【隣のヒットマン　2nd season】第2回目（2/19）

ストーリーはこちら
http://jinriki-games.g.hatena.ne.jp/task/2/11

殺害された方は、回答、コメントともにできなくなりますので、ご注意ください。

死者用サロン「草葉の陰」はこちらです。
http://jinriki-games.g.hatena.ne.jp/mu523/20070218

「左じゃっ！！」

新聞と空席を見て、手元の手帳に何かを書き込んだ後ロックウェルは唐突に叫んだ。
何人かがびくっとして持っていた新聞を取り落としそうになるほどだ。

「む…、すまんな。」
さすがに決まりが悪くなったのか、少し声のトーンを落とす。

「しかし、こればっかりは早いうちに言っておかねばならんかったからな。わしは今回、左を見ることにする。」
そして、ゆっくりと左に座る人たちの方を向き、不敵な笑みを浮かべて言った。
「理由はわかるじゃろ？ヒントは『擬態』じゃな。」

これだけ言うと、改めて新聞を仔細に調べ始めるのだった。

「失敗に終わったか。だが次こそは……」
新聞記事に目を落としながら、ぽつりとつぶやいた。

（本当に殺人が起るなんて…狂ったやつがこの中にいるんだろ？
　いったいだれなんだよ）

「は、犯人はこの中にいるんだろ？自分が犯人じゃないならみんな証拠
　みせてみろよ！！」

なかば取り乱しながらも、強気に見せようと威勢をはってピートは言った。

「俺は、俺は……」

現実とは思えない、この状況に心を乱してしまっていた。まるで得体の知れない犯人の狂気に包まれる様にして。

ん～まだまだ解らん！

青年Ｋ．Ｍさんつぶやいちゃったの？

ちなみに前回、ミュー爺が作ってくれたお見合い表ですが
私の見てる方向違ってますよ^^･･･意図的？

ちょっと上でも見て考えよう。

（基本、死なない向きは考えてもわかるもんじゃないですが・・・


やっべ、重大コメント読む前に向ききめちゃったｙｏ！と中の人が言っています。みなさんゲームがうまい！）

空席となったテーブルに細長い花瓶が２つ。
そこにはこれからの惨劇を占うかのように真っ赤なバラが･･･。


「皆さん、次はどちらを向くか、もう決められましたか？
　まだお決めでない？それなら一つヒントを差し上げましょう。
　私と目を合わさないこと、それだけ気をつけてください」
二本のバラに挟まれたショルメはニヤリと笑った。

この謎を解こうと配った捜査メモが、間違っていたようじゃ。うっかりうっかり(＾y＾；)。
私ぁがわざとやったと疑っておるのか・・・？そうする必然性は無いと思うんじゃが。
　
あの殺された二人は、かわいそうなことに市民であった。もう自分以外は全員敵の
だまし合いになってきたの。ロックウェル先生は、わざと喋って裏の裏のそのまた
反対を突く気かの。それとも、殺しの相手を意のままに向かせるつもりか・・・
この招待客のうち、犯人側が３／１１じゃ。次の選択を誤れば、まずい事になるのお。
ＫＭくんが市民側だとしたら、あのつぶやきはありえん気もするのう・・・まさか・・？！

　　　　　　http://data.zero-unit.com/megaup/upload.php?dwn=405
　　　　　　DLキー　1234　　今度は合ってるかな？

（中の人からの連絡～）
（子供が入院して急遽付き添いとして病院に軟禁されることになりました。（現在着替えを取りに来て一時帰宅中）。取り急ぎ回答だけしておきますが、しばらくコメントできません。予定では明後日木曜日に退院予定です。ロックウェル先生に一くさり講義させようと思ってたのに残念。もし良かったら（１）なぜ左なのか（２）なぜ宣言を、しかも早い段階でしたのか、を考えてみてくださいな。最初の正解者に２０ポイント贈呈です（笑））

うおっと！
昨日は徹夜で読書していたら寝坊してしまいました･･･。
僕が最後ですか。どうもすいません。

（さっきﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞして見てみたけど、全然犯人絞れないよぅヽ(`Д´)ﾉ）

回答オープンしました。

これより告訴期間に入ります。2/25（日）午前1時までが告訴期間です。このコメント上で、告訴や証言者の宣言、採択をしていただき、ペアが成立したら、私宛にポイントメールで告訴対象者を決めていただきます。

このコメント上で告訴対象者を名指しすることは不可ですので、ご注意下さい。あんまり意味ないんですけど。

第三回目の質問登録は2/26（月）午前1時です。

「yoshikichin様、落ち着いてくださいませ！
ああ、ああ、朝食が、朝食が・・・」

yoshikichinをなだめようとしたマカリスターははじき飛ばされ、みじめに床に転がった。

それを見ていたメイドは、yoshikichinに近寄るや、襟首をつかみ、軽々と椅子に座らせた。

一同が唖然とするなか、メイドは黙々と円卓を片付け、また元のように黙々と給仕をするのであった。

（メイドは私も扱いに困っているので、適当にいじってやってください。）

http://f.hatena.ne.jp/NAPORIN/20070222162137
暫定見合い表（間違ってたら平謝りする所存）
黄色が前回と向きの変わった人
ブルーはバチリビっと視線が合っちゃった人（どきどき）
死んだ人は赤やピンクでど派手に演出！
赤＝永遠に宙にさまよう視線ってわけです


あー、こんな要らぬ親切してたら
スパニッシュNaporinあっという間に死ぬか退場しそう・・

ゲームと全く関係ないんですが。
何で「回答数」が上限なのに「回答受付中」と表示されるのでしょう？
それともわたしだけ？

私も、「回答受付中」になっちゃいます。回答者数は11名にしてあるんですけどね。

とりあえず、悪影響はなさそうなんで、このままにしておこうと思っています。

（中の人から連絡～。無事本日退院しました。）
「さて、ちょっと目を放した隙にえらい言われようじゃな。
わしは唯、人の捜査メモをむやみに信じるな、と言ったまでじゃ。
信用すべきは自分の理性のみじゃからの。
論理的に考えれば自ずから真理は導き出せるものじゃよ。

ところで、誰もわしの出した課題にレポート提出をしていないようだな。
ふん、おんしらには難しすぎたということか。

この新聞の記事のとおり、今回hanamiy氏とダン氏が犠牲となった。
このそれぞれのコロシについてそれぞれ容疑者となっている者達がいることは分かっておるな？
言うまでもないことじゃが、hanamiy氏の殺害の容疑者はわしとシーゲルソン氏、嬢ちゃんの３人じゃ。
マスターについて言えば、ジュン氏、そこの爺さん、学生、ショルメ氏にyoshikichin氏とぞろぞろおるが今回はひとまず関係ない。

さて、ちょっと考えただけなら、そこの嬢ちゃんみたいに「怪しい」連中の方を向かないほうがよさそうに見えるじゃろうな。
その方が「安全」な方に向いているように見えるからの。
しかしわしらは「容疑者」じゃ。
「容疑者」というのは聞こえは悪いがその実、殺人者にとって見ればよい隠れ蓑でしかない。
その隠れ蓑をむざむざ減らすようなことを殺人者が行うか？答えはＮｏじゃ。
つまり、容疑者にとって最も安全なのは、自分と同じ容疑者グループの方を向いていることなのじゃよ。
さらにこのことを宣言することにより、その殺人者めの仲間にも同様に警告が行える、というわけじゃ。「わしを殺したらお前の仲間がピンチに陥るぞ」とな。

さて、ここで一旦もとの話に戻ると…」

ちらと左手を見てロックウェルは続けた。

「このような状態にもかかわらず、容疑者仲間の方を向かなかったのにはどういった合理的な理由があったのかな？」

「もっとも」

片手でメイドに紅茶のお代わりを要求し（当然無視されたが）、老人の方に向き直って挑戦的な目つきで言った。

「いずれにしても仮説の一つにしか過ぎんがね。論理的に導かれる当然の帰結には程遠い。４人の被害者が出うる状況で２人の被害者しか出ていないということは、全員容疑者ということと等しいからの。わしには当てずっぽうで罪なき人間を絞首台に送る勇気も、それを扇動する勇気もないな。」

（ちょっと対決色を出してみましたっ（謎）。それにしても皆さん言葉数少ないですねぇ。前回主催者としてはできるだけ喋っていただいたほうが楽しいのですけど。）

（中の人から連絡、http://q.hatena.ne.jp/1171813446#c79922のmiu2d4rさんの２日目図は私が正面になっている点を含めて、ちょっと間違いが多いようです。
再度http://f.hatena.ne.jp/NAPORIN/20070222162137を告知します）

あら、おじいさん、ワタクシに言ってくださっているの？
２日目は全くおっしゃるとおり、
あるグループが向かい合ってしまったわ。私を含めてね。
これはおじいさんのおっしゃるとおりになったのかしら？
とあるところから「ゲーム理論」を学んだ私からすれば、
おじいさんの理由はとても納得のいくものではないわ。
「ゲーム理論」はいくつかの収束を予言するの。
たとえば、あるケースでは、
イワシの群れのような従順に訓練された市民たちが力を持つわ。
だれかに「左」といわれて全員が左を向けば
台風の目に吹き込むコリオリ力のようになって
「全　員　が　だ　れ　と　も　
視　線　を　合　わ　せ　ず　に　す　む」のよ。
右や正面を向いて誰かと目をあわせようとしたものは、
すぐさま適切な手段を行使して排除してゆけばよいのですわ。
この収束条件を２０Ptで出題されたのかと思っていました。

（ちょっと対決色を受けてみました♪）

＞言うまでもないことじゃが、hanamiy氏の殺害の容疑者はわしとシーゲルソン氏、嬢ちゃんの３人じゃ。～～～


ああ、それとおじいさま、hanamiyさんを殺したのはダンさんだった可能性も捨て切れませんのに。ダンさんは共犯者であれば殺しの後死ぬことも可能ですのよ。


ダンさんが事実共犯者だったかどうかは別にして、
その可能性を最初から除外して考える方は、一人しかいません。
共犯者の名前を最初から知らされている、真犯人ですわ。


それでは、ヒントも（スパニッシュ自分勝手流儀ではｂｙ中の人）そろいましたから、告訴の手続きに入らせていただきます。


＜！！！！！！！証人大募集中！！！！！！！！＞


私がしあさっての朝（４日目開始時）に死んでいたら、
市民の皆様の勝利は目前ということになるのかしら。
おほほほのほ。

ここに至っては、今回証言してしまうとつまらん事になりそうだからの。殺人も阻止したいが、
後ちょっとだけこのＭ氏からのスリルを楽しみたい私ゃあもおるのだ。すまんのう。
　
むしろ疑惑は増えていくばかりじゃぞい。まあ今回、私ゃあ死ぬ事は無いからの（決定）。
スマートに解決する手もあるが、憎むべき真犯人を焦らせながらじっくりたっぷりと
追込んでやるのが、レドフォード卿への手向けだと私ゃあは思っとる。
推理ちがいで死ぬ事が無ければ、近頃発明されたと言う、あの動く「映画」ってやつで推理
ドキュメント作品として撮ってもらい主演してみたいもんじゃ。生きてるうちにな。
　
取れる選択肢はいろいろあるが、今回は様子を見させてもらおうかの。くわばらくわばら。
ようやっと事件解決の筋道が見えてきた気がするが、やはり確実性を取りたいのじゃ。
　　
誤解されてるようだが、Ｍ氏の書いたルールを読む限り、殺された２人が共犯者だったと言う説は
有得ん事なのじゃ。それともクイーンズイングリッシュは苦手かの？スペイン女さんは。
　　　　　　　　　　　　　　　《著者注＊悪気は全く無いので^^;。ＲＰ（演技）ですから許して下さいな。》

「ロックウェルのじっちゃんも、スペインおば…ネエさんも、探偵さんもすごいや。みんなの理論くっつけたらうまくいくかな？
　でも、あれだよ！うん、勝負はどうなるかわからないからね。」

「理論は本人の思い込みが時に足を引っ張っていることがあるからね！！」

ピートも負けじと理論戦に参加してみたのだった。

「簡単に言えば、本当に真犯人は犯行をおかしていたかどうかもわからないんじゃないかな？共犯者２人の犯行だけで、真犯人は失敗してたとすると、冤罪になってしまうよ？こんな状況でほんとに特定できるんのかなぁ。

　犯人たちを擁護するわけではないけどね………」

（メール、ルールなどの用語は中の人っぽくてすみません）

（柳眉を逆立てて左隣に肘鉄をガシガシ送り込みながら）

まずhanamiyさんは死んだ。このことを考えます。
容疑者は今の情報からすれば４人であるはずです。
ダンさんも殺される前にメールを出せるので、可能性があります。
（みなさんはダンさん自身がすでに殺されていることに
目が行きがちですよね。
仲間割れは、今回の真犯人が共犯者に速やかに連絡をとれば
ありえないとの指摘もあるかもしれませんが、それは
今回の真犯人の意向ひとつによるのですわ。
最初は連絡がいきわたらないかもしれません）

さて、ここである人は故意にか偶然にか
容疑者４人からダン氏を数え落とし、
「容疑者が３人だ」といいました。
この人が「確実な行動（＝ゲームのルールを熟知）」する人なら・・・
「ダンさんが共犯者の属性を有していない事実」を
知　っ　て　い　た　可能性があります。
または「ダンさんをかばった可能性」もありますが。
今回のルールによれば、
真犯人ならば、共犯者の名前を、ゲーム開始前に２人とも知らされているので、その情報と照らし合わせればダンさんが除外できる、（またはかばうべき存在）という事実を導き出せます。

つまり、いままでの事実はこうです
・前回真犯人、もう一人の共犯者が何をしたかしなかったかは関係なく、hanamiyさん殺害容疑者は一般市民からみれば４人である。
・しかし３人に絞ることができる確実な情報が存在するとすれば、それをもっている人は、真犯人（又は、真犯人からすでに連絡を受けた共犯者）である

まあ、
「犯人ならなんとなく仲間割れしなさそうだから」
生存者３人が容疑者だと宣言なさるような
おっちょこちょいな市民さんのほうが多いのかもしれませんけど！

これから先はあてずっぽうになりますが
私の「共犯者かもしれないのに先に除外されるなんて（除外する側が）怪しい」推理か、
みなさんの「仲間割れはありえないから共犯者じゃないよ」推理のどちらでもいいのですが
ダンさんが（共犯者か否かにかかわらず）絶対にhanamiyさんを殺さなかったといえるのなら
のこりの３人の中にhanamiy殺害実行犯がいることになります。
私としてはそれがあのかたではないかと疑うわけです、
当然自分は除外しますから１／２の確率ですけど・・・
言動のつながりからしましてなんとなく８０％、ですわ。
ここでさらに一歩進めて、
ダンさんが共犯者でしかもhanamiy氏を殺していないならば、
hanamiy殺害容疑４人の中に合計２人の犯罪構成員が
含まれることになり、
しかも他にダンさん殺害犯人容疑グループ６人の中に一人はホンモノが存在するのですから、
のこりの３人は健全な市民グループで確定するわけですわ。
推理ってパズルみたいで面白いですわね！ （ガシガシ）

前々から疑問に思っていたので、意見を聞かせていただきたいのですが、よろしいでしょうか？
ミュー爺様、そしてNaporin様。


なぜ、率先してお見合い表を作成しようと思われたのですか？
その理由をお聞かせください。
一歩間違えば「自分が犯人だから、とりあえず表を作って捜査に協力しているように見せよう」と思われても仕方ありませんのに。
察しが良いお二人なら分かったと思いますが、わたしはそのような視点でも考えていますので、このような質問をさせていただきました。
あまり気分の良い質問ではないので、答えたくなければ答えなくても結構です。

（中の人より。
ええ、私もそういう視点も考えています。
他の人はどうなのかなあとかも。
しかし、前提の情報が整理されてないと
駆け引きもめためたで、意味がわからない。
論理ゲームとしてなりたたないので。


たとえば私がバカなのかもわかりませんが、
ミュー爺さんなんか私を含め３人と視線があってる（ですよね？）なのに上のコメントで自分は今回安全と言い切ってます。
なぜだろう？まず、情報を誤解していないか？とか
みんなで一緒に考えたいネタがたくさんあるんです）

Naporinは隣の無礼なスポーツ青年をひじ突きするのをやめ、
今度はテーブルの上の新聞を手にとって丸めようとしたが、
ふと気になって読み返した。

「あら、殺された２人に関する新聞記事のうち
彼らが「市民」との定義は絶対真実なのね！？
そうするとロックウェルさんのあの発言への嫌疑は晴れますわ。
でも、私は依然として証言者を募集いたします。」

そんな質問をしていいのかね？KM殿・・・カッカッカ（笑）！分かりやすい御仁じゃ。既にわざと
シッポを出しておきながら、私ゃあらを疑わせよう工作まで君一人がするのは、どう考えても
かなりの無理がある気がするんけんどな。私ゃあの無実を証明してるようなもんじゃ。
　
たぶん黙ってた方が無駄に喋るよりよほどいいのじゃが、それじゃ面白くもないでな。答えるぞ。
私ゃはそこのメイドに頼んだのに、思いっきり「面倒だからお断りします。にょーん」と
舐めた態度で拒否されたから、仕方なく作ったんじゃぞい。他意はないワイ。
まあ武器（凶器）がわからんから、あのメイドが実行犯なのかどうかはまだ不明じゃ。
　
はーん、何故私ゃあが次回安全と断定したのか不思議らしいのう。まあ、カンじゃよ。勘。
犯行見た訳じゃないからの、会話だけで判断しておる。まだ犯人は「潜伏期」に入ってない。
　
自分から怪しんで欲しがってる人が２人、自分を怪しむなと言ってる人が一人じゃ。理解が
出来たかの？３人とも私ゃ目が合っておらんから安全じゃ。多分嬢も狙われてはおるまい。

（お、よしよし、コメントがのびてる♪職場からも人力検索が見られるようになって上々ですな。）

「さて、突っ走り嬢ちゃんがようやく「３人」に気づいたようなので少し話を整理しようかの。

あと半世紀はしないと確立しないようなゲーム理論の話はさておき、わしが興味を抱いているのは個々人の行動原理じゃ。
すべての生物が生存競争に挑戦してきたように、ここにいる人間たちにとって生き残ることが至上命題であることは疑う余地は無いな？
であれば、キリンが首を長くする戦略をとったのと同様、なぜ「その行動をとったか」は理由があるはずじゃ。
もっとも、この段階ではまだ「よくわからないから運を天に任す」者もおるだろう。
それであれば、そのように答えればいいだけじゃ。他人からも判断基準が無いことは明白だからの。

先ほど、わしは最大で４人殺される、と述べたが、「排除される数」で言えばもっと多いことも賢明なものは気づいておるだろう。
すなわち、犯人グループはお互いに連絡を取り合うことにより、告訴によっても市民を退場させることができる。
もし仮に…」

ため息をつき、話を続けた。

「そういうことが起きるのであれば、理論的に限定されない不確定な状況でも…爺さんの言うところの「刺し違える」必要があるのかもな。」

空になったティーカップを恨めしげに見つめ、口調を変えて話を続けた。

「さて、じゃ。
そこの黒いの（ピートのことらしい）、お前さんは科学者向きなのかも知れんな。
そこでお前さんに宿題じゃ。今回の被害者２名が殺人犯、共犯者どちらに殺されたか、どのような可能性があるかを論理的に整理してくれ。提出期限は…そうだな、わしかあんたが死ぬ前に頼むよ。」

すいません、2日ほどチェックできない状態でした。hokurakuさん、コメントの伸び具合まで気にしたいただいて、すいません。

>Naporinさん

今回殺害された2名は「市民」です。ストーリー内で発表しました
ので、わかりづらかったかもしれませんね。

殺害可能な人物　敬称略だけどゆるしてくださいね。
　８hanamiy→　１NAPORIN　12ロックウェル 13シーゲルソン
　11dungeon-master→　５パリツ使い　６ミュー爺　７ゴールドウェル
　　　　　　　　　　　９名探偵ショルメ　10yoshikichin
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　になるよねえ。
　そんで、ロックウェル先生は犯人と共犯者の可能性を考えろってわけか。
そうだな、犯人グループのうち一人は犯行を失敗しているはず。
　この失敗は目線が合わなかったか、共犯者が犯人を偶然に指名していた時。
しかし、後者は互いに目線があっていなければならない点に加え、あっていたら犯人に殺されてしまう。被害者が市民であったことから可能性は０％。従って目線をそらされたってことですね。

　だけど殺害が真犯人か共犯者なんて、心理学で考える他ないや、、

言ってみれば自分理論しかないよね…

うーん、円卓に座っているみんなは、顔を毎日合わせているようで、本当の心は別のところにある状態（インターネット）だから、ここでの発言は完全に偽りの姿か、完全に真実の姿をとるはず。
　つまり不確定にする要素を多く含む発言をするということは、断定されては困るという意味を含むわけだ。

そう、まるで僕の様に……ね…

や、やめろよ、冗談だよ、みんなそんな目でみるなよ。

もし自分が真犯人だったら、殺す相手や共犯者の言動は気になるから、やっぱり落ち着いた行動を起こすだろうな。
いや、自分の行動を先に起こす事で、ギャンブルのような快感に陶酔しているかもしれないか。

そう、まるで僕の様に………

皆さん、そんな目で見ないでください、じょ、冗談ですから、ははは、は…

「あ、犯人と真犯人の可能性か…」
ピートは思い出す様に続けた。

「さっきの理論からすれば、カフェマスター殺害の方が真犯人の可能性が高いで
　すね、カフェマスター殺害の可能性のあるかたは比較的行動がゆっくりですか
　らね。ただし真犯人が殺害成功してた場合だよ？」

なにやら困惑するように顔をくしゃくしゃにしてロックウェルにいった。
「俺の勝利の方程式でとける問題じゃなかったよ、まいったな」

ミュー爺様、Naporin様。
質問にお答えいただきましてありがとうございました。



ピート様へ。
残念ながら、大事なことを忘れているようですね。
犯人だって人間です。「今日、殺人を実行する」という可能性は100％ではありません。
相手だって、本気で殺人を狙っているのですから、確実に実行できるよう、準備をするはずです。
今回はたまたま準備が間に合わず、殺人を実行できなかった。すなわち、殺害できなかったという可能性もありますよね。

「うむ、まぁ至第点といったところかの。一つずつ可能性を考えていこうという姿勢はよいじゃろう。現状では何も分からない、というのが正解だからの。

しかし、犠牲者の数についてだが、あと２つ可能性があることを忘れておる。
ひとつは、K.M殿が述べたことと同じかもしれんが、犯人グループのうち誰かがが行動しなかった、というパターンじゃ。
行動しない人間を追い詰めることはできないから、最初は潜伏している、というパターンも考えられるじゃろう？
後半の「心理学」とやらからもう一歩踏み出せばそれにも気づいたはずじゃ。

もう一つは、同じ人物を殺そうとした、という可能性じゃな。
つまり、同一の容疑者グループに２人の犯罪者がいる可能性も忘れてはならないということじゃ。
例えば、さっきから痴話げんか（何）を仕掛けようというこの嬢ちゃんとわしの両方がグル、という可能性もあるわけじゃな。

ま、あくまですべて可能性にしかすぎんがの。」

（う～ん、手元に整理表が無いのでそろそろネタ切れですっ。帰宅したらまた何か他人に絡みます。←迷惑）

ジェームズの手帳よりメモを抜粋

------------------------------------------------
告訴人・証言者が不一致　・・　告訴人が退場
　証言者が疑われる？

告訴人・証言者が一致　　・・　冤罪or逮捕or切捨行為
　冤罪の場合、新聞沙汰になるだろうなぁ
　新聞記者が新聞沙汰？
　そのときは自分で記事を書けばいいか
------------------------------------------------

ここでショルメが沈黙を破った。
「・・・・
　もう一つヒントを差し上げましょう。
　惨劇がはじまったロンドン、
　hanamiy氏が死んだ理由。
　そして大きなヒントをもう一つ。
　殺害して自分が疑われない選択とは？」
微笑むショルメの眼差しには、真っ赤なバラが燃えるように映し出されていた。

「もったいぶらずに君の推理を聞かせてもらえないか？」

ショルメは目の前のスコッチをグイッと飲み干すと、ここで初めてゆっくりと正面を向いた。
「さて・・・時間もあまりないようですね。
　では私の推理をお話ししましょう。

　今回の被害者は2人。hanamily氏とマスターです。
　もしあなたが犯人側だとして一番望ましい結果はなんでしょうか？

　ポイントは次の３点です。
　１．自分が簡単に疑われないこと
　２．効果的に市民を殺害すること
　３．犯人達が生き残った人たちを更に殺しやすい方向に追い込むこと
　です。

　これらの点を踏まえた場合、もし左か右を向いた場合、自分に近い相手を殺すのは得策ではありません。
　それはなぜでしょうか？
　答えは簡単です。
　例えばすぐ隣の相手を殺すと、相手がこちらを向いた時にしか殺せないからです。

　もし私が最初に右を向いていたとして、hanamily氏と視線があっていたとします。
　そして私の左側に座った人たちが全て左を向いてしまった場合、
　殺害したのは私の可能性が極めて高くなる。
　そんなリスクを犯すのは衝動的な殺人以外ありえないわけです。

　それを踏まえてhanamily氏殺害容疑がかかっている
　３人の座席位置の距離と視線の方向を考えてください。
　ロックウェル氏は正面。
　シーゲルソン氏は右。
　Naporin女史は正面。
　いずれもhanamily氏が右側を向いていれば殺害できなかった。
　つまり、彼らがhanamily氏を殺せる確率は２／３。
　この確率は今回殺害される可能性があった３人のうちの２人しか殺せなかったという点にも繋がります。

　そしてもう一つのポイントですが、２人目の犠牲者となったマスターとhanamily氏の座席位置です。
　仮に私が犯人グループであればhanamily氏に、より近い座席位置の人間を纏めて殺しておきたい。
　つまり、マスターが殺されるのは必然だったわけです。

　ここで２つの仮定が成り立ちます。
　一つは犯人グループに誤算があった場合。
　それはhanamily氏、この私、yoshikichin氏、揃って左側を向いてしまった事です。
　本来なら、私かyoshikichin氏のどちらかが３人目の犠牲者となるはずだった・・・。

　犠牲者となっているマスターが右を向いている事でもうお分かりだと思いますが、
　座席が近い私達がマスターを殺害する可能性が低くなるのは先にお話した通りで、
　容疑者はgoldwell氏、ミュー爺、バリツ使いZyun氏の３人に絞り込める事になります。
　そして私かyoshikichin氏を殺害できなかった人物とは？

　もう一つの可能性。
　私か、yoshikichin氏のどちらかが犯人側であるという可能性、
　そして次の段階でこの２人がどちらとも死ぬ可能性は低いという事です。
　それはなぜでしょうか？
　それはある方向に生存者が固まってしまいすぎると、犯人グループが特定できやすくなってしまうからです。
　これも２／３の視線の理論からそう言えるでしょう。

　この２つの仮定に立って最後に容疑者である人たちの視線の方向をみてください。
　これでもうお分かりでしょうか？
　次の犠牲者は・・・」

ショルメは空になったグラスの氷をカランと鳴らすと、再びその視線を左に向けるのだった。

「――やれやれ、騒がしい席に座ってしまった」
　シーゲルソンは小さく呟くと、己の両隣をちらりと見た。

「死の運命はもう決定してるかも知れません。
今のうちに、未練たらしく少し喋っておきましょうか。

ショルメ氏の仰る通り、犯人にとって最も殺しやすいのは自分の斜め前方の――相手がこちらを向いている場合、もしくは正面を向いている場合の2通り、つまり2/3の確率で殺すことの出来る――人物です。

しかしそんなことは少し考えれば直ぐに判ります。
殺人が起こった場合、死者と目の合った人物のうち、死者の斜め前方に座っていた人物が特に疑われることになります。
これは余り賢い方法とは言えませんね。

犯人が自分の隣3席の人物を狙った場合、成功する確率は1/3。しかし犯人グループが一度に狙える人数は4人。例え犯人グループ全員が隣席を狙った場合でも、1/3×4＝4/3、大体1人は殺せる計算になります。犯人グループにチャンスは10回。これを10回繰り返されれば我々「市民」は全滅です。
回が進むにつれて犯行は難しくなるでしょうから、余り現実的な作戦とは言えませんがね。
しかし今回はまだ初回の犯行です。犯人が疑いの目を逸らすため、あえて成功確率の低い「隣席」を狙う可能性だって充分にあるのですよ」

シーゲルソンは唇を曲げて笑った。面白そうに。

「つまりはまあ、この私も、ミスター・ショルメ、貴方も」
シーゲルソンはショルメに視線をやる。
「この円卓を囲む人間は全員がまだ『容疑者』なのだと――私が言いたいのは、ただ、それだけですよ」

言い終わると、シーゲルソンは紅茶のカップを手に取った。確かめるように香りを嗅ぎ、口を付ける。
「もしかしたら、これが最後の一杯になるかも知れませんね」

まだ告訴しようにも状況証拠しか無いからの。証言もまだしないぞ。ロンドンの事件も真犯人
を提訴できたからいいものの、結局共犯者は一人迷宮入りだったし、M氏にも結局逮捕後に
逃亡されて、痛み分けと言った所じゃ。…ところで、自分の視界中の人を殺害して、かつ自分が
疑われない方法は、最初に自分が向く方を宣言しておく事。だとおもうのじゃが。ショルメ殿。
　
困った人だなピート君は。疑われるような発言は市民側にとっては何の得にもならない行為じゃ。
犯人らは連絡取り合ってるだろうから、ヤツラを煙に巻こうとしても無理な話なのじゃ。
後で困るのはピート君の方だぞ？「怪しい発言は投獄への近道」じゃぞ。忘れるな。
　
ショルメ氏の説に反論したシーゲルソン氏の言ってる事も、まあまともな考え方だと思う。
意味なき選択に意味があり、確率低い方に賭けた方が疑われず。じゃ。
私ゃあ考えもしなかったが、確かに「全員左向く案」で殺人起きないな。市民が反対するとも思えんし。

「さて、そこの名探偵の坊やがお披露目してくれた説じゃが…。
一つわからない事があったので教えてくれぬかな？
なぜ『犯人グループだと纏まった席の者を殺したがる』のかな？
わしにはこの部分が、自分から容疑の目をはずそうとしているだけにしか聞こえんのじゃよ。
纏まった空席は席が詰められるまでの間、我々市民にとって『安全地帯』になるだけだと思うのじゃが…？」


自分で席を立ち、紅茶を注ぎながら話を続けた。


「それと、嬢ちゃんや爺さんの言う『全員左を向く』は止めておいたほうがいいじゃろな。
『もう遅い』んじゃよ。」

再び席に着くと、砂糖を３杯ほど加えた。

「ん？甘いものは頭脳を働かせるぞ？

さて、『全員左を向く』じゃが…。（先生の講義が始まった。内容以下のとおり）

・現在、市民８人、犯人グループ３人
・『全員左を向く』と犯人グループに結託されて４人確実に殺される
・各人の行動判明後、市民８人で４組の告訴が行えるが、このうち４人は告訴前に殺害されるため裁判が行えるのは２組以下。
・犯人グループは裁判が何組行われるかを把握でき、また３人のうち２人が結託し裁判を起こすことも可能（→冤罪で投獄できる）
・さらに、次の月曜日（２／２６）までに市民が減っている可能性もある

…つまり、これらを考えると、この作戦で我々が勝つためには以下の条件が必要、というわけじゃ。

８人以下の生存者が４組以下告訴、そのうち２組以下が成立し、かつこれらが『真犯人』を告訴できれば勝利

人が少しでも欠ければ、凶暴な殺人犯達による虐殺が始まるのは目に見えておるな。」

＞「なぜ『犯人グループだと纏まった席の者を殺したがる』のかな？
＞　わしにはこの部分が、自分から容疑の目をはずそうとしているだけにしか聞こえんのじゃよ。
＞　纏まった空席は席が詰められるまでの間、我々市民にとって『安全地帯』になるだけだと思うのじゃが…？」

「仰るとおりです。
　いくつかの仮定を書きましたが、纏まった席が殺されるメリットとしては、
　そこに犯罪者がいるケースです。
　３人いて、そこに１人残ればその生存者は市民側であると錯覚してしまう。
　それこそ犯人側の思う壺ではないでしょうか？
　果たしてその生存者が私になるのか、yoshikichin氏になるのか・・・

　そしてもう一つ重要なお話しをすることを忘れてました。
　この円卓テーブル、殺害された両氏の座席位置を確認してみてください。
　ポイントは角度。

　そしてここでもう一つの偶然が重なりました。
　ヒントは最後の晩餐です。

　果たしてこれは偶然でしょうか？
　必然でしょうか？」

ショルメは意味深に微笑んだ。

＞…ところで、自分の視界中の人を殺害して、かつ自分が
疑われない方法は、最初に自分が向く方を宣言しておく事。だとおもうのじゃが。ショルメ殿。

「それもあるでしょうし、そこにはいくつもの伏線が張られているとも言えます」
刻々と期限が迫る中、ショルメの言葉が静かに響く。

「さて、偶然の一致のお話しの続きですが・・・
　私がロンドンからこのエディンバラという場所に呼び出された時、一つの偶然に気づきました。
　そして今、また一つの偶然が浮かび上がりました。
　被害者の両氏から容疑者へ、そして真実を見つめる目を結んだ時･･･」


「　　　　Ａ　　　　！！」
ショルメの言葉を遮るように、　Ｂ　　が奇声をあげて立ち上がった。


PS:この物語の続きを誰か続けてください（-:

マカリスター

「議論が活発になって参りましたね、嬉しい限りです。
さて、あと3時間半ほどで告訴期間が終了いたします。

今のところNAPORIN様が告訴を宣言されてますが、
証言者がいらっしゃらない状況でございます。このま
まですと、告訴は不成立となりますので、よろしくお
願いいたします。」

マカリスター

「さて、午前1時となりましたので、これで告訴期間を締め切ります。今回のNAPORIN様の告訴は証言者がいないため、不成立となります。

それでは、月曜日にまたお会いいたしましょう。お客様方」

「？」
帰り支度をしていたロックウェルの動きが止まった。

「　　――！？」
慌てて鞄から手帳を取り出し、ページを繰る。

「くっ、わしとしたことが…。」
唇をかみ締め、あわてた表情で左手の「彼ら」のほうを見たが、もうすでに彼らは席を立ってしまったようだ。

「『左』などと言ってはいけなかったのだ…。せめて杞憂に終わればいいのだが…。」
己の頭に浮かんだ可能性を否定しきれず、苦虫を噛み潰したような表情のまま、ロックウェルは屋敷を後にした。

合わさった視線を検討してみたが、まあ結局明日にならんと何とも言えんな。ただ・・・
　
対面よりもむしろ真横が危険・・・、特に相手するのが連続殺人を企んでおる頭の回る
犯人ならな。次回の期限が迫っておる。まだ次に犯人が狙うターゲットは、正確には
わからないが、ピート、そしてシーゲルソンよ、君らは特に気をつけたほうがよいぞ。

第三回目の質問登録をしました。
http://q.hatena.ne.jp/1172419188

今回のいるかは、コメントを盛り上げていただいた、hokurakuさんに差し上げます。ありがとうございました。