特にユダヤ教でタブーとされる由来がはっきりとわかりません。
「カシュルートで食が禁じられているから」ということらしいですが、なぜ食を禁じるのか、その理由が今ひとつわかりません。
どなたかわかりやすく端的にご説明いただけないでしょうか?
なるほど。大まかなことはわかりました。
しきたりにのっとっていることが由来ではあるけれど、忌み嫌う理由の原点はよくわかっていないのですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%9...
>豚
>豚肉を食べることは、イスラム教、ユダヤ教、セブンスデー・アドベンチスト教会で禁じられている。
>この決まりごとには様々な論理があるが、禁じている考え方それぞれ全てに受け入れられている論理はない。
>「不浄である」と考えられていることは、豚がストレスを感じたときに水中や泥、排泄物でもお構いなしに転げまわってのたうつ習慣から来ていると考えられる。
>同様に何でも食べることもその根拠のひとつとなっており、「人間と食物を奪い合う関係」と考えられてもいる。
>また豚は相当の寄生虫を体内に飼っており、この点もタブーの一因とされる。例としては豚に共通の寄生虫としてセンモウチュウがあり、米国では毎年少数の下痢患者を発症させている
>(現在それは過去ほど多くなく、寄生虫も適切な調理法によれば殺すことが容易である)
ユダヤ教徒でない人から見た場合、豚肉の禁忌について分かりやすい理屈は、この辺りだと思います。とりあえず、「ひづめが割れていて、反芻する動物」は人間とは食べ物が競合しません。人間と食べ物が競合する動物を食べ物とする場合、人間の命と食べ物の確保の間で争いになることもあるでしょう。こういった争いを避けるために、豚肉は禁忌とされた、という理解が上の説明です。
こんな説明もあります。
>研究者による豚肉食への禁忌の説明としては、
>食が禁止されているものあることで人間に地球上の全ての動物の生死を決められる権利が与えられているのではないことを理解させ、
>また軽率にも地球の全ての種に対して奉仕する責任がないことに気づくであろう、
>とのことである。
>この仮説は聖書の論争によって立証されているが、それ以上に明確な参考が発見されるまでは確固とした理論とすることはできないだろう。
>このことについての基礎となる説明はどんな聖書にもなく、
>その代わりに神によって説明されていない命令も正当化する信者によって創作されたように思われる、
>ということを記しておくことは重要であろう。
>その他の信じられる説明は中東の遊牧民族文化に見ることができ、
>遊牧民たちは乾燥した土地を越える長旅により適した動物を好む。
>一方で豚は様々な物を食べ、牛や馬・山羊など他の家畜よりも効率よく肉に変えることができるため、
>定住して農業を営む者にとっては最も重要な産業動物として、世界中で広く飼われている。
なぜユダヤ教やイスラム教で豚肉を忌避するのかはよく分かっていない。ただ、豚は定住性の動物であり、農耕民族の間でよく飼われた動物である。
そのために、狩猟民族(遊牧民族)であるユダヤ・イスラム教徒の間で、農耕民族を蔑視する傾向が出てきた際に、
同時に農耕民族の代表的家畜である豚も併せて蔑視されるようになったのではないかと言われている。
http://homepage3.nifty.com/onion/labo/pork.htm
最初に言い出した本人以外、わからないと思います。
イスラムの場合、豚肉以外に選択肢がない場合は食べてもいいらしいです。
その理由?もわかりません。
雑食、つまり何でも食べる動物なので汚いとされている。
ブタは糞でさえ平気で食べる。
世界には豚肉の食用を禁じる宗教がある。
イスラム教では豚は不浄なものであるとされ、食のタブーとして食用が禁じられている。そのため、中東のイスラム諸国はもとより、中国やシンガポール、マレーシア、インドネシアなどムスリムの人口が多い国や都市では、ムスリム向けに豚肉を一切料理に使用していないこと、ラードや豚骨スープ等豚に由来する成分なども使用していないこと、そして豚以外の肉でも所定の手続きを踏んで屠殺したものであることの3箇条を示す「ハラール(Halal)」という証明書の取得と表示が料理店に対し義務付けられている。
なるほど。大まかなことはわかりました。
しきたりにのっとっていることが由来ではあるけれど、忌み嫌う理由の原点はよくわかっていないのですね。