http://www.aka.ne.jp/~deguchi/hobby/radio/
TBSはTV放送と中波ラジオ放送の両方を放送していますが、東京のTVを四国で受信というのはちょっと考えにくいので、ここは中波ラジオ放送の受信を前提に回答させていただきます。
まず受信の可能性ですが、これは夜間であれば電離層反射が使えますので、混信さえなければ十分いけると思います。TBSラジオの出力は100kWと大きく、またTBSの954kHzは国内他局との競合がありません。隣接に945kHzのNHK徳島、963kHzのNHK松島がありますが、ある程度分離の良いラジオなら気にならないでしょう。
さて、受信に必要なアンテナですが、954kHzの波長は約314mですから、これの1を含めた整数倍か1/4か1/2の長さの電線をびろーんと張れれば一番効率の良いアンテナになるわけですが、この手の低い周波数では、アンテナの長さはかなりいい加減でよく、受信アンテナの場合はさらにいい加減で大丈夫ですので、身近な物で数百メートルのアンテナ線に使えそうな物として、まずは電話線をアンテナに流用してみてください。
アンテナ端子の付いているラジオなら、電話のモジュラージャックにコードを差し込み、コードの適当な線を、数百PF~.001μF程度のコンデンサを介して、ラジオのアンテナ端子に接続します。
あるいは適当な電話機器の金属部分から線を引っ張ってきて、それをラジオのアンテナ端子に接続しても、けっこういけます。
アンテナ端子の無いラジオの場合は、長いモジュラーコードを用意して、それでラジオをぐるぐる巻きにしてみてください。巻く方向は、内蔵のバーアンテナの向きに依存します。あまり効果がないようでしたら、90度違う向きに巻いてみてください。
ただし、電話線をアンテナ代わりに使うと、デジタル機器のノイズを受ける可能性があります。この場合は感電に注意しながら、電灯線を使ってみてください。電灯線をアンテナ代わりに使う場合は直結は危険なので、テーブルタップを用意して、そのコードのビニール被覆の上からエナメル線などをぐるぐる巻いて、そのエナメル線をラジオに接続してみる方法を試してみてください。これなら電気的には絶縁されていますから安心です。
おそらくTBSは出力が大きいですから、そんなもので聞こえると思います。増幅器などは特に要らないはずです。
私の所は関東南部ですが、出力20kWのラジオ関西が、テーブルタップにエナメル線巻きアンテナで、夜間には良く聞こえています。
http://www2.odn.ne.jp/~aag56520/www2.odn.ne.jp/mizuho.htm
ちなみにこういった形のループアンテナもありますが、室内に置けるような小型の物はラジオ内蔵のバーアンテナとたいして感度の違いはなく、本格的な遠距離受信用に作るとすれば、数十~数百メートルのワイヤーを使った巨大な物になります。
深夜の時間帯の放送であれば(昼間は難しい)TBSは送信電力も大きいので比較的、容易に受信出来る筈ですが、
(恐らく屋外に比較的大きいラジオを持って出るか、カーラジオ等
であれば、そのまま受信出来る筈)
鉄筋の建物で室内で受信するのであれば、
ラジオにアンテナ端子もしくは、ロッドアンテナの端子に触る等してAMの受信感度が上がるようであれば
可能であれば、屋外に10m程度の銅線を張ってみるのが良いと思います。
(アンテナ端子が無くても、銅線の端をラジオに巻きつけると
効果のある場合もあります。)
受信アンプ内蔵のものといっても、結局はアンテナ次第なので、
受信出来るか、出来無いかといった感じだと、思った程の効果は無いと思います。
一応受信出来るけど弱いとか、そういう程度ならば改善可能だと思います。
木造の建物であれば、ノイズを発生する可能性のあるものを
なるべく離したり使わないようにすれば、それだけでもそこそこ
受信出来る筈です。
例えばパソコン、TV、ビデオデッキ等・・・。
以下のサイトも参考になりますので、見てみて下さい。
http://www.oyakudachi.net/amradio/amradio_top.htm
http://www4.plala.or.jp/doi-ban/enkyori/links.html
ここを参考にしてみたらどうでしょうか?
http://tvdx.hp.infoseek.co.jp/ru-pu.html
私も似たようなモノを作って大分でTBSラジオを聴いていました。
冬はスポラディックE層も発生するのでチャンスですよ!
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