例えば、時速100km同士等の、相対速度0の状態で接触すると、どうなるのでしょうか。
セスナの直陸の進入速度は60ノット、130kほどのようです。この状態で荷台に乗ると、着陸したように見えます。しかしここからが問題で、通常の着陸の場合ですと、車輪のブレーキをかけ、速度のエネルギーを熱に変えて速度を落とすのですが、荷台に乗っているだけであれば、ブレーキをかけても意味がありません。
空気抵抗だけを頼りにセスナの速度を落とし、それに合わせてトレーラーの速度を落とせば、徐々にですが着陸しているように見えるでしょう。
ただやはり、最後の静止するところは、セスナにはとまる手段がないので、ちょっと困ると思います。
方法としては、荷台に着陸するやいなや、車輪とトレーラーを固定すれば、トレーラーを減速すれば無事とまることができるでしょう。
理論的には可能です。
相対速度ゼロなら、立ち止まってくっつくのと同じことです。
・
アメリカでは「プロペラ機がトラックの荷台に不時着」のニュースが報じられています。
理論的には可能だと思います。
相対速度が0であるならそのまま降下していけば着陸する事が可能です。しかし着陸後に機体を固定せずにエンジンを切るとモロに風を受けて吹き飛ばされてしまいます。
相対速度が違っている場合は、条件を以下のように設定したとき
使用機体:T-1練習機
http://www.weblio.jp/content/T-1_%28%E7%B7%B4%E7%BF%92%E6%A9%9F%...
気象:無風晴れ
着陸距離:10m
この場合はフックランディング行い、計算した結果、相対速度が時速18m以内なら着陸可能です。このときトレーラーの速度はT-1練習機の失速速度の1.3倍-相対速度(139×1.3-18)で時速162m以上で走行しなくてはいけません。
この式は飛行機の機種によって計算式は違ってくるのですべてに当てはまるわけではありません。もしかすると計算式自体間違っているかもしれないのであしからず。
可能でしょう
以前そのようなモノのスタントを見た記憶があります。
他『160キロで走行中の車に飛行機着陸』というニュースもあります。
ここのブログの中ほど参照
相対速度がゼロであれば、トレーラーサイドから見ると、ちょうどヘリコプターの着地のように、垂直に降りてくる感じになるのでしょうね。
しっかりと荷台に載ってから、ゆっくりとトレーラーが減速していけば、止められると思いますが、結局は滑走路と同じ程度の距離が必要になるのではないでしょうか。
セスナ機の重量は1tしないようです。
http://www.hokkaido-koku.co.jp/aircrafttop.htm
トラックの積載量は以下の関係のようですので、
トラックの分類 大型トラック 中型トラック 小型トラック
最大積載量 5t~20t程度 4t程度 2~3t程度
車両総重量 8t以上 5t以上8t未満 5t未満
充分に乗せられるでしょう。
パイロットは失速(セスナの失速速度108~121km/h)させたくない心理が働き、ドライバーは道路に注意を向けつつ、上と同調させなければならないというそれこそスタントレベルの阿吽の呼吸が必要ですね。
御回答ありがとうございました。御回答を受けて、新たな疑問が浮かんだのですが、トレーラーの上ではなく、例えば大型トラックの荷台部分に、後ろから相対速度時速1km程度でゆっくりと接近して中に入った場合、そのまま着陸できるものなのでしょうか・・・?
※想定しているトラックというのは、↓こういうタイプのものです。
http://image.blog.livedoor.jp/nakadima548/imgs/8/1/81d651e7.jpg