四つの角は、同志社が尖っていて、早稲田は丸かったらしいのですが、
慶応はどっちだったでしょうか?
智に働けば角が立つ。── 夏目 漱石《草枕 190609‥ 新小説》
http://www.kishodo.co.jp/museum/cap/kaku1.htm
角帽(帝國大學・国立大学・早稲田・同志社)
慶応義塾のはこれですね。
http://www.kishodo.co.jp/museum/cap/hakusen.htm
アメリカの大学の卒業式なんかでかぶっている帽子、ひさしがなく縦に長いタイプのもの(ベレー型)はたしかに中世からあります。この場合、四角いやつは奨学生を表し、丸いものは自費学生を表していたようです。(学部によって色がことなる)
ただし、日本の学生帽はこれとは若干由来を異にしており、これは主にドイツの大学で使われていた学生団を表す帽子(ひさしがあり短いタイプ、団によって色がことなる)です。学生団というのは、蛮カラのエリート集団でして、同じ寮に住み、上下関係が厳しく、ビールで酒盛りをやり、侮辱されると決闘をやったりします。現在でもあることはあります。日本のかつての旧制高校の寮のようなものです。
角帽の早稲田丸帽の慶応
「特に慶応と早稲田は対照的で片や丸帽、片やいわゆるザブトン帽子だ。ぺンと剣をあしらった徽章が慶応、稲穂が早稲田である」
つまり、小学生・中学生・高校生用と同じなんですね。
慶応義塾のはこれですね。
http://www.kishodo.co.jp/museum/cap/hakusen.htm
アメリカの大学の卒業式なんかでかぶっている帽子、ひさしがなく縦に長いタイプのもの(ベレー型)はたしかに中世からあります。この場合、四角いやつは奨学生を表し、丸いものは自費学生を表していたようです。(学部によって色がことなる)
ただし、日本の学生帽はこれとは若干由来を異にしており、これは主にドイツの大学で使われていた学生団を表す帽子(ひさしがあり短いタイプ、団によって色がことなる)です。学生団というのは、蛮カラのエリート集団でして、同じ寮に住み、上下関係が厳しく、ビールで酒盛りをやり、侮辱されると決闘をやったりします。現在でもあることはあります。日本のかつての旧制高校の寮のようなものです。
これが“稲穂ザブトン帽”なんですね。
http://www.burari2161.fc2.com/PICT54382.jpg
大隈 重信(早稲田大学大久保キャンパス)像