PB(プライベートブランド)におけるメーカーのメリットについて質問です。小売りとメーカーがPBを共同開発する場合があると思いますが、この場合のメーカーにとってのメリットは何でしょうか?というのも既存の自社NB製品とPBが競合する場合があると思うのですが、パイの奪い合いにはならないのでしょうか?
メーカーにとってのメリットは納入先が安定した大口の顧客になるということです。
工場の操業度が上がりよりコストダウンができるとか、仕入れが増えた分だけ価格交渉力がつくとか・・・・
メーカー側にとっては、一定量の販売が確約されることによる工場稼働率のアップや売上の安定などのメリットがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%9...
想像ですが、自社製品で勝負して、ライバルメーカーに負けて商品を取り扱ってもらえなくなった時は、悲惨です。
PBを出すような小売は規模が大きいですから、メーカーにとっても売上が大きく、棚に並べてもらえなくなった場合の損失は大きいと思います。
それを考えると、いつも商品を並べてもらえるPBは、開発価値があるのではないでしょうか。
はじめまして。
以前、菓子製造メーカーの工場長をしておりました。
メーカーにとってのメリットは、
やはり材料(在庫)・管理・人材の共有によるコスト削減です。
自社のNB商品も大切ですが、PB商品の製造により、
全体のスケールメリットを向上させることができます。
それに共同開発により、自社の経験値(レシピ・新製法)も上がり、宣伝(他社へのアピール)にもなります。
今の多種多様の世の中で、それぞれの小売業者は、固有のブランド力を誇示するのに必死です。
それにどれだけ対応できるかが、メーカー存続の鍵になります。
恐らくNB商品に自信のあるメーカーは、あまりPB開発には興味は無いでしょう。
パイの取り合いに関しましては、この業界の場合、少しの製法とレシピ変更、形状の変更により、まったく違った商品になりますので、問題ありません。
中身はNBそのままで、パッケージを変更してPBとして販売する場合も多々あります。
お役に立ちましたでしょうか?
大手スーパーに採用されれば信用が増します。
金融機関との関係にもいい影響がでるでしょう。
消費者への信用という意味でしょうか?
金融機関はわかりますが、消費者となりますと
自社名を表に出さない商品ばかりだと思いますし、ラベルまでみてメーカーを調べてるとはおもえないのですが。。
>メーカーのメリット
>・作った製品を納める所があらかじめ決まっているので、安心して製品を作れる
とありますね。
http://www.wakaba-kakeibo.sakura.ne.jp/setsuyaku/pb.html
下手に自分の所のNBを作りすぎて在庫を抱えるよりも買い手が決まっているPBを作る方が商品回転率の側面から見るとメリットがあるのではないでしょうか。
>消費者への信用という意味でしょうか?
いえいえ、業界内、仕入先、納入先、銀行・・・・・
求人を募集するときにも大いに関係します。
たとえば、みすぼらしい町工場が実はトヨタに部品を納入している・・・・・業界関係者の見る目はかわりますね。消費者はしらなくていいことですが取引先にとっては重要なことです。
大手は仕事を与える代わりに事細かな要求、注文を突きつけられます。製造効率の改善や添加物、原材料の指定、などなど。しかし、そうやっているうちに鍛えられ以前よりましな会社になるというメリットはあります。(副次的ですが。)
ありがとうございました。
今度店に行った時は注意深く観察してみようと思います。