URLはBLOOMBERGのクロスレート表です。
http://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies/fxc.html
クロスレートとは、平たく言えば、通貨間の交換レートのうち、主要な取引以外の交換レートのことです。
例を出しましょう。
通常為替の取引は基軸通貨ドル、ユーロをベースに取引が行われてます。具体的には、ドルースイスフラン、ドルーポンド、ドルー円などです。
ポンドー円というのは、実際には取引がほとんどされておらず、ドルーポンド、ドルー円の取引の合成になります。
URLを開いてください。
ポンドー円は10/10 22時時点で、221.9343です。
これは、正確にはドル円:1ドル=119.625円とドルポンド=1.8552の掛け算となります。
この例の場合、ポンド円がクロスレートとなります。
よって、もっとアバウトに言えば、対ドル・対ユ-ロ以外の為替レートと言って差し支えないでしょう。
次に住宅ローン金利と為替の関係ですが、住宅ロ-ン金利に限らず、市中金利が上昇すると、教科書的にはその国の為替は高くなります。
これは、日本が低金利、米国が5%程度の金利の中、高金利を求めての外債投資(ドル買い、円売り)が続いていることからも、理解できると思います。
住宅ローン金利のみについて考えると、最近の米国は変動金利での住宅ローンも4割程度を超えているため、住宅ローン金利の上昇の悪影響を受けやすい状況にあります。その場合の波及経路を簡単に言えば、住宅ローン金利上昇⇒ローン負担増⇒個人消費減少⇒景気悪化⇒金利低下⇒通貨安(ドル安)といった感じでしょうか。
http://www.tokyoin.com/forex/basics/basic27.htm
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=...
簡単に言えば計算上のレートがクロスレートです。
外為取引における交換レートは実際の売買が行われる
マーケットで決定されます。
しかしマーケットが無いあるいは小さい通貨では
レートが出ませんので売買のあった通貨(ほとんど米ドル)の
レートを基にして算出することになります。
日本の通貨は日本円です。
そして日本円は世界の市場ではローカル通貨です。
そこで米ドルと日本円のマーケットでのレートと
米ドル対ユーロ、米ドル対イギリスポンドなどのレートを
組み合わせて計算して
ユーロ対日本円、イギリスポンド対日本円のレートなどを決めます。
この場合、ユーロ対円、ポンド対円はクロスレートです。
しかしながら、日本円を主体にしてみた時に
外貨と外貨の交換レートをクロスレートと言いますので
ややこしくなります。
これは日本では外貨のレートを自国通貨建てであらわして
います(1米ドル=119円)ので銀行の会計処理や
システムも円を介在させています。
ですので、例えば 1米ドル=○○イギリスポンド という
取引を処理をしようとすると円を介在して会計処理することに
なります。これをクロス取引といってそのレートをクロスレートと
いっているのです。
円を介在させない会計処理、他通貨会計処理(外貨を外貨のまま
評価)が一般化すればこの辺りの混乱はなくなっていくと
思うのですが。
①外国為替というのは通常のレートはいったん日本円に変えてから行うのですが、クロスというのは、例えばユーロからUSドルにダイレクトにチェンジする際のレートをいいます。一旦日本円を通すと2回分為替手数料がかかるので、クロスを使うとその分安くなります。大口の決済等で使うものです。
②それから、アメリカは今は高金利なので、世界からその中でも低金利の日本からは金利が上がるとお金があつまりその結果円安ドル高となります。その逆で、アメリカの金利が下がると円高ドル安になります。
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