職場での来年度の書籍購入に提案したいと思っています。ストレスに対するセルフケアや、職場での受け入れ方・フォローの仕方等など具体的な正しい対応の仕方やその下地になるような物が希望です。
Web上でよくある通り一遍の説明以上の物が希望ですので、一応書籍の紹介を希望します。例外的に絶対にコレと言うものがあればWeb上の物やそれ以外でも構いません。
当然ですが、内容について実際に確認された物を優遇します。回答はあまり期待しないで下さい。
個人的な見解ですが、うつにはストレス的な鬱な気分のものと、脳内物質の分泌異常など臓器としての脳に障害があるものに大別できると思いますし、このふたつが関係しあっているらしいので絶対というマニュアルは難しいですね。
ちょっと変わった一冊ですが、薬や脳神経的な話より、メンタルな部分について書かれた本なら。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0803.html
鬱病の核心は、決断力の放棄なのである。だから、こういう連中を激励したらダメなのだ。これは気をつけたい。かれらは激励に答えることができないから、鬱なのである。
その他にいくつか、ストレスに対してケアとして。
うつ病―現代のストレス社会が生み出す“心の病”を防ぎ、治すための最新治療法と生活対策 (よくわかる最新医学)
すでに「普通の本」はほかの回答者から出ているとして、
これは読まなければ始まらないという本を上げます。
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http://www.amazon.co.jp/dp/4622071495
抗うつ薬の功罪—SSRI論争と訴訟 (単行本)
http://www.amazon.co.jp/dp/4062723425
「うつ」を克服する最善の方法—抗うつ薬SSRIに頼らず生きる (単行本)
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上記2冊は「鬱病になるまえに」必ず読んでおきたい。
「薬害」に遭わずにすみます。
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http://www.amazon.co.jp/dp/4476032451/
食事で治す心の病—心・脳・栄養 新しい医学の潮流 (単行本)
http://www.amazon.co.jp/dp/4476032877
診たて違いの心の病—実は栄養欠損だった! (単行本)
http://www.amazon.co.jp/dp/4569640737
心の病は食事で治す (新書)
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日本の精神医療は非常に遅れています。
上記の本に書かれているような事は医療の現場では「儲からない」ため
(薬を出さないと儲からない)無視されています。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31339614
家族をうつから救う本
本の内容
親やパートナーという身近な人間こそが、ストレスや心の病と闘ううえでいちばんの味方である。だが、接し方を誤ると最大の敵にもなってしまう。本書は心の問題に対する世界標準の療法の考え方を基に、正しい接し方を解説している。
片田珠美(かただ たまみ)著、『薬でうつは治るのか?』、洋泉社、2006年 780円(消費税抜き価格)が良い本だと思います。
現役の精神科医が書いた本です。
私自身がうつ病を患っており、通院し、投薬を受けておりましたが、薬が効いたのかどうか、半信半疑です。当初は、効いていたような気もしますが、最終的には、自分の力で、自分の心でうつから、脱出したように思います。私の場合は、規則正しい生活をすることと、運動(ジム通い、散歩など)で解放されました。
この本の副題に、”精神療法を切り捨て、薬物療法中心とマニュアル偏重という現在の治療方法がかえって、新たに<うつ>を長期化し、慢性化させている現状を直視せよ!”とあります。
「うつ」を治す事典―自分と家族の心を守るために
大野裕 著
私も3年ほどうつ病生活をしています。
私は過労、職場の人間関係、長距離通勤、妻との不仲、無趣味など悪条件が重なりうつ病を発症しました。
病気休暇も2ヶ月を一回、3ヶ月を一回取得しました。
神経科に通院中です。カウンセリングを受けた経験もあります。
職場、家庭、学校、社会などには、紹介した本などを用いてうつ病とは、どういうものであるか。うつ病は決して怠け病ではない。などということを啓蒙してほしいです。
本書はうつ病の原因、病気の進行の過程、治療の方法、職場復帰のやりかたなど、一通りのことが易しく記述されています。
ぜひ、職場での啓蒙にお使いください。
さきほどうつ病の本を紹介したものです。
自分がうつ病なので、体験談を書きます。
自分はもともとキマジメで、几帳面で、完璧主義の性格です。
百点か零点かという思考法もしているようです。
うつ病に発症したのは、
過労、職場の人との不仲、長距離通勤、妻との不仲、無趣味が重なったことによります。
転勤により、片道2時間の生活が始まりました。最初は気が張っていたので平気でしたが、5ヶ月ほどすると体がだるいことに気がつきました。結局、9ヶ月目に職場の近所に引越しました。ただし単身赴任です。
ただ、それまでに蓄積された疲労はなかなかぬけず、休日もゴロゴロしてストレスを発散しない不健康な生活が続きました。
そのうち、自分は「無能なんだ」、とか「将来は不安だ」とかマイナス思考に陥るようになりました。
体がだるくなるようになり、休みがちになったので、神経科を受診したら抑うつ状態だと診断されました。その後、しばらく通院しながら仕事していましたが、結局ダウンし、2ヶ月半の病気休暇をとりました。あれから3年ほどたちますが、ヒマな部署にまわされています。
本当に知っていただきたいのは、まじめで、几帳面で、完璧主義で、仕事に全力を注ぎ、サボることもしらないような人がうつ病に陥りやすいということです。うつ病は傍からみるとだらけて怠けているように見えますが、本人はとても苦しんでいます。生きるのが嫌になるくらい気持ちが落ち込みます。
うつ病の啓蒙のためには、うつ病にかかり、それを克服した人の体験を直接聞くのが一番効果的だと思います。また、精神科医や臨床心理士に講演をしてもらうのも良いと思います。
コメント(2件)
実際の申請は大分絞りましたが参考になりました。