もともと体があまり強くなく、30台半ばを迎えた今、疲れやすく、20の無茶がでてきた感じなんです…と、そんなで、最近、滋養強壮剤をに凝っています。
20代のころはユンケルを飲んでいましたが、昨日、薬剤師さんに、ユンケルは体を
無理やり元気にさせるらしいようです。
で、進められたのが、プラセンタエキス配合の滋養強壮ドリンクなんですが、プランセンタエキス配合、というのを科学的にわかり易く、どう体に作用しているのか
気が向いたら教えてください。それと、お勧めの、滋養強壮剤、(できれば保険適用されているもの)を教えてください。
プラセンタエキスとは動物の胎盤から抽出したタンパク質(エキス)のことで秦の始皇帝の時代から漢方で多用され滋養・強壮・美容の秘薬として利用されてきました。(効果があると信じて)
しかし医学的のデータなどなく医薬品と認められていません。
あなたの飲まれているドリンク剤はカフェインなどの興奮剤やにんじんエキスなどの血行をよくする成分が入っているので一時的に活力が感じられるのです。プラセボ(偽薬-薬効がないもので薬の形をしているもの)でも効くと信じれば効果があります。
そうなんですかぁ…
プラセンタの作用は以下の作用が考えられています。
1つは細胞の活性化
細胞の呼吸を活発にして新陳代謝を高めます。また、皮膚の血行を改善し老廃物の除去がスムーズになります。真皮組織の機能が高まり、肌に張りやつやを与えます。
2つ目は創傷治癒促進作用
やけど、ケロイド、傷口をいち早く治すのではないかということが期待できます。
3つ目は抗疲労作用
疲労させにくいというマウスを使った実験結果があります。
4.肝細胞再生作用
肝細胞増殖因子が働き、肝細胞の増殖を促します。肝細胞が増えれば、代謝・解毒・排泄の全身機能を改善することが期待できます。
最後に活性酸素除去作用
活性化酸素は、過酸化脂質を生成させる老化因子のひとつです。プラセンタは活性化酸素を抑制することがわかっています。
注射の場合、一回の注射で翌日には効果がめりめりと。目覚めがよいようです。効果持続時間は、だいたい2-3日といわれています。たしかにずっと打ち続けると、アトピーがよくなったりと効果はやはりよいようです。
お肌に使用した場合も即効性のようです。翌朝の肌の張りが違うとか。。。
基本的には、副作用はないといわれているもののやはり注意が必要。
注射では、ショック、過敏症などのアレルギー的な副作用、注射部位に発疹がでたり、硬くなったりすることがあります。
飲む場合、ある本には飼い犬が誤って50錠ほど一気に食べてしまった時に何もなかったとのことの報告はありますが。。。
けっこう面白いですね!ありがとうございます。
プラセンタは胎盤です。人の胎盤は、昔から体にいいとされてきて、産後の人や助産婦が刺身で食べたりしていて、実際に、
その恩恵をうけてお肌がつるつるの助産婦さんもいた(いる)そうです。
つまり、「伝統がある」とはいえますが、
成分の解明は、タンパク質とかくらいで、まだのようです。
http://www.acsysun.co.jp/counseling/father/father.html
私なら漢方がいいと思います。
上はお父さん向け(非保険)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~toyooka-clinic/index.html
こちらはお医者さんなので保険が利きそうです
成分の分析がまだだったんですねえ
まず、私は大学時代生物学が専攻だった者で、ご指定の医薬/医療関係者ではありません事をお断りしておきます。
プラセンタは、皆さんがご指摘されている通り、胎盤の事でありまして、胎盤は古来から栄養価の高いモノとして医療に使用されてきました。これは、動物が出産後生み落とす胎盤を仲間が食べる事から始まったのだと思うのですが、胎盤が様々な栄養分~アミノ酸やミネラル分といった微量元素、核酸などを多く含んでおり、ある意味において完全栄養食品である事に由来するものと考えます。また、生命を生み出すための器官である事から呪術的な意味合いもあったのだと考えます。~秘薬などという言葉は、そういった意味です。
で、完全栄養食品とはその名が示す通り、栄養的にバランスがとれた食品であり、また動物性のもの……特にヒト由来のものであればその利用率というのは他の食品と比較しても高いものになります。疲労とは筋肉中に貯まった乳酸が処理できない~これはクエン酸が良いといわれていますが~もしくは運動によって身体の組織に生じた障害(故障)が回復出来ていない、と言う事になり、バランスの取れた栄養分はこの後者をカバーするのに有用です。
また、胎盤はそこに含まれる多種多様なホルモンの作用も期待出来ます。女性の美肌効果などはこの辺りを期待しているものと思われます。~これはエキス分にした場合除外されるそうです。確かに胎盤分解物であればホルモンは失活していると考えてよいでしょう。ただ、医療用注射剤ではエキス剤も産褥に有効とされているので、
この辺りの機序は不明。
あとはプラセボ効果でしょうか?これは呪術的~という意味と同意ですね。
医療の世界では旧ソ連で開発された『組織療法』に持ちいられているようです。これは生物組織が冷却などの外部ストレスによってそれに対抗する成分を産生し、その物質が生物の全体状況によい効果を及ぼすというものの様です。
http://www.ryokuai.com/placenta.html
http://www.melsmon.co.jp/prd_mel.html
こちらの症例だけを見ていると、なんとなく丸山ワクチンを思い出したのですが、それは別談。
多分この製剤は動物由来製剤の使用管理記載が必要な製剤なのではないかな、と思います。
http://www.mhlw.go.jp/qa/iyaku/yakujihou/point1.html
最後にお勧めの滋養強壮剤とございますが、個人的には肝臓水和物(ヘパリーゼやプロへパール)をおすすめします。もしくはビール酵母(エビオス)。
へパリーゼはのんでます^^
えと、科学的回答にお願いします。すんません。