http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20070205
原題は「The Venture Capital Squeeze」で、原文は以下です。
http://www.paulgraham.com/vcsqueeze.html
英語に強い方、ぜひアドバイスいただければと思います。
よろしくお願いします。
さらに文法的なものを中心に。
1人は10人より10倍安い以上のものがある。
1人でやればグループでやったときの1人当たり分よりもコストを抑えることができる。
(もう少しこなれさせることも出来ると思います)
株式会社における間接費の規定が激増した。
regulatory burden
規制の重荷(Alcより)
企業の管理責任
responsible corporate governance
責任ある企業統治
(企業統治の責任でもいいとは思いますが、コーポレートガバナンス/企業統治はビジネス用語として定着していると思うので)
もし彼らがGoogleにランチをあてがわれることを望んでいるのでなければ、だが。
Unless they want to have still more of their lunch eaten by Google.
もし彼らがGoogleにランチ「が」あてがわれることを望んでいるのでなければ、だが。
もしくは、
Googleにランチを今以上に持っていかれたいと思っていなければ、だが。
(ランチをあてがわれる、だと、ランチを与えられる、ということで意味が逆になると思います。「Googleにランチを今以上に食われる・食ってもらう」という意味ですね。ランチについてはもう少しいい表現があるとも思います)
普通の社員にとって、買収のお願いに行くのは非常に難しい。
Ordinary employees find it very hard to recommend an acquisition
一般企業の社員が買収の提案をするというのは非常に難しい。
一般企業の社員、にするとGoogleとのちがいが鮮明かな、と。提案する、も、企画を立てる、くらいまですると、どこにリコメンドしているのかわかりやすくなると思います。
植えられたひ弱な苗
Startups are fragile plants―seedlings, in fact.
ひ弱な苗(もしくは、ひ弱な植物―苗)
(大したものではありません。「植えられた」、というのはいらなくて、ひ弱な苗、で十分意味が通ると思います)
後の企業価値を考えれば、最初の100万ドルは十分に安い買い物だ。
That first million is just worth so much more than the subsequent ones.
この最初の100万ドルは、後からもらえるものよりもずっとずっと価値がある。
(ベンチャーは絵に描いたもちよりも現実のもちがほしい、ということですね)
typoで、すみませんが「企業するコスト」「起業するコスト」ですね。
あと、「現在ベンチャーキャピタリストは、しばしばベンチャーが必要とする以上のお金を融資しようとする」ですが、基本的にVCが融資をするというのは考えづらいです。(というより、融資をするのであればVCではないと思います。) giveの訳ですが、投資ではないでしょうか?
p_question様、ありがとうございました。
すぐ修正いたします。
ウェブで拾える情報からです。
the median language
「だから中くらいのプログラミング言語、つまり普通のプログラマが使うような言語ということだが…」
http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/beating-the-averages...
より。The Median Language で検索すると(メディア語以外は 笑)グレアムの原文がヒットします。ということでその翻訳から :)
デービッド・ヘンミュラー・ハンソン
David Heinemeier Hansson
デビッド・ハイネマイヤ・ハンソン
→http://d.hatena.ne.jp/keyword/David%20Heinemeier%20Hansson
ということは、
「自分の開発をより強力な言語に外部委託した」の文の前に、「Ruby on Railsを開発して、」と加えると、よりわかりやすくなるかなと思います。(ぼくはその辺ぜんぜんよくわからないのですが)
セリエA→シリーズAラウンド
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/05/09/11886.ht...
など。
korompa様、ありがとうございます。
修正したいです・・・ああ、サーバが重い!!
さらに文法的なものを中心に。
1人は10人より10倍安い以上のものがある。
1人でやればグループでやったときの1人当たり分よりもコストを抑えることができる。
(もう少しこなれさせることも出来ると思います)
株式会社における間接費の規定が激増した。
regulatory burden
規制の重荷(Alcより)
企業の管理責任
responsible corporate governance
責任ある企業統治
(企業統治の責任でもいいとは思いますが、コーポレートガバナンス/企業統治はビジネス用語として定着していると思うので)
もし彼らがGoogleにランチをあてがわれることを望んでいるのでなければ、だが。
Unless they want to have still more of their lunch eaten by Google.
もし彼らがGoogleにランチ「が」あてがわれることを望んでいるのでなければ、だが。
もしくは、
Googleにランチを今以上に持っていかれたいと思っていなければ、だが。
(ランチをあてがわれる、だと、ランチを与えられる、ということで意味が逆になると思います。「Googleにランチを今以上に食われる・食ってもらう」という意味ですね。ランチについてはもう少しいい表現があるとも思います)
普通の社員にとって、買収のお願いに行くのは非常に難しい。
Ordinary employees find it very hard to recommend an acquisition
一般企業の社員が買収の提案をするというのは非常に難しい。
一般企業の社員、にするとGoogleとのちがいが鮮明かな、と。提案する、も、企画を立てる、くらいまですると、どこにリコメンドしているのかわかりやすくなると思います。
植えられたひ弱な苗
Startups are fragile plants―seedlings, in fact.
ひ弱な苗(もしくは、ひ弱な植物―苗)
(大したものではありません。「植えられた」、というのはいらなくて、ひ弱な苗、で十分意味が通ると思います)
後の企業価値を考えれば、最初の100万ドルは十分に安い買い物だ。
That first million is just worth so much more than the subsequent ones.
この最初の100万ドルは、後からもらえるものよりもずっとずっと価値がある。
(ベンチャーは絵に描いたもちよりも現実のもちがほしい、ということですね)
korompa様、ありがとうございます!!
修正いたしました。
◇今後の数年間、ベンチャー・キャピタル・ファンドは、4方向から締めつけられることに気づくだろう。→今後の数年間、ベンチャー・キャピタル・ファンドは、4方向から締めつけられることになるだろう。<findは訳出する必要ないと思います。ちと細かい。
◇バブル末期に立ち上げ、まだ調達した莫大な資金を投資していないおかげで、すでに売り手市場に立ち往生しているというのにだ。それだけなら一巻の終わりってわけではない。実際にはVCのノルマがすごくキツくなっただけだ。資金はありあまっているのに、取引はあまりに少ない。
→今でさえ、バブル末期に調達したものの、まだ投資に回していないあり余った資金のせいで、売り手市場で立ち往生してしまっている。このこと自体は、まだ致命的な問題ではない。VCの世界ではよくある問題が、単に極端になっただけにすぎない。つまり、投資資金は有り余っているのに、肝心の投資対象の方がずっと少ないという状況だ。
<だいぶ変えちゃいました。norm=「典型、よくあること」deal=「取引=実際の投資そのもの」として意訳してみました。
◇、1人は10人より10倍安い以上のものがある。というのも、(a)彼は会議に時間を費やすことがまったくないし、(b) 彼はたぶん起業家であり、自分自身には何も払う必要がないからだ。→また、一人なら10人より10倍以上安くつく。というのも、第一に、一人なら会議に時間を費やす必要がない。第二に、おそらく当人は企業家だろうから、自分自身には何も払う必要がないからだ。<(a)(b)だとなんとなく選択肢かと思ってしまうのは私だけでしょうか。
◇シリーズAラウンドのラウンド中に、起業家に一部、株を現金化させろ。→シリーズAラウンドのラウンド中に、起業家に一部、株を現金化させるのだ。<衝撃的なことを急に命令口調なので、もうちょっとだけやさしく喋らせてみました。
◇何も持っていない企業家は、確実に100万ドルをもらう機会を確率20%で1000万ドルをもらえるチャンスより好むが、VCは「合理的に」後者を選好する余裕がある。→何も持っていない企業家は、20%の確立で1000万ドルをもらえるよりは、確実に100万ドルもらう方を好むが、「合理的に」判断する余裕があるVCの方ときたら、前者を選択してしまうのである。<自然にするために前者後者の順番入れ替え。後半は「本当に合理的なら企業家望むことをするはずなのにね」という皮肉ではないでしょうか。
moonan様、いつもありがとうございます!!
修正いたしました。(最後のだけ、少し日和りました)
「第二に、おそらく当人は企業家だろうから/ベンチャーの企業は非常に安上がりだから/何も持っていない企業家は」
いずれも「起業」の誤訳では
「資金を提供してくれた機関投資家に一部を返すということは、すべてを投資できる見込みもないということだ」→これは資金を提供してくれた機関投資家に一部を返すということであり、すべてを投資できる見込みもないのがその理由だ。
「責任或る企業統治にやりすぎなどないと」→「責任有る企業統治にやりすぎなどないと」「或る」はcertain、「とある(匿名の)」のような意味
「Googleにランチを今以上に持っていかれたいと思っていなければ、だが。」「自分たちのランチを今以上にグーグルに食べられたいと思ってるのでなければの話だが。」有名なグーグルランチですねー
NAPORIN様、ありがとうございます。
グーグルランチについては、はじめて知りました。
おいしそうですね。うらやましい・・・。
ではでは、すぐ修正いたします。
korompa様、ありがとうございます!!
修正いたしました。