「教師が悪い」「学校が悪い」「教育委員会が悪い」「政府が悪い」etc....
子供たちが自らの命を絶つという異常な事態に陥っているのに、誰もがヒステリックに攻撃の矛先を探している状態です。
「政府が悪い」と叫べば子供を救えるのでしょうか?
学校や教師を責めれば子供が安心するのでしょうか?
確かに、教育現場にも行政にも政府にも問題はあると思いますよ(それを否定するわけではないです)。ていうか、ある。
しかし、「○○が悪い!」「○○に責任があるはずだ!」と誰かを指弾するだけじゃ何も変わらないじゃないですか。
法律が変わったって、役人が変わったって、いじめがなくなるわけじゃない。
なのに、誰もが責任者探しと攻撃に執心するばかりで、子供を守るための意見なんて誰も言いやしない。
こういう現状、どうよ?
どうすりゃ子供を守れる?
何をすべき?そして、何ができる?
やっぱり、誰かを攻撃するのが最善なの?
自分にできること、皆にできること、今、皆で何をすべきか、そういう意見が聞いてみたいです。
は、こうではなかったはず。
痛みを伴う改革は、これまでも痛みを感じていた人間の痛みをより増大し、
無気力、骨抜きにした。見かけ上の平均はあがっているかもしれないが、
それはただの数字のマジックでしかない。
現代の風潮として、何かあっても、言葉をこねくり回したり、形だけの謝
罪に徹し、責任転嫁、責任逃れに終始。ほとぼりが冷めたら、舌出して笑
って、天下り。
正論で、聞こえは良くて、みんなが一律に痛みを負って、みんなが平等で
社会もよくなるはずだったのに・・・・と騙されたことに今頃気づいた。
とにかくやるせない思いを解消するのに身近にいる弱いものを叩き、身近
にいるものが他のものの手で解消されたときには、誰でもいいから都合の
いいヤツをマスコミ入れてこれみよがしに罵倒して叩きまくる。
日本人は流されやすいし、バカだと思うけど、いい加減気づいてもいい頃
だと思う。こんなことしてたら、結局最後はどこかで破綻することを。
少子化対策!!と声を上げている端から、その一翼を担う子供たちがドン
ドン死んでいっているのは、滑稽を通り越してあきれるばかり。
私は経験したこともないし、考えたくもないですが、無責任ながらこのま
まだと近い将来、日本において「戦争」に類するような混乱が起きて、リ
セットするしかなくなるような気がしています。
私たちの不満は今も蓄積されていますが、そのはけ口が見つからない。大
半は理性により消化できるのかもしれませんが、しきれずに、爆発してし
まう人が今後も増大してくることは目に見えています。そして、そのはけ
口になるのはいつも弱いモノたちです。