【隣のヒットマン　2nd season】第3回目（2/26）

ストーリーはこちら
http://jinriki-games.g.hatena.ne.jp/task/2/12

殺害された方は、草葉の陰にどうぞ。
http://jinriki-games.g.hatena.ne.jp/mu523/20070218

マカリスター

「9名様となりましたので、席を詰めて9名様用の円卓をご用意させ
ていただきましたので、皆様ご注意くださいませ。」

「――失礼しますよ。どうも私はこれがないといけないたちでしてね」
シーゲルソンはパイプを取り出し、火を付けた。ゆっくりと紫煙を吐きながら、言う。

「最初から整理しましょう。論理的にね。

最初に殺されたのは2人。『真犯人』ならば一度に２人の人物を殺すことが出来ますが、初回の犯行において、殺された人物２人ともと目の合った人物はいませんでした。
よって考えられる可能性はこうなります。

1.真犯人が１人殺し、共犯者Aが１人殺した。
2.真犯人が１人殺し、共犯者Bが１人殺した。
3.共犯者Aが1人殺し、共犯者Bが１人殺した。

今回、ピート君が共犯者であったことが明らかになりました。そこで、共犯者A＝ピート君と仮定します。
そして前回の捜査メモを見ると」
シーゲルソンは最初の捜査メモを手に取る。

「ピート君はhanamiy氏ともダン氏とも目が合っていません。前回、ピート君は誰も殺せなかった、あるいは殺さなかったのです。
つまり上記1.と3.の可能性はありません。考えられるのは『2.真犯人が１人殺し、共犯者Ｂが１人殺した。』です。

前回容疑がかからなかったピート君以外の2人――亡くなったK.M氏とジェームズ・B氏は市民であると断定出来ます。実際K.M氏は市民でしたね」
シーゲルソンがジェームズ・Ｂに視線を向けると、ジェームズ・Bは安堵したように一つため息を吐いた。しかしその後、緊張した目で円卓を――自分以外の8人の『容疑者』を、見回した。

「hanamiy氏殺しの容疑者NAPORIN女史、ロックウェル氏、この私シーゲルソンの3人うちの１人、ダン氏殺しの容疑者Zyun氏、ミュー翁、ゴールドウェル君、ショルメ氏、yoshikichin氏の5名のうちの1人は、確実に犯人グループの人間です。

ここまでは宜しいですね？　それでは今回の事件に移ります」

シーゲルソンは２枚目の捜査メモを手に取る。

「今回殺されたのはピート君、K.M氏の2人です。今回も前回同様、この２人を同時に殺せる人物はいませんでした。
そしてピート君は共犯者、K.M氏は市民でした。ピート君とK.M氏は目が合っていました。以上の点を踏まえると、考えられる可能性は以下のようになります。

1.ピート君がK.M氏を殺し、真犯人がピート君を殺した。
2.ピート君がK.M氏を殺し、共犯者Ｂがピート君を殺した。
3.真犯人がピート君を殺し、共犯者ＢがK.M氏を殺した。
4.真犯人がK.M氏を殺し、共犯者Ｂがピート君を殺した。」

シーゲルソンは紫煙を吐き、続ける。

「今回、ピート君を殺すことが出来たのはZyun氏、ミュー翁、ゴールドウェル君の3人、K.M氏を殺すことが出来たのはNAPOLIN女史、ピート君、ロックウェル氏の3人。

前記の4つの可能性を発展させ、前回の殺人と合わせて考えると、それぞれこうなります。

1.→Zyun氏、ミュー翁、ゴールドウェル君の3人のうち1人が真犯人。前回この3人と同じ容疑者グループに属していたショルメ氏、yoshikichin氏は市民確定。前回のもう一つの容疑者グループに属していたNAPOLIN女史、ロックウェル氏、この私シーゲルソンの3人のうち1人が共犯者B。

2.→Zyun氏、ミュー翁、ゴールドウェル君の3人のうち1人が共犯者B。前回この3人と同じ容疑者グループに属していたショルメ氏、yoshikichin氏は市民確定。前回のもう一つの容疑者グループに属していたNAPOLIN女史、ロックウェル氏、この私シーゲルソンの3人のうち1人が真犯人。

3.→Zyun氏、ミュー翁、ゴールドウェル君の3人のうち1人が真犯人。前回この3人と同じ容疑者グループに属していたショルメ氏、yoshikichin氏は市民確定。NAPOLIN女史、ロックウェル氏の2人のうち1人が共犯者B。この私シーゲルソンは市民確定。

4.→Zyun氏、ミュー翁、ゴールドウェル君の3人のうち1人が共犯者B。前回この3人と同じ容疑者グループに属していたショルメ氏、yoshikichin氏は市民確定。NAPOLIN女史、ロックウェル氏の2人のうち1人が真犯人。この私シーゲルソンは市民確定。

いずれの場合にも、ショルメ氏、yoshikichin氏は市民であることが確定されました」

シーゲルソンの言葉に、ショルメは静かに頷き、yoshikichinはほっと胸を撫で下ろした。

「私の立場は非常に微妙なものになってしまいましたね」

シーゲルソンはやや自虐的に笑って、煙を吐いた。

「奇しくも、今この円卓市民を挟んで二つの容疑者グループが向かい合っています。犯人にとって、これ以上自分と同じ容疑者グループの人間が減るのは得策ではありません。
『市民』の皆さん、どうぞ存分にお気を付け下さい。私が殺人者なら――次は、確実に貴方達を狙いますよ」

ちょっとまってよ！なによそれ、３番と４番は！
なんだかさっさと棚の上に上がられたわね。
でも、確率の問題を論じているだけな以上しかたないのかしら。
ぶつぶつ・・
図でまとめるとこういうことかしら
http://f.hatena.ne.jp/NAPORIN/20070226074755
緑が新たな容疑よ。自分が誰を殺せたと思われているのかは縦のラインでたどればわかるわ。
http://f.hatena.ne.jp/NAPORIN/20070226074754
これから向きを決める人のために。
私の行に向き＝色対応表があるわ。

犯罪者の隣に座らされている非確定の市民は、
犯罪者が自分を殺すと隠れ蓑が減るから
殺しにくいことを考慮にいれて、
敢えて同じ容疑グループ（犯人）の方を向くのもいい策だわ。
仮にそれで死んでしまったとしても
告訴に直結する手がかりが残せるわ。
市民にとっての勝利は告訴と複数生き残りしか
ありえません。

問題は、安マークをつけてしまった確定市民のご三方は、
シーゲルソンさんのいうとおり、どこを向いても
視線からのがれられないかもしれない点ね。
だれしも確定市民の方を向きたいものですわ。
早急に告訴を行わなければ
ご三方はいつまでも安んじられませんわね・・

それにしても、なぜ共犯者Ａたるピートが殺されたのかしら。
自殺とは書いてなかったわね？
彼を殺せば共犯者ということは公表されますし、
共犯者を殺しても直接得することはないはず。

たぶん、犯人にとってそうするしかない間接的な
事情があったのね。
彼が共犯者だと知らされていない共犯者が殺したとか、
彼の存在自体が一味にとって困るものとなる事情があったとか
（たとえば疑われずに輪を縮めたかった？）。
これが一番読みがいのあるポイントかしら。

ふと気がつけば、やけに人数が減っているような。
書物に夢中になっているうちに事が進んでいたなんて！


（なんて天然ぶりを発揮。単に運が良かっただけのような）
（手がかりはいくつも出てきましたが、未だ確証を得ていません。
ここは市民確定された方の方を向く安全策か、あるいは裏をかいて逆方向を向くか。
いやいや初心貫徹(?)で続けて正面にしようか・・・）

今回、市民が確定されたというのが重要なポイントのようですね。
だって、もしも僕が犯人だったら次の行動として・・・。

いまこそがチャンスのはずなのに、何故同士討ちなんかしておるのかの、犯人は。
もちろん、いいことじゃが確定市民がジェームズ・ショルメ・シーゲルソンとわかった。
　
注意しなければいけないのが、Napo嬢かZyun、そして（ゴールド又はロック）ウェル氏だな。
まだヤバイ状況だが次回で決着がつくじゃろう。彼らが犯人側であるかどうかの確率は
半々だから、次向く向きはどうしたもんかの。前回までの予想も外れてしまったしのう。
ふしあなじゃったか、私ゃあの目も。向きはもうサイコロにでも頼るかのー。

業務連絡です！

ルールに補足をしたいと思います。

「1回の告訴期間で、告訴人、証言者になることができるのは、どちらか（告訴人or証言者）の1回のみとします。」

例えば、告訴人Aさんと証言者BさんがCさんを被告人として、
告訴人DさんがAさんを証言者として、Eさんを被告人とする
ことはできません。

また、告訴人がAさんが、Bさんを証言者としてCさんを被告として、
Aさんがさらに、Dさんを証言者としてEさんを被告とすることも
できません。

以上です。

（いろいろ書こうかと思ってたけど微妙に出遅れた…。）

「状況はそこの自称自由業（シーゲルソンのことらしい）の整理したとおりじゃな。
今回ばかりはあの２人のほうを向くのが正解のようじゃ。

それにしても、あの黒いのが共犯者とはな。科学の芽がまたひとつ摘まれたわい。
嬢ちゃんの言うようになぜ殺されたかは興味深いところじゃ…。」

「そこに浮かび上がったＭの文字。
　そろそろ核心に迫っていきましょう・・・」
ショルメの眼光に鋭い光が灯っていく。


「前回、この殺人劇の容疑者は６人いると申し上げましたが、
　私はもう一人犯人を絞りかねていました。
　それは正面に座る人達の中に犯人グループの一人がいると思ったからです。

　そこで私はリスクを避けるため、次の行動をとりました。
　・前回と同じ方向の左を向くこと。
　・推理の中で正面の人達に触れないこと。
　・こちら側に注目を集めること
　この３点に最新の注意を払いました。

　そして・・・結果的に事態は急変します。
　なんと今回ピート氏が殺害され、彼が共犯者であるという事実が分かったのです。
　事件は一気に解決へと向かいはじめました。


　今回、ピート氏への殺害容疑がかかっているのは、
　５～７の席に座るバリツ使いZyun氏、ミュー爺、ゴールドウェル氏の３人ですが、
　彼らはピート氏が犯人と分かっていたのでしょうか？
　おそらく分かっていなかったのでしょう。
　なぜなら、彼らが次に向いた方向を見れば答えは明白です。
　容疑者を避けて殺人を行ないたいはずの彼らの視線の先にある人物で、
　最初の容疑者以外の人物をはずしていけば・・・２～４に座る人物を狙う以外にない。

　そこで彼は考えました。
　K.M氏は「失敗に終わったか。だが次こそは……」と自分が殺人者であるかのように装っています。
　ここで彼を殺すのは賢明ではない。

　となると、２．ピート氏か４．ジェームズ氏か。
　犯人が狙ったのはピート氏でした。
　しかし共犯者である犯人は、偶然にも同じ犯人グループであるピート氏を殺害してしまう事になります。
　これは犯人側の誤算の一つでした。

　・・・ここで最初の事件を振り返ってみます。
　共犯者であったピート氏は初日左を向いたのは皆さんご存知の通りです。
　視線の先にあったのは

　２．ピート氏（左）　共犯者確定
　　３．Ｋ．Ｍ氏 　（右）　視線あった　→　殺害可能　→　殺されてない　→　殺害指定していない
　　４．ジェームズ氏（左）　視線あわず　→　殺害不可能　→　殺害指定したが視線あわず空振り？
　★５．バリツ使いZyun氏（正面）　視線あった　→　殺害可能　→　殺されてない　→　真犯人？殺害指定対象でない？
　★６．ミュー爺（左）　視線あわず　→　殺害不可能　→　殺害指定したが視線あわず空振り？　殺害指定対象でない？もしくは真犯人？
　★７．ゴールドウェル氏（正面）　視線あった　→　殺害可能　→　真犯人？殺害指定対象でない？
　×８．hanamiy氏（左）　視線あわず　→　殺害不可能、しかし※殺害された※　→　殺害指定したが視線あわず空振り？

　★・・容疑者　×・・・被害者

　第一回目の惨劇を振り返ると、ピート氏が殺害しようとしたのは４～８の席に座る人物です。
　しかし、この中で視線があった５、７に座る容疑者は共犯者なので殺害を計画していたとすれば
　殺害されているはずですが、殺害されていない事から彼らは除外でき、
　最後に残るのは視線があわなかった４、６、８の人物しかありません。

　そんなピート氏が次に取る選択は何でしょうか？
　５～７の人物がマスタ殺害容疑者である事は周知の事実、ピート氏が次も同じく左を向いたとき、
　殺害を行なうとすれば、彼の取る選択は２つしかありません。
　hanamiy氏、マスター殺害容疑からはずれている
　Ｋ．Ｍ氏又はジェームズ氏を殺害するか、殺害を行なわない事です。

　ここで仮にピート氏が今回も殺害に失敗、もしくは殺害を見送った場合、
　５～７の席に座る容疑者グループは誰も右を向いたK.M氏は殺せない事から、
　Ｋ．Ｍ氏が殺害の犯人は視線があったNAPORIN、ロックウェル氏に絞り込めます。

　次にピート氏がＫ．Ｍ氏の殺害に成功した場合の動機を考えてみます。
　彼が殺害する選択はＫ.Ｍ氏又はジェームズ氏しかありませんでした。
　それは５～７の席に座る容疑者を殺すのは彼にとって得策ではないからです。
　ここで共犯者である彼は次の事を考えます。
　もし、最初に左を向いたジェームズ氏が今度は右を向き、殺害に成功してしまえば
　今度は自分が疑われる事にもなりかねない。
　それなら自分が同じ方向を向き、相手も次も同じ方向を向いた人物を指定したほうがよい。
　そうすれば、自分の向いた逆側に座る犯人と殺害計画が重なっても問題ない。
　更に私の言葉も頭をよぎります。
　『隣の人物を殺害するリスクを犯す者はいない』
　ピート氏はＫ．Ｍ氏の殺害を計画し、見事に成功します。

　しかし、彼はまさか自分自身も命を失うとは思いませんでした。
　先に述べた通り、彼は市民を装ったために同じ共犯者に殺害される事となったのです。

　この場合、hanamiy氏殺害容疑者である人物は今回殺害を行なわなかった、
　又は殺害に失敗した（犯行順番も含む）のいずれかになりますが・・・

　いずれにせよ、犯人のヒントは
　http://q.hatena.ne.jp/1171813446#c80571
　に述べた通り、答えはロンドンにあったのです」

　ショルメの推理が冴えわたる。

　　　To be continued...

PS：ルール確認ですが、犯人が告訴逮捕された場合、共犯者の一人も告訴されないとゲームは終了しないのでしょうか？

（ルールには告訴されてしまった犯人は必ず共犯者の名を自白するとありますので、そこでゲームは終わるのでしょう、　Naporinの中の人より）

>kumonoyouniさん

犯人が告訴された時点で、ゲームは終了です。その際に、もう一人の共犯者も私から明らかにします。市民側は犯人を告訴すれば勝利です。

＞（ルールには告訴されてしまった犯人は必ず共犯者の名を自白するとありますので、そこでゲームは終わるのでしょう、　Naporinの中の人より）

ありがとうございます！

＞犯人が告訴された時点で、ゲームは終了です。その際に、もう一人の共犯者も私から明らかにします。市民側は犯人を告訴すれば勝利です。

ありがとうございます！
-------------------------------------------
「Ｍから届いた招待状。
　度重なる偶然の中で私の脳裏から離れなかったものがあります。
　犯人と市民はランダムであってランダムではない。
　私達はＭに踊らされていただけなのかもしれません・・・」
ショルメの目は遠くを見つめ、何かを思い返すようだった。

ふと我に返ったショルメは力強くこう言った。
「皆さん、告訴に踏み切ります！」

※※※※　証言者大募集！！！　※※※※

(中の人より)
kumonoyouni様、回答を締め切った後、告訴受付が開始されます。
解釈が微妙になる場合がありえますので、再告訴をお願いします。

＞(中の人より)
＞kumonoyouni様、回答を締め切った後、告訴受付が開始されます。
＞解釈が微妙になる場合がありえますので、再告訴をお願いします。

ありがとうございます！
（そっか、あっちゃ～、今告訴すれば後から回答して殺せる事になってしまう・・・行動早すぎたσ^-^;）

（strains-eさんの回答により締め切られましたね。）
告訴しますわ。

業務連絡です！

回答オープンしました。これより告訴期間に入ります！
3/4（日）午前1時までが告訴期間です。このコメント上で、告訴や証言者の宣言、採択をしていただき、ペアが成立したら、私宛にポイントメールで告訴対象者を決めていただきます。3/4（日）の午前1時までにポイントメールの送信までを行なっていただきます。

このコメント上で告訴対象者を名指しすることは不可ですので、ご注意下さい。個人同士でポイントメールでやり取りして相談することは問題ありません。


マカリスター

「告訴状の提出は、私までお願いいたします。
NAPORIN様ちょっと早かったようですが、告訴の宣言と認めて
よろしいでしょうか？」

（中の人：よろしくてよ、よろしくてよ～
http://f.hatena.ne.jp/NAPORIN/20070228013431
例の表まで作ってしまった、
わたしったら夜更かしさんね
ほほほのほ！　←困ったものです、スペイン風邪かな）

(ジェームズの手記より)
パイプ職人をなだめすかすことから始めた、
一箇月に及ぶ追跡取材も、あと一週間。

神よ、Naporin女史の勇気ある行動に祝福を。

------------------------------------------------------
NAPORIN様の告訴に対して、証言者への名乗りを挙げます
------------------------------------------------------

「今ここにいるのは市民が7人、真犯人が1人、共犯者が1人。
『業務連絡』を読むと、市民側から出せる訴状は最大で3通。今犯人グループが殺せるのは最大で3人。告訴人か証言者が命を落とせば告訴は不成立ですから、最悪の場合3組の告訴全てが不成立となる可能性があります。ここが正念場ですね」

シーゲルソンは左に視線を向ける。

「NAPORIN女史の告訴に対して、証言します。私と貴女が手を組むということは――判るでしょう？」

あうあう、しばらく考えさせてください・・
（Naporinの小さい脳には荷が重いようだ）

「さてさて、先週仕事を休んだツケで色々と出遅れ気味じゃな。
ん？いや、こっちの話じゃ、気にしないでくれ。

結論から言うぞ。
わしは【嬢ちゃんの告訴の証言者として立候補】する。
もし採択されないかまたは明後日（金曜日）の朝までに証言者が決まらないようなら、証言を取り下げ自ら告訴することにする。殺害による告訴の不成立は避けたいからの。

さて、この理由は以下の通りじゃ。
今回、Ｋ．Ｍ氏とあの黒いのが殺された。
なぜこの２人が狙われたのか？
前回、わしは「左を向く」と宣言した。このことは自分の身を殺人者から守るには申し分なかったと今でも思っておる。
しかし、このことは殺人者にとって一つの抜け道を生み出してしまったのじゃ。
容疑者であるわしが左を向き、その視線の先のものが殺されれば、当然殺されたものを見ている容疑者、すなわちわしが疑われることになる。
実際には嬢ちゃんも左を向いたがの。
ところが、疑惑を避けるかのように殺される予定の者の方を見なかった者がいた。
どこにいるとも知れぬ、別の容疑者グループのほうを平然と見つめたものがな。

「論理的な確たる証拠」ではないかもしれぬが、このような危急の事態にあってはしかたあるまい。」

こう言って持ち上げたティーカップは既に空になっていた。

どうでもいいですが、なんでここだけ
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なんだろう…
広告が微妙に長くて正直、鬱陶しい…。

「これはこれはこれは。面白いことになって来た」
はは、とシーゲルソンは声を出して笑った。
「自惚れでしょうか。どうも私のことを仰っているように聞こえるのですがね、ミスター・ロックウェル」
シーゲルソンは右を一瞥しする。
「現在市民と確定していない人間で被害者と目が合わなかったのは私だけですからね。それにしても、『疑惑を避けるかのように殺される予定の者の方を見なかった』とは。貴方は随分と偏屈な御仁のようだ。――ふむ」
シーゲルソンは一瞬沈黙し、眉間に皺を寄せて中空を睨んだ。

「矛盾していますよ」

紫煙を吐き、続ける。

「ロックウェル氏が問題にしているのは第2回の時の向きですね。皆さん、2名が欠けた円卓の画像とNAPORIN女史の手による2枚目の捜査メモを、お手元にご用意下さい。そして、よくご覧下さい。

この時点で、2つの容疑者グループは、以下のような構成になっています。

グループ１（hanamiy氏殺しの容疑）：NAPORIN女史、ロックウェル氏、シーゲルソン

グループ2（ダン氏殺しの容疑）：Zyun氏、ミュー翁、ゴールドウェル君、ショルメ氏、yoshikichin氏

NAPORIN女史とロックウェル氏の間に座る私には、『犯人は自分と同じ容疑者グループの人間は狙わないだろうから、自分と同じ容疑者グループの方を向く』という方法は使えません。
どこを見ようとも、私の視界にはグループ２に属する方が入るのです。
私がそれぞれの方向を向いた場合に私の視界に入る方は、以下のようになります。（）は所属する容疑者グループです。

右：ロックウェル氏(1)、yoshikichin氏(2)、ショルメ氏(2)、ゴールドウェル君(2)

左：NAPORIN女史(1)、ピート君、K.M氏、ジェームズ.B氏、Zyun氏(2)、ミュー翁(2)

正面：ジェームズ.B氏、Zyun氏(2)、ミュー翁(2)、ゴールドウェル君(2)、ショルメ氏(2)

どこを向いても容疑者グループ2の方がいらっしゃいます。どちらの容疑者グループにも属さないピート君、K.M氏、ジェームズ.B氏の3方がいらっしゃる『左』が安全かと言うと、そうではない。最初に殺人を犯さなかった犯人はどこにいるか判りませんからね。実際ピート君は共犯者でした。

私にとっては2つの空席がある『右』が最も安全だと、そう判断したのです。何か異論がおありですか？」

楽しそうに笑って、シーゲルソンは円卓を見回した。

「さて、それでは貴方の『矛盾』について話しましょうか、ミスター・ロックウェル。

まず、貴方の仰る通りこの私シーゲルソンが犯人グループの人間だと、仮定しましょう。

すると私が上で上げた4つの可能性

1.ピート君がK.M氏を殺し、真犯人がピート君を殺した。
2.ピート君がK.M氏を殺し、共犯者Ｂがピート君を殺した。
3.真犯人がピート君を殺し、共犯者ＢがK.M氏を殺した。
4.真犯人がK.M氏を殺し、共犯者Ｂがピート君を殺した。

のうち、3.と4.は排除されます。どちらも私を市民と断定するものですからね。

そして、他の方も言及されていることですが、現状真犯人には共犯者を殺す合理的理由がありません。よってピート君は、彼が犯人グループの一員であることを知らないもう一人の共犯者によって殺されたと考えるのが妥当です。可能性1.が排除されます。残るのは、

2.ピート君がK.M氏を殺し、共犯者Ｂがピート君を殺した。

この可能性です。つまり私は真犯人だと言うことになります。

ミスター・ロックウェル。先程貴方はこうおっしゃった。

『疑惑を避けるかのように殺される予定の者の方を見なかった者がいた。』

真犯人は誰が共犯者か知っていますが、共犯者が誰を殺すのかまでは知らない筈です。
真犯人たる私がそのような行動を取るためには、2人の共犯者と密かに連絡を取り、手を組む必要があります。

――お判りですか？　そもそも犯人グループが手を組んでいるのなら、共犯者ピート君が殺されることはないのですよ」

ただ紫煙を吐き、酷薄な笑みを浮かべ、シーゲルソンは言う。

「それとも真犯人が敢えて共犯者を殺さねばならない理由を、貴方はご存知なのですか、ミスター・ロックウェル」

もったいないような気もするが、そろそろ死のゲームにもうんざりじゃ。
ナポくんがシーゲルソン氏の証言を採れば、チェックメイトじゃろ。
　
もうらちがあかん。とっとと告訴してしまうがいいと私ゃあ思うね。
適当見切って、終わらせんと、そろそろ比率的にまずい頃合じゃ。　　

「うーむ、なにかとわしを陥れたがっているの。

ではまずおんし（シーゲルソンさん）の言う説への反論をしてみようかの。まぁそもそもおんしのことを言ってるとは誰も言ってはいないがの。（ルール上、明言はできないからの。）

まず前半は判断の違いじゃな。
わしは容疑者３名の方向（右）と容疑者２名の方向（左）を比較するなら、容疑者２名の方が比較的安全だろうと判断したわけじゃ。
ただ、実際には確率は不明であることも認められることから、おんしが容疑者３名の方向をより安全と判断したのならばそれはしかたがないことじゃ。

そして後半。
「真犯人」は別に共犯者の意図を知っている必要は無いのじゃよ。
仮に共犯者が思い至らずおんしの左手のほうを選ばなかったとしても、おんしになんら悪影響は無い。いわば「保険」じゃな。

ふむ、反論というよりはおんしの説もまぁ認められないことはない、という位になってしまったな。
まぁよい、もとよりそれくらいの「用意」はしておっただろうからの。」

全員に宣言するように話を続ける。

「しかしわしは証言または告訴は取り下げんぞ？
私自身が持っている確たる証拠、すなわち自分は良識ある市民だという自負にかけてな。
ルール上とても言いにくいが、あの疑わしいほうをこれ以上のさばらせておくわけにはいかない。
もし判断に迷う者がいるのなら…」

言いにくそうに少し言いよどんで続けた。

「こちらのグループにいる３人をすべて牢獄に入れるという手もあるだろう。
わしとて無実の人間も含めて投獄することになるのは気が進まん。
しかし、告訴不成立が発生するかもしれないが、今ならまだそれか、それに近いことができるはずだ。

そこの外野で騒いでいる爺さん、あんたはそこまで言うのならなぜ自ら告訴しないのだ？」

ミュー爺様、私の疑問にお答えいただきたい。
幸い私は、市民グループと認められています。
その私が証言者としての名乗りを挙げているのに、

なぜ、
> ナポくんがシーゲルソン氏の証言を採れば、チェックメイトじゃろ。
と仰るのですか？

私ではダメなのですか？　私が次のターゲットなのですか？

どううまく行っても、今回確実に殺害されないのが確定してるのは２人だけじゃ。

困ったな。誤解してるようだが私ゃあ別にジェームズ君の証言を採るなとは言っておらんのじゃ。
私ゃがザッと見たところ、今回死にそうな可能性が高いのは、市民確定の無口なYoshikichin氏と
目敏いショルメ氏の二人じゃな。ジェームズ君は、Napo嬢が誰を訴えたがってるのかわかって
いるのだろうか？私ゃあシーゲルソン氏の証言対象しかはっきりわからんのじゃよ。

早まったわ。
（またやったのかという突っ込みの空耳？聞こえないわ）
反訴や偽証で自分の立場がゆらぐこともあるなんて
全く考えてもいなかった。
もしかしたら私は、告訴人より証言者の方が
似合っていたかもしれない。
ええ、きっとそうだわ！
黒いドレスを着て黒い帽子、
顔の上半分には黒いベールを掛けて、ポツリと、
憂鬱そうにいうのよ、
「本当におそろしいことですけれど
告訴人のいうとおりです、私は見ました」って・・
イギリスの法廷ではどんなカツラをかぶっているのかしら！


告訴を取り下げます。
（メールを出してないからまだｏｋですよね？）
この１週間死ぬ予定のない証言者を必要な方、
どなたか、いらっしゃいますか？

無口な私は殺されてしまうの？ミュー爺さん？ま～最初から名無しの私とhanamiy氏は早死にしそうと思っていましたが、なぜか生き延びております。どうせ死ぬなら・・でも生き延びそうな気がするな！告訴か証言でもしようかな？告訴する人ほかにいないのかな？

＞どううまく行っても、今回確実に殺害されないのが確定してるのは２人だけじゃ。
とはどういうことかな？
嬢ちゃんが作った表を見ても、今回市民確定組としか目が合ってないのは嬢ちゃんだけのような気がするのだがの。
まさか厚かましくも自分と目が合ったものも数に入れておるのじゃないだろうな？
そういう細かいごまかしは信用をなくすというものじゃ。

さて、明日の朝７時をもってわしは告訴に切り替えるぞ。
（別に年寄りだから朝が早いわけではないぞ）
もちろんその後でも、わしに証言を求めるのならそれに応えることもやぶさかではないがな。

＞どううまく行っても、今回確実に殺害されないのが確定してるのは２人だけじゃ。
Naporin女史＆Mしかいないと思いますが・・・
女史が告訴を取り下げたので、私も証人者の名乗りを撤回しましょう。

なるほどな、記者君の言うとおりＭを入れれば２人ということになるな。
誰を証人にするかという話の流れだったのでてっきりここにいるメンバーの名前としてもう一人誰か殺害されない人間の名前を　知っている　のかと思ぅたわ。

ちなみに、嬢ちゃんがＭであれば一人しかいないということになるがの。

私ゃあたちは市民に決まっておろうが。なぜ自分も怪しいような判断を明示
しなくてはならないのだ？私ゃが言っとる安全確定はNapo嬢とZyun氏じゃ。

証言者よりも告訴人の方が　確かにリスクは高いが、判断に自信があるなら
しりごみせずに告訴したほうが良い。だがまだ私ゃあにはその確証が無い。
ショルメ氏が危険なのは容疑者３人と目が合ってるから。Yoshikichin氏は
ナポリン嬢、Zyun氏の二人と目が合っておる。Zyun氏の容疑は五分五分じゃ。　
　
今回、どうして私ゃあが告訴しないか。確証が無いからじゃ。しかし次回、
罪の無い市民が殺されれば、ほぼ犯人は特定可能だ。私ゃが死ねば
犯行が可能なのはZyun氏だけだ。ロックウェル先生かシーゲルソン氏が
死んだら、犯人はｇoldwell氏しかありえん。次回はほぼ犯人確定しておる。
駆引きやるとしたら、狙われずに告訴が完了できるかじゃろうな。　
　
今回諦めて、確証が出るまで待つ事にするわい。市民以外の告訴に
参加するのも危険なだけじゃし。皆さんのご無事を祈るばかりじゃわい。

取り出した懐中時計のふたをぱちんと閉じるとロックウェルは言った。

「さて、時間じゃな。
　予定通り、わしは【告訴】に切り替えるぞ。
　証言者となってくれる人間はいるのかな？」

「タイムリミットが近づいてきた。
　私の推理の一端をお話しましょう。
　まずNAPORINさんは市民で確定です。

　なぜなら、彼女は前回告訴を宣言しています。
　あの時、この私が証人になったとします。
　私はどんな証言をしても損はありませんから、
　彼女が告訴するメリットは何もない。
　従って彼女は「市民」決定なのです。

　そして、犯人の意図するところは・・・」

ショルメの最後の時が訪れようとしていた。。。

To be continued...

PS:ほったらかしですみません、今晩か明日には続きを書きます。

ミュー爺様、先ほどは大変失礼いたしました。

仮に私が告訴の名乗りを挙げた場合、
証人者になっていただくことを、ご検討いただけるのでしょうか？

さて、ちょっと状況を整理したいと思います。

NAPORINさん→告訴取り下げ
hokurakuさん→告訴宣言中。証言者なし。

kumonoyouniさんのは告訴期間前のものなので、
告訴する場合は再度宣言をお願いします。

現在の状況は以上です。

またいくつかルールについて質問が届きましたので、この場で
回答したいと思います。

「犯人・共犯者も告訴が可能か？」
犯人も告訴できますが、告訴をして証言者に裏切られた場合、
犯人は退場となり、ゲームは終了となります。

「告訴、証言人が殺された場合の告訴対象者の公開」
告訴人、証言者のどちらか（または両方）が殺害された場合、
告訴人、証言者が誰を告訴しようとしていたかは、公開いた
します。ストーリーの中での公開になると思います。

長い間ルールブックと対面表を見ていたゴールドウェルは、しばらくしてぼそぼそと喋りだした。

どうやら「沈黙は金なり、雄弁は銀なり」の誤解釈を地でいってしまったみたい。
あえて目立たないようにしていることで標的になるのを避けていたつもりだったけど、座った席の関係で何時の間にか僕が犯人の有力候補にされてしまっている。参ったな。

今までよくわからなかったけれど、今回は市民確定された方が危ないんじゃないかなと思った。少なくとも1人は狙われるような気がした。
でも表を見ると[容疑者－市民確定]の組み合わせは複数ある。

うーん、うーん。
いったい、どっちだ？
ルールによると、告訴が冤罪だった場合は、告訴者は退場とある。
根拠薄弱な告訴はリスクが大きい。
更に告訴不成立で続行した場合（例えば証言者が殺されてしまったとか）でも、告訴したこと自体は犯人に知られてしまう。

でも、必ずしも来週も僕が生き残れるとは限らないし、運良く生き延びたとしても、次回以降生き残れる可能性はどんどん減ってゆく。
残された時間はあと少し。よーく考えねば。。。

ジェームズ殿、証言するのは、お主が誰を告訴しようとしてるかにもよるのじゃ。
何度も言ってるように、死ぬのも嫌じゃが、冤罪だけは勘弁じゃ。
それ相応の説得力を持った意見が無いと、証言は出来ぬ。
是非、貴殿の推理の程を聞かせて欲しい。ここで話すなら全部じゃなくてもいい。
あるいは、私ゃあの傍に来てささやくなり、手紙を渡してくれてもOKじゃ。
　
何、私ゃあも犯人側の可能性があるだと？！とんでもない言いがかりだ。
ロンドンからこっち、社会に対してやましい事など一つも有りわせん！
老いても最後まで紳士でいたいものじゃからな。
　
仮に万一、私ゃあが告訴対象違いでジェームズ殿を陥れるような間違いがあれば
私ゃあの財布の中身全部の５０ポ（イ）ンドをそっくりジェームズ殿の口座に振り込んでくれよう。
ま、死んで財産入ってもしゃあないか。ではこの私ゃあの仕立てた最高傑作のmy帽子に誓って
宣言しよう。私ゃあは信じるに値する男じゃ。　殺人などに手は染めぬ。
　
一ついえるのは、（私ゃあが犯人側じゃないと信じてくれてるという前提で話しますよ）
Zyun氏か、goldwell氏はどちらかが確実に犯人or共犯者だという事なのじゃ。
しかも私とジェームズ殿は、それぞれ片方と目が合っておる。
告訴が成立まで二人が生き残れるかは、微妙なところじゃな。
　
ショルメ氏も生き残れる確率はわずかじゃから推理を聞いてみたいもんじゃ。
彼の推理は順序だてて説明されていて、わかりやすいからの。
あんまり思わせぶりなのが玉に瑕じゃが・・・（ロンドンの探偵小説の主人公とそっくりじゃ）。
告訴する対象の容疑者は現在5人。さて真犯人を挙げることは出来るであろうか？

（中の人より。
すみません、身内に不幸がありしばらく繋げなくなりました。
告訴期間／次回の回答（あれば）に間に合わない可能性がありますことご了承ください。
これから始発電車で大阪まで行ってまいります。

ところで、冤罪の場合でも退場者は被告のみのつもりで前回私はルールを作ったのですが、確認を願います。＞マスター、goldwellさん

それでは戻ってきたときは塩を振ってくださいね。）

（ゲームを面白くする意味でも、演出のうえでも長くなっていますが・・・）

「まず共犯者側からお話ししましょう。
　今回、皆さんがどちらを向くのか私は予想していましたがほぼ予想通り。
　上に座る犯人と思われる容疑者は皆、右を向き、下に座る共犯者と思われる容疑者は三者三様ですが、
　ゴールドウェル氏は正面。
　ミュー爺は右。
　Zyun氏は左。
　はご存知の通り。

　ここで注目すべきはゴールドウェル氏は３度とも正面を向いていること。
　そして前回までで２人の犠牲者が彼の対面にいますが、
　彼の性格、そして殺害の可能性と自分が疑われるリスクを考えると
　彼は市民である可能性が高い。

　そしてミュー爺は右を向きました。
　もし共犯者なら今回右を向くメリットがあるかと考えた場合、私には思い当たらないのです。
　なぜなら、対面に座る人たちは今回誰が考えても右向く事は予想できたでしょう。
　そして犯人が逮捕されたら、共犯者も自白が決定。
　そんな現状で彼が右を向いて何の得があるのでしょうか？

　あるとするなら、私かyoshikichin氏が殺されて、犯人が逮捕されない場合に
　疑いの目から逃れることくらいだと思いますが、それなら誰も殺せないし、
　今回右を向くならあまり賢いやり方とは思えません。

　彼が右を向いた理由は一つ。ロックウェル氏と目をあわしたくなかった。
　この一点でしょう。
　従って彼も市民である可能性が高い。

　残るは犯人側ですが・・・
　前回、私は犯人と市民はランダムであってランダムでないと述べましたが、
　このゲーム主催者であるＭから犯人を紐解くことができます。
　この殺人ゲームを混迷させるには
　・犯人と共犯者は対面に置く
　・もう一人の共犯者は犯人と共犯者の間、つまり約90度の位置に置く
　のが一番の方法です。

　これを踏まえて前回殺害された共犯者のピート氏の座席位置を思い出してみてください。
　そして彼の右隣に座る三人の位置関係と共犯者の位置関係を。

　更に前回のロンドンでの惨劇もあわせて考えると、Ｍはこう考えたはずです。
　犯人側に一人経験者を置き、残り二人の共犯者は未経験者にしよう。
　そして市民側にもゲームを面白くしてくれる経験者を置こうと。

　Ｍは席順までは決めることができませんでしたが、皆さんもうお分かりの通り、
　くしくも対面にその条件に見合う二人の人物が静座しました。

　そして追い詰められた犯人の意図するところは、市民を混乱に落としいれ、
　Ｍのルールを逆手にとって逃亡劇を遂げることです。

　私に残された時間はもうありませんが、告訴します！」

PS：
hokuraku様へ
　お悔やみ申し上げます。お気をつけて。

mu523様へ
＞犯人も告訴できますが、告訴をして証言者に裏切られた場合、
＞犯人は退場となり、ゲームは終了となります。
との事ですが、ゲーム終了の意味合いは、市民の勝ちとなるのか、
犯人の逃亡勝ちとなるのかどちらでしょうか？
後者の解釈だと、共犯者と組んで逃げることもできるので、
その場合は告訴自体、無効となるのかも気になるところです。

「最後に私の証言人としてはゴールドウェル氏を要望します」

「告訴を宣言します」

（お悔やみ申し上げます＞hokurakuさん
このたびは大変でしたね・・・）

strains-eさんに証言します

告訴いたします。

未だに告訴のペアは１組だけですか？皆さん証人は罰せられないのだか証言すればいいのにな～
じゃ～私も『告訴』します。自分は市民だと言う方、証言お願いします。

「NAPORIN女史を証言者として採択します」

（『告訴人は、証言者を採択するかどうかを決めることができます。証言者の言動を元に採択するかどうか決めてください。』ってルールにありましたけど、ここでこうやって宣言したらいいんですかね）

僕を疑惑の目で見る方もいるかと思えば、信じて証言者として必要としてくれる方もいるようですね。まさに東洋の言い回しである「捨てる神あれば拾う神あり」ってやつかな。
身の潔白を証明するには、真犯人を明らかにするしかないようです。

kumonoyouniさんが告訴に踏み切るならば、要望に応えて証言いたします。

ジェームズ氏の「真実を知りたい、報道したい」
との意欲には負けたよ。
私ゃあもしっかり説得されてしまったわい。
彼の告訴に証言人として立候補することにした。
どうやら、次回で終了のようじゃな。
生き残っていればいいのだが・・・。

＞hokurakuさん
ルールの確認が不充分でした。

告訴人と証言者の対象が一致しなければ、告訴人が退場。
一致しても、対象が市民（すなわち冤罪）であった場合、被告が退場させられるのでしたね。

＞kumonoyouniさんが告訴に踏み切るならば、要望に応えて証言いたします。

「では、私はゴールドウェル氏を証人として採択します」

すいません、回答が遅くなりました。
ずっとはりついてないと、ゲームマスターも難しいですね。

>hokurakuさん
>goldwellさん

告訴人と証言者の対象が一致し、その対象者が市民だった場合は、
被告のみが退場です。

告訴人と証言者が一致しない場合は、告訴人のみが退場となりま
す。

>kumonoyouniさん

犯人が告訴したが、証言者と食い違って退場となった場合は、
市民側の勝ちとします。ストーリー的にも逃亡という形には
しません。なんらかの形で決着をつけるつもりです。

「退場」というのはルール的な言葉でして、ストーリー上では
「その場からの退場」という意味ではなく、違う形で表現する
つもりです。

私の提出する告訴状は、ミュー爺様の証言を基に作成致します。
万が一両者の意見に相違がある場合、この身をもって、
責任を取る所存でございます。

---(中の人より)------------------------------------
ミュー爺様(miu2d4r様)を証言者として採択させて頂きます
--------------------------------------------------

>strains-eさん

証言者の採択はそれで結構です。コメント欄で「誰々の証言を
採択します」というように書いていただければ大丈夫です。


さて、告訴締め切りまであと数時間となりましたが、現在の
状況の確認です。

告訴人：strains-eさん
証言者：NAPORINさん

告訴人：taisin0212さん
証言者：miu2d4rさん

告訴人：kumonoyouniさん
証言者：goldwellさん

告訴人：hokurakuさん
証言者：なし

以上です。

(中の人より)
申し訳ございません。22:30頃までメールの受信が出来ません。
(登録メアドを会社用から自宅用に切り替える為）
ご迷惑をお掛けするやもしれませんが、ご了承くださいませ。

マスター様、私も告訴しておりますが・・・
もう証言人はsibazyun 氏しかいませんけど。おーいsibazyun さーん！

>yoshikichinさん

すいません、見落とししてました・・・

告訴人：yoshikichinさん
証言者：なし

以上追加です。

すいませんでした。

はい、Zyun です。yoshikichin さんの告訴に証言します。
（すみません、yoshikichin さんのコメントが出るのを
　お待ちしていました）。

言葉が少ない私ですが、どうやら、容疑者として名前が
あがってしまっていますので。。。

待ってましたよ＾＾
『私はsibazyun氏を証人として採択します』
何かすごい展開になってきましたね！

午前1時となりましたので、告訴期間を終了いたします。

凶行の結果、裁判の結果は24時間後の3/5（月）午前1時に
発表いたします。

今回で犯人が告訴されていなければ、質問登録をしますが、
犯人が告訴されていた場合は、この回のコメント欄で発表
をいたしますので、次回の質問は登録しません。

取り急ぎご連絡です。

ゲームは犯人が告訴されたため、終了となります。

これよりストーリーを掲載するとともに、結果を
発表させていただきます。

ストーリーを書いているうちに、質問が自動終了
となってしまいました・・・。うかつでした。

賞金につきましては、別途送信させていただきます。

http://jinriki-games.g.hatena.ne.jp/task/2/13

ストーリー（殺人の結果）を掲載しました。

今回はこの後に、告訴の結果編、エピローグと3本だてです。

mu523様、12人の皆様、楽しい時間をありがとうございました。

ジェームズなりのエピローグも作ってみたいのですが、
現時点の私の文才では、すぐにはできそうもないのが申し訳ない限りです。

どこかの質問で、また皆様にお逢いできることを楽しみにしております。

http://jinriki-games.g.hatena.ne.jp/task/2/14
（告訴の結果編）

http://jinriki-games.g.hatena.ne.jp/task/2/15
（エピローグ）

これでストーリーの掲載は終了です。

ゲームの結果による配点は回答による配点とは別途、以下のようにお贈りいたします。おそらく明日以降にポイント送信となりますので、しばらくお待ち下さい。

■告訴人（100pt）
taisin0212

■証言者（80pt）
miu2d4r

■市民側生存者（50pt）
NAPORIN
goldwell
kumonoyouni
strains-e

■市民側敗退者（20pt）
kumaimizuki
hanamiy
yoshikichin
dungeon-master

■犯人グループ（0pt）
sibazyun（犯人役）
youhate（共犯者役）
hokuraku（共犯者役）


というわけで、【隣のヒットマン　2nd season】をこれにて終了いたします。草葉の陰も開放いたします。皆様お疲れ様でした。

また、匿名での「のっかり」の応援を送っていただいた方、本当にありがとうございました。この場でお礼を申し上げます。

うっひゃー、草葉の陰見ましたけど、
かなり疑われていた・・・。怪しかったものね。
それ以上に喋りすぎで本命と見られていたロックウェル先生が
まさか共犯者だったとは。
　
犯人側が連絡取り合ってなかったらしい、ってのが想定外でした。
ピート氏が殺された時には
「えええ？？？！なんで？予想できん」
と思ったものです。深く意味を考えてしまったけど
あれは偶然だったんですかね。
　
皆様本当にお疲れ様でした。
逆順で見にくいですけど、日記を公開しときます。
http://d.hatena.ne.jp/miu2d4r/

犯人のZyunです。
yoshikichin さま、犯人に証言を求めたのですが、残念でした。
youhate さま、起死回生で共犯者をあやめてしまいましたが、効果なしでした、すみません。

Naporinはベールをかかげて
英国の裁判所に別れを告げ、
旅支度を整えてから
同じテーブルに着いたことのある人たちにも別れを告げた。


「本当に印象深い体験でしたわ。
わたくしこんなに恐ろしくて楽しいことは初めてでした。
犯人は、本当に見事でしたのよ・・・。」


見事というのは彼らの最期を指して言ったのと
誤解されたかもしれない。
自ら証言したために今は死刑にされた
ロックウェル爺さんへの矛盾する憎悪と思慕をきらめく瞳にのぞかせ、
Naporinは黒い煙を吐く電車や揺れる船で故郷へと旅立った。


もちろん帰途と故郷ではこのスリルある事件が
「どうしても黙っていることのできない」
Naporinの口から何度も語られ、
その聞き手の中には・・・
それはまた別の話である。

皆様ただいまです。
ご迷惑おかけしました＆ありがとうございました。

そして気づいたら試合終了。
ロックウェル先生の手記はいなかったときの数日分を適当に書いてパブリックモードにしたいと思います。

→hokuraku様
この度は突然のことで、お悔やみ申し上げます。
　
あと、ご要望だったので、お塩をふっておきます。パッパ。
　
皆さんの今明かされる日記を見るのが
大変興味深いです。
予想外の犯人無連携策で、推理がかなり振り回されました。

皆様お疲れ様でした。

特に犯人グループの方々は大変だったろうと思います。
特に終盤。私も苦しかったですから。

>hokurakuさん

こんな時に共犯者役を任せてしまってすいませんでした。
私もお塩を。パッパ。


あと、最後に初代Mとして、ショルメ氏の推理に回答しなければ
なりませんね。

>前回、私は犯人と市民はランダムであってランダムでないと
>述べましたが、
>このゲーム主催者であるＭから犯人を紐解くことができます。
>この殺人ゲームを混迷させるには
>・犯人と共犯者は対面に置く
>・もう一人の共犯者は犯人と共犯者の間、つまり約90度の位置
>に置くのが一番の方法です。

この部分です。

完全な正解ではないけれども、間違いでもありません。
真相は以下のとおりです。

参加メンバーを見たとき、犯人側の最強の布陣は、全員を経験者
で固めることだとまずは思いました。

でもそれでは、あまりにも作為的過ぎるので、この案は捨てて、
くじをすることにしました。

ただし、まったくのランダムでは犯人側の位置がかたよった場合、
犯人側がますます不利になると思ったので、全員を3つのグループ
に分けて、その中から一人ずつ選ぶくじ引きとしました。

参加順番に1～4で1名、5～8で1名、9～13で1名というように
してくじを引き、選ばれた3名でまたくじを引き、犯人を選び
ました。

位置に気を配った部分は見抜かれましたね。
するどいご指摘でした。

みなさんお疲れ様でした！
『真犯人には共犯者を殺す合理的理由がない』とか書いておきながら、ばっさり外れてましたね。
絶対hokurakuさんの方が真犯人だと思ってましたよ…。
「シーゲルソン」という名前はシャーロック・ホームズが姿をくらませていた時代に使っていた偽名なんですが、やっぱ無謀でした。

皆様、お疲れ様でした。

私が名乗ったショルメはほとんどの方がお気づきのように
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%B3%E5%AF%BE%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA
に書かれているシャーロック・ホームズのアナグラムです。
（最初のクイズで思いつきました）

犯人、共犯者の配役についてですが
＞参加メンバーを見たとき、犯人側の最強の布陣は、全員を経験者
＞で固めることだとまずは思いました。
＞
＞でもそれでは、あまりにも作為的過ぎるので、この案は捨てて、
＞くじをすることにしました。
私がマスターであったとしても経験者ばかりで固めると犯人側の圧勝で終わる可能性もあるし、私を含む他の参加者が盛り上げてくれるかもよく分からないので、それはないかな？と思っていました。
ですから、私はミュー爺が作ってくれた視線表に前回の経験者に全てマーキングをしていて必ずこの中に犯人グループがいると踏んでいました。

最初に考えたのは
本命　ロックウェル氏－Zyun氏
対抗　ロックウェル氏－ゴールドウェル氏
大穴　ミュー爺－シーゲルソン氏
でした。

ただもう一人の共犯者は正直よく分からなかったのでどうしたものかと思っていましたが、今回のターニングポイントは、やはり共犯者のピート氏が殺害された回であったように思います。
ここで犯人と共犯者のミスリードを犯す切欠になったものの、この回でほぼロックウェル氏－Zyun氏のラインであると思いました。
（もし、あの時点でピート氏が殺害されてなければもっと迷っていたかもしれません）

ただ確実な証拠がなかったし、皆さん同様、他の容疑者達の可能性も捨てきれなかったんですが、それ以上にショルメを名乗ってしまった事で、下手な行動が起こせなくなり、私自身の首を絞めた感もありましたA^-^;

そんな中、新聞記者であるジェームズ氏の地道な取材活動と真実へのあくなき追及心が、我々市民の心をも動かし、一気に真犯人逮捕まで漕ぎつけることができたと言えるでしょう（皆さん拍手）

それでは、皆さんまたどこかでお会いましょう。

PS：今度はルパンでいこうかな（笑）