あ、お久しぶりです(^-^)
さてさて、猫ちゃんですが、まず基本として、猫は群れを作らない習性の動物であるということを知っておいてください。つまり、自分の縄張りに他の猫は入れない。そうすることによって身を守る生き物なのだということです。
ただし、一つだけ例外があり、母猫を中心とした親子と兄弟姉妹だけは同居できるんですね。猫科動物の中でこの習性を明確に持っているのはライオンだけですが、猫も特殊な状況ではこの「母系家族同居」が可能です。
さて、この予備知識を得た上で、今のryohuさんの猫ちゃんの状況を考えますと、おそらくこの一ヶ月の間に、もう猫ちゃん同士は、親子ではなくなってしまっているのでしょう。別々の場所で過ごしたことで、母猫は「子離れ」を完了してしまっているんです。一回子離れをしたら、もう親でもなければ子でもない。そう認識するのが動物です。
で、母猫としては、今度はryohuさんを「母猫」と思って、ryohuさんを中心とする「親子の群れ」を作っている「つもり」になっているはずです。飼い猫というのは、飼い主を「親」と認識するんですよ。
と、こんな二重の理由で、もう猫同士の親子関係は失われていると考えるのが妥当な状況だろうと思うんですね。
そこで新たに、
という新たな「家族関係」を作っていくことで、二匹の融和を図って行くようにしてみてください。
具体的には、まず今現在「警戒モード」中の母猫を、思い切り可愛がりまくってください。おそらく現状では、どうしても子猫の方が何かと優遇されている状態だと思うんですが、これを母猫中心に切り替えます。
とにかくいつもの10割増しくらいの愛情を注ぎまくってください。
「なんで急にこんなに待遇が良くなっちゃったの?
なんかもう、アタシってお姫様みたいじゃない?」
とご満悦になるくらいに、ちやほやしまくります。これで、子猫が来たことによって自分の身が危うくなるという警戒感が無くなってきます。
そして、何ごとも母猫優先にします。ごはんをあげるのも母猫が先。子猫に声をかける時も、まず母猫に声をかけてから。子猫のお世話をする時も、まず母猫を一撫でしてから、といった具合です。こうしていくことで母猫の優位性を確立して、子猫との間に序列を作ります。
動物というのは、野生の状態では同族間の序列が非常に重要で、時にこれは死活問題にもつながりかねません。ですから、新しい個体が入ってくると、それによって自分の序列が低下することを、ものすごく警戒するんですね。母猫が子猫を威嚇するのはそれが理由ですから、何ごとにも母猫の優位性を表してやるようにすれば、もう威嚇の必要はなくなってきます。
そういう母猫優位の下地を整えた上で、ryohuさん、母猫、子猫が同じ時間を同じ場所で過ごしていけば、すぐにryohuさんを母猫とした擬似的な姉妹関係が樹立されてくるはずです。
とにかく大切なことは、何ごとも母猫中心で行くということです。
母猫が子猫を威嚇したら、ダメーっと母猫を叱って子猫を守る。これではなかなか二匹の融和は図れません。
母猫が子猫を威嚇したら、逆にサッと母猫の方をなだめていく。これがコツです。
二匹の関係の主導権は必ず母猫が握っていきますから、とにかく母猫をうまくコントロールしていくようにしていってみてください。早く二匹、仲良くなってくれるといいですね(^-^)
(´∀`)tomさん、お久しぶりです☆
大変参考になる回答ありがとうございます。
実は、私のネコが、1匹だけ赤ちゃんを産んだんですが、
どうしても、譲ってほしいという会社の部下に、10月はじめにあげたんです。
1週間くらいは、赤ちゃんネコを探しておりました(::)
ところが、1週間前に、その部下の家でご不幸がありまして、
たくさんの訪問客に、赤ちゃんネコが過敏になっているので預かってほしいといわれたんです。
そこで預かることにしたのですが、里子に出して1ヶ月たっているので、tomさまのおっしゃるように、もう親子ではなくなってしまっているんでしょうね。
なんとか、仲直りをさせたいと思ったのですが、
明日、赤ちゃんネコをお迎えにくるみたいですので、
悩みは解消されますが、ちょっぴりさびしいですね。
ありがとうございました。
回答ありがとうございました。