なんらかの事故で失明に至り、
医者にも回復の見込みなしといわれた
男性が、馬に頭突きされた衝撃で
視力を回復した、とのニュースがあるのですが、
・そもそもなぜ失明が起こるのか
・なぜ馬に頭突きされた衝撃で治るのか、そのきちんとした根拠
・どの程度まで回復するものなのか?
が知りたいです。
よろしくお願いします。
http://www.ananova.com/news/story/sm_2123923.html?menu=news.quirkies
失明の起こる原因は様々です。
1.レンズの役割をする水晶体や硝子体の障害(白内障など)
2.カメラのフィルムの役割をする網膜の障害(眼底出血、網膜剥離など)
3.伝達経路である視神経の障害
4.眼からの信号を認識する脳の障害(脳腫瘍、脳梗塞など)
これらのどこかが障害されると、失明(または視力の極端な低下)が生じます。
御記載のサイトの最後に Long Island College Hospitalの眼科部長である Dr Douglas Lozzaroという眼科医のコメントがのせられています。それによると、衝撃で脱臼していたレンズ(水晶体)が元に近い位置に戻ったためではないか、となっています。そうとすると、失明の原因は戦時の頭部外傷による水晶体脱臼であったのではないかと想定できます。
(水晶体脱臼についてはhttp://www.med.gifu-u.ac.jp/ophthalmology/byoki_07_02.htm)
ここでは「blindness」となっていますが、いわゆる明るさも感じない「失明」ではなく、「視力の著しい低下」と言う意味で使われているのではないでしょうか(医療専門家の書いた記事ではないので、そう言う言葉のニュアンスの違いによる正確性に欠ける情報は日本でもよく見受けられます)。そうであれば、戦争時に散弾銃で受けた傷によって水晶体脱臼が生じ、それによる視力低下が起こていたところ、馬に蹴られた衝撃で水晶体が亜脱臼の状態に戻り、視力に回復がみられた、と言うようなことなのかもしれません。そうであれば、記事の中の「視力は完全ではないが」と言う部分も理解できます。
①なんらかの原因で電源コードのタップからフラグが抜けかかって
通電しなくなったと仮定しましょう。
②この状態でタップに衝撃が加わってまた通電し始めることが考えられます。
しかしこの状態ではまたいつ通電しなくなるかわかりません。
視神経を電線に喩えれば途中の中継点も実際に存在することだし、
最初の事故で①と同じようなことが起こって失明したということはありえます。
馬と衝突した衝撃で今度は②と同じことが起こったとすればここで視力が回復したということもありえるでしょう。
今度はこの状態でしばらくすれば生体の回復力が働いて②のように不安定な状態のままではなく時間とともにより完全な状態に近づいて復旧するはずです。
実際に診断したわけではないのであくまで想像ですが。
なるほど。。。
わかりやすくて嬉しいです。
ありがとうございます。
この事例に当てはまるかわかりませんが……。
母の友人で、交通事故にあい血腫が視神経を圧迫して失明した方がいます。
事故の傷が癒えてから、血腫を除く手術をする予定だったのですが、事故から3日後、ベッドから落ちてしまい柵で頭部を強打。
その際に、血腫が破れ視神経を圧迫しなくなったため、徐々に視力が回復し、事故前の視力(眼鏡なし)まで戻ったそうです。
ちなみに血腫が破れ広がった血液は、手術なしに自然と戻すということで、経過観察になったそうです。
URLはダミーです;;
個人的な出来事なので;;
同じようなケースですね。
視力が回復するということは
ありえそうですね。
ありがとうございます。
失明の起こる原因は様々です。
1.レンズの役割をする水晶体や硝子体の障害(白内障など)
2.カメラのフィルムの役割をする網膜の障害(眼底出血、網膜剥離など)
3.伝達経路である視神経の障害
4.眼からの信号を認識する脳の障害(脳腫瘍、脳梗塞など)
これらのどこかが障害されると、失明(または視力の極端な低下)が生じます。
御記載のサイトの最後に Long Island College Hospitalの眼科部長である Dr Douglas Lozzaroという眼科医のコメントがのせられています。それによると、衝撃で脱臼していたレンズ(水晶体)が元に近い位置に戻ったためではないか、となっています。そうとすると、失明の原因は戦時の頭部外傷による水晶体脱臼であったのではないかと想定できます。
(水晶体脱臼についてはhttp://www.med.gifu-u.ac.jp/ophthalmology/byoki_07_02.htm)
ここでは「blindness」となっていますが、いわゆる明るさも感じない「失明」ではなく、「視力の著しい低下」と言う意味で使われているのではないでしょうか(医療専門家の書いた記事ではないので、そう言う言葉のニュアンスの違いによる正確性に欠ける情報は日本でもよく見受けられます)。そうであれば、戦争時に散弾銃で受けた傷によって水晶体脱臼が生じ、それによる視力低下が起こていたところ、馬に蹴られた衝撃で水晶体が亜脱臼の状態に戻り、視力に回復がみられた、と言うようなことなのかもしれません。そうであれば、記事の中の「視力は完全ではないが」と言う部分も理解できます。
詳しいご説明ありがとうございます。
参考になりました。
詳しいご説明ありがとうございます。
参考になりました。