飛んだんだ!」
ママ「そうね。絵本の中の子供も本当にうれしそう」
B美「ねえママ、さっきの屋根の高さまで上がって、こわれちゃったしゃぼん玉を、この絵本の子供はいつ吹いたのかしら?」
ママ「ん? 今のしゃぼん玉の、ちょっと前くらいよ」
B美「『ちょっと』って?」
ママ「どうでもいいじゃない」
B美「よくない。教えて」
ママ「ええっと、じゃあ、3分よ」
B美「そう、わかった」
(今度のしゃぼん玉は消えずに飛んで行ったということは、次の日は風が吹いていなかったということね。でも始めのしゃぼん玉を吹いた時から3分しかたっていないなら、この子は真夜中にしゃぼん玉を飛ばしているのね。びっくりしたわ。この子、悪い子供なんだわ。)
「しゃぼん玉いいな お空にあがる
あがっていって かえってこない」
B美「いいしゃぼん玉は、お空にあがるのね」
ママ「そうよ」
B美「お空にあがったしゃぼん玉は、かえってこないのね」
ママ「そう」
B美「しゃぼん玉がお空にあがるのに、どれくらいかかるの?」
ママは首をかしげた。
ママ「B美は妙なことを気にするのね。そうねえ、1分よ」
B美「ふうん」
(1分の間に空にあがって、かえってこないのがいいしゃぼん玉か。さっき消えてしまったのは悪いしゃぼん玉なのね。)
「ふうわりふわり しゃぼん玉とんだ」
そして絵本にはたくさんのしゃぼん玉に囲まれ、
明るい光の中でニコニコしている子供が描かれていた。
ママ「はい、おしまい・・・B美、この絵本、面白かった?」
B美「とっても! でも、ママに聞きたいことがあるの」
ママ「なあに?」
B美「この絵は、絵本の子供が最後にしゃぼん玉を吹いたときから、どれくらい後の絵なの?」
ママ「もう、どうしてB美はそんなことが気になるの? ええっとね、2分後よ」
B美「ありがとう」
(2分たってるのに、このしゃぼん玉は飛んでいってないのね。悪いしゃぼん玉なんだわ。)
ママ「ねえ、この子供は、どこにいるんだと思う?」
B美「家の中に決まってるじゃない!」
ママ「どうしてそう思うの?」
B美「明るいもん」
ママ「でも家の中じゃあ、しゃぼん玉がお空に上がれないでしょ?」
B美「お屋根に穴が空いてるか、お屋根にある窓が開いてるんだと思う」
(だってこのしゃぼん玉を飛ばしているのは、真夜中よ。外だと真っ暗じゃないの。この子は家の中から外に向かってしゃぼん玉を飛ばしているんだわ。)
ママ「じゃあB美、この子供は、なんて言ってると思う?」
B美「あんまり言いたくないんだけど」
ママ「え? どうして?」
(だって…今この子は悪い子供よ!?乱暴な言葉を使っているはずだわ。しかもまわりには悪いしゃぼん玉がたくさん…顔ではニコニコしてても、怒っているんだわ。)
B美「言っても大丈夫なのね?」
ママ「もちろんよ。言ってちょうだい」
(しかたないなあ。じゃあ、こんな感じかしら…)
B美は大きな声で叫んだ。
B美「この腐れしゃぼん玉どもがー!」
ママ「だめです! 子供は夜の8時から朝まで、ずっと寝てなくちゃいけません」
ママ「それを守れない子供は、悪い子供です」
ママ「悪い子供は、乱暴な言葉を使うものよ!」
から、
「夜の8時から朝までずっと寝ていない子は悪い子」
「悪い子供は乱暴な言葉を使う。」
ということになる。
「しゃぼん玉飛んだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた」
では絵本の少年はまだ乱暴な言葉を使っていないが、
「風 風吹くな 」から、子供は乱暴な言葉をはいているので、悪い子になった。つまり、8時をすぎたんだとB美は思った。
またそれから3分→2分あわせて5分しかたっていないので、最後の絵は8時5分である。だから、絵本の子供は悪い子なので、乱暴な言葉で「この腐れしゃぼん玉どもがー!」 といっている。
では、なぜ腐れシャボン玉なのか?
B美「いいしゃぼん玉は、お空にあがるのね」
B美「お空にあがったしゃぼん玉は、かえってこないのね」
ママ「B美は妙なことを気にするのね。そうねえ、1分よ」
から、「いいシャボン玉はお空に上がって帰ってこない。」
「お空に上がるのに1分かかる」
ことがわかる。しかし、最後の絵のシャボン玉は吹いてから2分たっているのに絵本の少年のまわりにふわふわしている。
いいシャボン玉はお空に上がって帰ってこないはずだから、このシャボン玉は悪いシャボン玉ということになる。
だから、少年は腐れシャボン玉どもがー!!とののしっている。
悪い子の絵本の少年は悪いシャボン玉に
「この腐れしゃぼん玉どもがー!」
といっているとB美はおもった。
*B美が「この腐れしゃぼん玉どもがー!」 といったときは、シャボン玉の話が長引いて8時をまわってしまったのかな?
jelousy1002様、回答ありがとうございます。
「風 風吹くな」は、別に乱暴な言葉遣いではない、というのがこちらの想定でした。
風が吹いた「日」は、というのは、24:00を過ぎれば別の日になるので・・・というのがこちらの考えていた答えです。
つまり時刻は24:00付近になります。
あとはご回答のとおりです。慧眼です。ありがとうございました。
steeliron様の理屈パズルを見逃してちょっとショックな私…。
気を取り直してlionfan様のを。
1)夜の8時から朝までずっと寝ていない子供は悪い子である。
2)悪い子は乱暴な言葉を使う
3)風が吹いた日にはしゃぼん玉を飛ばすことができない
4)風が吹いたことによりしゃぼん玉を飛ばせなかったその次に吹いたときには、しゃぼん玉を飛ばすことができた。
5)このことから、4)の時点では「風が吹いた日」ではなくなっている。つまり、3)と4)の間で日付が変わっている。
(または、3)と4)はまったく別の日だが、「風が吹かない日」はありえないので、4)は日付が変わった瞬間に吹かれた(風が吹いたという記録がないうちに吹かれた)しゃぼん玉であった)
6)よって、しゃぼん玉を吹いているこの子は真夜中に起きていることになる。
7)真夜中に起きている子は悪い子で、乱暴な言葉を使う。
8)この腐れしゃぼん玉どもがー!
うーん、いくつかの情報を使わずに悪い子になってしまいました(^^;
いえいえ、主要なところはきっちり押さえています。
なぜ「悪いしゃぼん玉だ」と絵本の子供が断言できたのか、の説明がないですが、それは簡単ですので省略したということでしょう。
ありがとうございます。正解です。
始めのママとのやりとりから、
1、いい子供は夜8時から朝まで寝ないといけない
2、そうしない子は悪い子供
3、悪い子供は乱暴な言葉を使う
これをふまえて、
絵本「しゃぼんだま」を読んでもらったところから。
「しゃぼん玉飛んだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた」
B美「どうしてお屋根まで飛んじゃったの? 台風でも来たの?」
ママ「B美、『屋根まで飛んだ』っていうのはね、
『しゃぼん玉も屋根も飛んじゃった』ってことじゃないの。
『しゃぼん玉が屋根の高さまで飛んだ』っていう意味よ」
B美「ふうん」
(言葉足らずね…始めのしゃぼん玉は屋根の高さまで飛んでからこわれて消えたのか。)
「しゃぼん玉消えた 飛ばずに消えた
生れてすぐに こわれて消えた
風 風吹くな シャボン玉飛ばそ」
B美「どうして今度のしゃぼん玉は飛ばなかったの?」
ママ「風が吹いていたからよ。風が吹いた日には、しゃぼん玉を飛ばすことができないの。
だから絵本の子供は、『風よ、吹くな』って祈ったのね」
B美「ふうん」
(このしゃぼん玉は風が吹いたからこわれて消えたのか。
この日は風が吹いていて、しゃぼん玉を飛ばすことができなかったのね。)
「しゃぼん玉飛んだ 屋根より高く
ふうわりふわり つづいて飛んだ」
B美「あ! 今度のしゃぼん玉は飛んだんだ!」
ママ「そうね。絵本の中の子供も本当にうれしそう」
B美「ねえママ、さっきの屋根の高さまで上がって、こわれちゃったしゃぼん玉を、この絵本の子供はいつ吹いたのかしら?」
ママ「ん? 今のしゃぼん玉の、ちょっと前くらいよ」
B美「『ちょっと』って?」
ママ「どうでもいいじゃない」
B美「よくない。教えて」
ママ「ええっと、じゃあ、3分よ」
B美「そう、わかった」
(今度のしゃぼん玉は消えずに飛んで行ったということは、次の日は風が吹いていなかったということね。でも始めのしゃぼん玉を吹いた時から3分しかたっていないなら、この子は真夜中にしゃぼん玉を飛ばしているのね。びっくりしたわ。この子、悪い子供なんだわ。)
「しゃぼん玉いいな お空にあがる
あがっていって かえってこない」
B美「いいしゃぼん玉は、お空にあがるのね」
ママ「そうよ」
B美「お空にあがったしゃぼん玉は、かえってこないのね」
ママ「そう」
B美「しゃぼん玉がお空にあがるのに、どれくらいかかるの?」
ママは首をかしげた。
ママ「B美は妙なことを気にするのね。そうねえ、1分よ」
B美「ふうん」
(1分の間に空にあがって、かえってこないのがいいしゃぼん玉か。さっき消えてしまったのは悪いしゃぼん玉なのね。)
「ふうわりふわり しゃぼん玉とんだ」
そして絵本にはたくさんのしゃぼん玉に囲まれ、
明るい光の中でニコニコしている子供が描かれていた。
ママ「はい、おしまい・・・B美、この絵本、面白かった?」
B美「とっても! でも、ママに聞きたいことがあるの」
ママ「なあに?」
B美「この絵は、絵本の子供が最後にしゃぼん玉を吹いたときから、どれくらい後の絵なの?」
ママ「もう、どうしてB美はそんなことが気になるの? ええっとね、2分後よ」
B美「ありがとう」
(2分たってるのに、このしゃぼん玉は飛んでいってないのね。悪いしゃぼん玉なんだわ。)
ママ「ねえ、この子供は、どこにいるんだと思う?」
B美「家の中に決まってるじゃない!」
ママ「どうしてそう思うの?」
B美「明るいもん」
ママ「でも家の中じゃあ、しゃぼん玉がお空に上がれないでしょ?」
B美「お屋根に穴が空いてるか、お屋根にある窓が開いてるんだと思う」
(だってこのしゃぼん玉を飛ばしているのは、真夜中よ。外だと真っ暗じゃないの。この子は家の中から外に向かってしゃぼん玉を飛ばしているんだわ。)
ママ「じゃあB美、この子供は、なんて言ってると思う?」
B美「あんまり言いたくないんだけど」
ママ「え? どうして?」
(だって…今この子は悪い子供よ!?乱暴な言葉を使っているはずだわ。しかもまわりには悪いしゃぼん玉がたくさん…顔ではニコニコしてても、怒っているんだわ。)
B美「言っても大丈夫なのね?」
ママ「もちろんよ。言ってちょうだい」
(しかたないなあ。じゃあ、こんな感じかしら…)
B美は大きな声で叫んだ。
B美「この腐れしゃぼん玉どもがー!」
おお、完全な答えです!! おみごとでした。
これから急ぎの用事で外出し、夜まで帰ってこないのですが、leibe-katz様の答えでパーフェクトの正解です。
あとのこちらの想定している回答をアップしますが、待てないという方、leibe-katz様の答えがそのまま正解です。ありがとうございました!!
おお、完全な答えです!! おみごとでした。
これから急ぎの用事で外出し、夜まで帰ってこないのですが、leibe-katz様の答えでパーフェクトの正解です。
あとのこちらの想定している回答をアップしますが、待てないという方、leibe-katz様の答えがそのまま正解です。ありがとうございました!!