別に同性愛を規制する、という意図はないのですが。
同性愛が社会的に容認されるようになると、
従来は「イヤイヤ」異性と婚姻していた人が、
堂々と同性と同棲(ギャグじゃないよ)し始めます。
こうなると出生率にもなんらかの影響があると思われます。
日本の成人の中で、同性愛者の比率はアバウト何%でしょうか?
特に、出生率に直接的な影響のある成人女性の同性愛者比率が知りたいです。
1%?5%?
異性愛者と同性愛者の比率は、戦争前後などの特殊な状況がなければ世界でも日本でも昔でも今でもさほど変わってない気がしますが、大雑把でいいということでもありますし、自分はこのへんで納得してます。
http://www.ne.jp/asahi/genius/loci/kitakyushu.htm
ただ、成人女性の同性愛者の割合が出生率に大きく影響するかといえば、そうでもないと思います。というのは、「子供を持ちたい」というのは伴侶を得ることとは別の欲望として存在すると考えるからです。
キャバクラ嬢など風俗系の職業で成功している人のなかには同性愛者が結構いると私は聞くのですが、実際、女性の同性愛者は割り切り方によって、男性同性愛者よりはマルチな傾向があるみたいなので、尚更そう思います。
http://www.kobe-u.ac.jp/medicalc/med33.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%A4
http://www5e.biglobe.ne.jp/~sbranch/PLNGO/next/douseiai1.htm
http://ameblo.jp/jokamachi/entry-10002809891.html
http://www.geocities.jp/seisakukenjp/p_senkyo2004/senkyo2004.htm...
http://www.ne.jp/asahi/genius/loci/najiminonaikatakisochisiki200...
同性愛の定義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%A4#.E5.AE.9A.E7.BE....
によって割合はいろいろ変りますし、調査方法によっても違いが出ますけれど、ここで問題にされているような一貫して同性のみを指向する女性同性愛者の割合は、いくつかの統計をあわせて考えると2%ほどではないかと思われます。
http://www.arsvi.com/0s/0207212.htm
(異性愛者だけど結婚したくない人、男性にも女性にも惹かれない人の法が割合としてはずっと多いのでは)
ただ、女性同性愛者が精子の提供を受けて子供を育てやすい環境が整えられれば出生率にたいした影響は出ないと思われますので、結局は社会がどう対応するかが問題でしょう。
また、今現在社会的圧力によって結婚している女性同性愛者の割合はわかりませんし、結婚しても出産する前に離婚する世帯の割合も多いのではないかと思われます。(参考:2004年の婚姻件数は72万、離婚件数は27万) 更に不確定要素を挙げれば、女性同性愛者には「同性にしか惹かれないけれど、異性と性交渉を持つことはできる(作業のようにならできる、もしくはただ寝ていれば済む、我慢すればなんとか 等)」という人もいるので、結婚していなくても子供を持っている女性同性愛者はいることでしょう。
蛇足ながら、本人が望まないのに結婚という一生を決定付けるようなことを強制する社会はあってほしくありません。毎日がいがみ合いの親の例を見て「自分は絶対に家庭をもちたくない」と思う人も私が話を聞く限りでは結構います。そこで育つ子供のためにも、夫婦(夫夫でも婦婦でも)円満な家庭であってほしいものです。
コメント(5件)
絶対異性とつきあわない子供も生まないくらいの
深い同性愛の人は、
今のような自由資本社会であれば
容認されるとされないに関わらず、
隠れて勝手に存在していたし
今後も存在すると思います。
その隠し方について云々するというなら
女性が自由に同居相手も選べないような社会があったら怖いですよ。
DV(家庭内暴力)の一種で家庭内レイプという言葉があり、
犯罪行為として認定する動きです。
私も質問の内容に、同様の意図を感じました。
少子化に女性の同姓愛がどの程度影響するかという趣旨の質問でしょうか?
結婚および子育て環境を整えれば、出生率はあがるでしょう。
家事は女がやるべきという古い意識をもつ人は、減ってきたとはいえまだまだです。
たとえ同性愛者でも、子どもは欲しいという人もいますから、「同居まで望む同性愛の女性」の人口比を調べる意味があるのかと疑問に感じます。
質問趣旨としては、現在の少子化議論の中で、
非婚化=少子化、という傾向についてはおおまかな一致を見ているのですが、
「そもそも男女が100%異性を求めている」という「前提」に立った議論を
行なっていることに「前提の間違い」があるのでは?と思った次第です。
「同性愛者」の比率に加えて、「同性も異性も好きになれない」人の比率が、
未婚率押し上げの要因になるのですが、現状の少子化議論ではその部分が
すっぽり抜け落ちている。
現代は「同性愛者」も「同性も異性も好きになれない」人も、非婚を押し通せる
(又は同性同棲を押し通せる)いい時代になりました。
かつては世間体を気にして、そういう人も異性と(意に反して)結婚していたのです。
なので、婚姻率下落のうち、2~5%程度の部分は
「意に反した結婚がなくなったことによる、喜ばしい事象」じゃないでしょうか?
「同性愛者だけど子供が欲しい」という場合に、その手立てがない、という
社会構造を何とかした方が、との意見には同感です。
特別養子縁組とかも、異性同士の「通常婚夫婦」にしか認められてませんよね?
ましては遺伝的・生殖的に子供を持つことは絶望的です。
(代理母についてすら厚生労働省は「刑事罰付禁止」を模索している現状では)