滋賀県大津市に「田上(たなかみ)」という地があります。
ここには古く隕石が落ちたそうです。
その隕石は日本で最も重い隕石(隕鉄)で、現在、東京の国立科学博物館の入り口正面に展示されているそうです。
「田上(たなかみ)」盆地周辺は隕石が落ちたからか、びわ湖周辺部と違い独特の生態系があると聞きます。
また、「田上山(たなかみやま)」の木は、遠く平城京・東大寺の造営にわざわざ使われました。平安京の時もです。
平安京の造営の時に、「田上山(たなかみやま)」の木を使うようにしたのは、秦氏だといいます。
その他にも、田上の天然水(天水)は、日本の名水にも選ばれ、霊水としての信仰もあるそうです。
太古から隕石の落ちた場所は、聖域とされる所が多いそうです。そこから文明が発生する所もあります。(ヒッタイトの鉄文明)
いったいこの「田上山(たなかみやま)」とは、どのような場所なのでしょうか?
知っていることがありましたら、教えてください。
田上山は「太神山」と呼ばれており、湖南アルプスという名称でちょっとした観光地となっています。
http://www.ne.jp/asahi/tanba/kirinosato/SIGAkonanALPUS01-docu.ht...
御記載のように鉱物が取れるようで、鉱物博物館がありるようです。
http://www.lbm.go.jp/kenhaku/shoukai/14.html
この山は飛鳥・奈良時代からの伐採によって山肌が露出し、ここ100年ほどの植林事業でようやくミドリを取り戻しつつあるというような状況のようです。
ここの中ほどにも書いてあるように
近くで木材(檜)が調達出来なくなったので
田上山から調達したというのもあります。
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