私が通っている大学では、査読付き学術論文が3本以上ないと、博士号を取れません。今まで修士のときは、電子情報通信学会全国大会や画像電子学会研究会などで発表していましたが、これからはこういうところではなく、「論文」と呼ばれるものが求められますよね?
これからはどういう場で発表していけばよいのでしょうか?
またそれらは複写できるんでしょうか?
論文を3本以上、ということであれば学会誌への投稿3本以上でしょうね。
単に3本(得体の知れない自称「学会も含め)なのか、学会誌にもある程度のレベルが求められるのかは学位をくれる教授次第だと思いますが…。
いずれにせよ、論文を書く→先生方(助教授、教授など)に見てもらう→査読をしてもらう、の順になるでしょうから、論文のでき次第で教授たちに投稿する雑誌もアドバイスしてもらえるでしょう。
「論文投稿」と「学会発表」はあまり関連性がありません。
最後の文章の「またそれらは複写できるんでしょうか?」はちょっと意味がわかりませんでした、すいません。
もし、同一論文を複数雑誌に投稿してカウントされるか、ということであれば不可能です。
http://www.jsfe.jp/journal/journal2.htm
例)日本食品工学会の雑誌投稿規定。2.1に
原著論文は,他の学術刊行物に未発表のもので,独創的研究で,価値ある事実,データや結論,新しい測定技術の開発,物性値の収集・評価・推算に関する新しい知見を含むものとする.
とされています。
査読付き論文3本以上とありますが、
大学によっては、査読有り国際会議2本で、論文1とカウントしてくれる所もあります。
といっても、国際会議6本では当然のように無理ですが、
あくまで補足程度に加味してくれる場合があるという事です。
全国大会や研究会で何十本発表をしたところで、
博士号に結びつく事はあり得ないですが、
研究を進めて行く上では重要な事なので、
国内外の発表には行くべきです。
学会雑誌などに投稿することが必要だと思います。
和文雑誌であれば、「各学会HPの論文投稿について」(下記URL参照)というページに詳細の記載があると思います。
投稿後、①採用、②修正後再投稿、③不採用などの返事が返ってきますので、
②の場合は、採用の返事が来るまで、修正後再投稿を繰り返す。
③の場合は、他雑誌に投稿する。
という手順を一般的に踏みます。
各雑誌には、自身の論文内容との相性、およびレベル(インパクトファクターなど)
がありますので、教授と相談のうえ、投稿先を決めるのがよいでしょう。
レベルにこだわらなければ、どこかには採用されると思いますので、頑張ってください。
複写についてですが、「同内容を複数雑誌に投稿する」という意味
でしたら、二重投稿になりますので、倫理上不適切ですし、禁止されています。
学会での発表でしたら、カウントされませんので、学会で発表し、
同内容を雑誌に投稿することは可能です。
電子情報通信学会投稿方法について���e�̃y�[�W
以前にも回答させて頂きました。がんばっておられるようですね。
さて、学会発表と投稿論文は、原則として関係がありません。
ただ、学会で座長をするほど、学会で権威のある人が、論文の査読をする場合が多いのは当然です。
となると、発表を多くして、座長や権威のある人から質問をもらえるようになる(=興味をもってもらえる)と、関係する論文を投稿したとき、「ああ、あの人ね~」と思ってもらえることが多々あります。
匿名で投稿しても、内容や引用などから、わかる人にはわかるものです。
とはいえ、研究室の教授も同じ分野だと考えると、学会で権威のある人たちの一人と考えることはできるでしょう。
となると、やはり、投稿する前に教授の目を通しておくのが無難だと考えられます。じゃないと、もめる元ですから。
あと、複写できるかどうかですが、
まず、論文をファーストオーサーで投稿するためには、その学会の会員になる必要があります。となると、自動的に学会誌は送られてくるはずですので、出すと決めた学会のは入手できるでしょう。
次に、通っておられる大学の図書館で購入していませんか?もしくは、関連する研究室が購読していませんか?
あと、大きな大学の蔵書検索をオンラインでやってみて、ありそうなら、通っている図書館を経由して借りる方法もあると思います。大学同士の連携なども関わるので、試してみる価値はあると思います。
たとえば、東京大学の検索はこちら。
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/basic-query?mode=2
いろいろ大変でしょうが、これからもがんばってください。
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