敗者の屁理屈 ~ 反論する男はモテない ~
「オレに惚れるような女に、オレは惚れられたくない。オレの入れるよ
うな大学に、オレは入りたくなかった」高校後輩に“贈ることば”より。
「私の入れるようなクラブに、私は入りたくない(Marx, Groucho Julius)」
モテる男には、これという秘術があるわけではない。
モテたことのない男が、いくら知りたがっても教えることはできない。
かつてモテたことのない男が、何かの拍子にモテはじめた実例もない。
しかしながら、モテる男もモテない男も、どうしたらモテるかを議論
する権利は残されている。そのような議論の記録は、モテない男だけが
読みふけり、モテる男女や、モテない女たちは、決して読もうとしない。
(↓蛇足=モテモテ入門)
http://q.hatena.ne.jp/1066371679#a33758
http://q.hatena.ne.jp/1148282822/12811/
http://q.hatena.ne.jp/1160553892#a619196
序説グー・チョキ・パワー概論
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060201
白昼夢 ~ インテリ女性にモテる手順 ~
http://q.hatena.ne.jp/1157199061#a599988
最後の客 ~ わけあり女たち ~
私は、「モテる」ということそのものについての疑問という問題提起をしています。
>オレに惚れるような女に、オレは惚れられたくない。
これについてはちょう同意です。狩りが一番楽しいです。
スケールフリーネットワークやべき乗則をご存知ですか。
男女の性的関係
* ほとんどが生涯に数人としか性交渉を持たない一方で,ごく一部は100人を超える相手と関係する。 AIDSや性感染症の感染率自体が低くても、この性的関係の分布がべき乗に比例し、ネットワークとしてスケールフリーになるために、感染が広まりやすくなってしまう。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b9%a5%b1%a1%bc%a5%eb%a5%d5%a5%...
p(k) ∝ k^(-γ)
人間の性的関係のネットワークのべき指数は3.2~3.4(Liljeros et al.,2001)
このように男女の関係においては少数のもてもての人(ハブ)と多数のもてない人(シングルノード)に分かれます。
スケールフリーネットワークが構成されるためには以下の条件が必要です。
ノードが増え、ネットワークが成長している
ノードは好きな(有用な/有名な)ノードを選んでリンクする
このことから一つの仮説が導かれます。
もてる(彼女が多い)人ほどもてる
つまり、普段から「彼女がいない」と宣伝している人はそれだけで敬遠されてしまうわけです。
普段からたくさんの女友達と遊んだりしている人ほどもてるし、彼女の有無を聞かれてもあやふやにして答えないという戦略がここから導かれます。
以前調査した結果を参考までにリンクします。
http://q.hatena.ne.jp/1161320566
もてもてになりたいのであれば、ある集団において女性から見て他の男性より良いと判断されれば多くの支持を集めるでしょう。
簡単に言えば、ある集団において2割の男性は8割の女性の支持を集め、8割の男性は2割の女性の支持を集めるわけです。
モテ・非モテ論争が多いですが、観念的な討論が多いので堂々巡りになり、お互いの反論がただの水掛け論になっていることが多いです。
数学的モデルに基づいたモテ・非モテ理論を提示してみました。
これはなかなか論理的で面白いです。
>もてる人ほどもてる
そのとおりだと思います。
私は高校時代に数学で0点取った人間なので数式はわかりませんが、論旨は大変興味深いです。
どういう奴がもてるのかもてないかを基本から研究してください。
まずそこからでしよう。難しい言葉を並べても前には進めません。
俺の研究によるとあなたのような奴はもてません。
ネタということで、該当エントリの意見を「論破」するやり方は色々あるのだろうと思いますが……
id:honestaholicさんが該当エントリとその「p.s.」で書かれているように「きれいな女もきたない女も幼稚園児もおばはんもオールオッケー毎日いれぐいとかいう男の中の男」みたいな人はほとんどいなくて(いたとしても極めて稀でそんな奴がいたらすごい、というのが該当エントリとその「p.s.」の趣旨だと解釈しました。ヒント?)、当然各人によって「モテ」てもそれが「オッケー」であるかどうかの基準は分かれるところである、というのが通常でしょう。
したがって、感情的な修正を加えて「モテる」ということを説明するなら、ただ「不特定多数の異性から恋愛感情を持たれる」ことではなく、「もし何らかのきっかけがあって付き合ったりすることになってもそうなるのにやぶさかではないような不特定多数の異性から恋愛感情を持たれる」ことであり、該当エントリの場合前提が間違っているので、それ以降の議論は成立しない。
としてしまうのが「論破」の仕方としてひとつアリなんじゃないかなと思いました。どうでしょうか?
(面白いこと書けなくてすいません。)
なるほど、それはもちろんそうです。でもその場合は論述の根拠になる、「モテる」ということの定義が異なるので土俵が違うんじゃないかな?
世界というのはすべてピラミッド型であるからして、大量のいい女に好かれるということは同時にそれよりも遥かに大量のよくない女に・・・うえっぷ
これはあくまでネタ、ジョークとなっているから、大きな度量で読んで戴きたい。勿論、これは質問者に対する個人攻撃でもなく、
シャレでの論破である事も承知しておいて戴きたい。
少し厳しく書くと、これは論ではない。論として成立していない。
第一に論拠と成るものがない状態でいきなり、
「だいたい「モテる」というのは「不特定多数の異性から恋愛感情を持たれる」ということだよね。もちろん厳密には違うけど、感情的な修正を加えるとおおむねこのくらいが的確な説明になるはずだ。」
と書かれても、語義矛盾である。
正しくは、「私見に拠れば・・と思われる」と書かなければならない。
何故ならこれはただの自分だけの考えであり、科学的な事実ではなく、公論、つまり公に認められた一般常識でもない。
定義なしにモテると書いた場合、恋愛感情なしに異性に好意を持たれる場合もあり、同性にモテるという場合もあろう。正しく定義した上で言葉を用い、私見であればそう書くべき所を、事実であるかのように、叙述してしまっている。
これは論としては明らかに致命的な欠陥であると思われる。
その後も結論を証明すべき、事実や数式なども無く、己の考えをただ綴っている。これは「モテる」と言う事にかんする感想文であり、論ではないと結論せざるを得ない。
と、文字通り論破してみました。
あくまでシャレです。質問者氏の知能とか、人格に対する攻撃ではありません。
仰ってることは間違っていません。というか、
>もちろん厳密には違うけど
と私自ら釈明しているので、そのままです。
それを指摘されているだけで、それ以上の論理展開がなされていません。
あなたが言及した酒井冬雪さんというのは、もともとオタクのもてない男性を啓発する記事でキャリアを築いてきた方です。
この記事もその流れのひとつです。
オタクのマイナスイメージのひとつは、アナタのような開き直りにより生まれたものです。冬雪さんの論旨にあるとおり、開き直って身なりに気を使わない男性は、ともすれば、目的とする1つの的にさえ当てられないものなのです。
あなたが自分の狙うひとつの的を当てる方法をよく知っている人、当てた手ごたえを持っている人なら、この反論は的外れでしょうが、「一生の必要な時期にだけ、偶然だよりにでも的を当てればいい」というのは「勝てば官軍」的な意味での正論ではありますが社会学的真ではありません。
当てた的を持っている人なら、比較論や的自身からの助言(「あなただけはおじさんにならないで欲しい」)でその後も当てる能力を維持することができるのです(別れ話離婚死別などを考えれば、一旦得た能力を完璧に捨て去ることは有利な策ではありません。サービス業にも役立つ能力ですし、できれば捨てないほうが得なのです)。これは「あなたよりステキな人」がどんどん増えて減りにくいということを意味するのですから、当てたことのない人が当てられる的は人口論的にみても比較論的にみてもどんどん時間の経過とともに少なくなるのです(このたとえ話では的も当たりたい矢の種類を選べることをよく考えてください)。
努力をせずとも、いつか的が自動的に目前に現れると思っている人に対する警鐘を冬雪さんは室井カテゴリに入れられてでも鳴らし続けていらっしゃるのでしょうね。
簡単に翻訳すると「ええと~、まずは身なりをきちんとしてえ~、あっ身なりっていってもデパートで買った服を着るっていうだけじゃなくてえ~、あのぉ中身がよくないと(あっ言っちゃった)っていうか、ほんとに一回ももてたことがないんですかあ?どう説明したらいいのかなあ~トホホ・・」
>もともとオタクのもてない男性を啓発する記事でキャリアを築いてきた方です
プロというのは金で動いてるので信用なりませんね。ちなみに、プロの水準でなにかについてコラムを奏上したりするには、それについての深い理解が必要だと思うので、案外彼女もオタクなんじゃないかという気がします。
>オタクのマイナスイメージのひとつは、アナタのような開き直りにより生まれたものです。冬雪さんの論旨にあるとおり、開き直って身なりに気を使わない男性は、ともすれば、目的とする1つの的にさえ当てられないものなのです。
身も蓋もなく言うと、私は的の当て方を知ってるくせにオタクのふりをしているタチの悪い人間です。なので、その点の反論は残念ながら的外れです。というか、「オタク」には「モテ」はたくさんいます。あなたの文章からは「オタク」=「非モテ」という意識が伺えますが、もしそうなら、実態はそうではないです。
>努力をせずとも、いつか的が自動的に目前に現れると思っている人に対する警鐘を冬雪さんは室井カテゴリに入れられてでも鳴らし続けていらっしゃるのでしょうね。
酒井冬雪さんという人は私の視点から見て6~7割くらいは概ね的を射たことを言っているのだけどあとはけっこう変な事を言っている気がします。でも、一度も的に矢を当てたことがない人にとってはいくばくかの有意義な助言であるのかもしれません。そういう意味で彼女のコラムはまったくの無価値ではないのかもしれません。
意見を拝聴しましたが、私のブログのエントリに対して論破を行うための意見ではないように思えます。(こういう形容は失礼なのかもしれませんが)女性的な、相手の意見を明確に否定せずに自分の意見を表現する文章であるように思えます。
アナタは「自分は実はオタクではない勝ち組なのだ」と逃げ腰になっているので自ら「ちゃぶ台(前提)」をひっくりかえしたことになります。これを言わせただけでも私が論破したことになりませんか?
オタクだってモテるのはモテるでしょうね。それは知っていますが、「女がわらわら寄ってくるのがイヤでそうはなりたくない、むしろそこまでもてたくない」という観点の人について議論しているんですよね?出題範囲をいきなりずらしたいのでしょうか?
わたしがアナタの意見を脈絡なく全否定したのではなく、あなたに議論の前提がなりたっていないことを自認させたことを目的達成と捕らえたいのですが、相手の勝ちを素直にみとめられないことはあなたがオタクにしろオタクでないにしろ、私が女性にせよそうでないにせよ、結局アンフェアな行動ですよ。
焦点は、私がモテか非モテかというところではないです。
「モテる」ということを自分なりに勝手に定義した上で、そういう状況は本当に幸せなのか? と問うているのです。それに対する反論がほしいのです。
http://d.hatena.ne.jp/honestaholic/20061103#p4
以降の方は、該当の記事だけ論破してくれればいいです。宜しくお願いします。