LinuxのユーザーにはSEや大学プログラマーが多いですよね。だから大抵のことはフリーで提供されています。逆にいうと、ちょっとやそっとのプログラミング力ではLinuxの世界では金をとれない。OSだってフリーなんですから。
だから、サービスの方が見込みがありますよね。Linux使いだってプロバイダーとは契約せざるをえない。pppdなんて誰でも立ち上げられるけど。
この種のものとしては、辞書があります。辞書の入力は誰でもできるが、手間と著作権の関係でフリーでは提供されていません。フリーのものは役立たず。日本語フォントも同じケースてしょう。
ただ、この種のサービスということになると、プロバイダもレンタルサーバーもLinuxに限って必要なものではない。どんなOSでも必要なサービスです。辞書やフォントもね。だから、Linuxに限って有望なサービスというのも挙げるのはむつかしいですね。
最近はLinuxが使われているのもあたりまえという状況になっているので、OSよりはアプリケーションという形で訴求しなくてはいけないんでしょうね。
辞書やフォントは、確かに充実していませんね。日本語環境を充実させると既存のLinuxユーザは取り込めるんでしょうかね?
これが回答になるかどうか自信がないのですが、
制作案件でオープンソースのCMSを導入する(ブログなど)場合や、フリーのPHPのスクリプト(メールフォーム)を導入する場合で、プログラマーなど技術者を頼れない事情があって、セキュリティホールを探してくれるサービスがあればいいなぁと最近感じたことがありました。
便利なOSSが日々たくさんリリースされていて、非技術者でも動的なコンテンツを含むサイトの制作案件でもデザイナーだけで完結させることができつつあるなと思ったのですが、セキュリティホールがそのサイトのサービスにおいて致命的な影響を及ぼす可能性がある場合(個人情報やクレジットカード情報を扱う場合)は、導入をあきらめています。
それと、もうひとつ費用を払ってもいいと思うのはLinux対応制作アプリケーション(Photoshop,Illustrator,Dreamweaver)。
これさえあれば完全にデスクトップ用途として使えるようになるのですが。
クロスサイトスクリプティング対策は個々の技術者に依存してしまいますから、サービスとしての可能性はあるのかもしれませんね。やるとしたらコードの静的分析がメインになるんでしょうか。
セキュリティ全般で考えると、selinuxは使いづらいという声もよく聞きますので、価格競争力を持ったGUIのSecureOSというのはうけるのだろうかと考えています。
ご回答ありがとうございます。エディタや印刷関連はLinuxがデスクトップとしてそこまで普及していないこともあり、なかなか使い勝手が悪いですよね。GyaOはうちのLinux使いもWindowsを起動しないとみれないので嘆いていました。
ご回答いただいたのはどちらかといえばディストリビューションに含まれるコンポーネントですが、有償サービスのようなアイディアも募集しています。そもそも金を払わずに自分で何とかできるのがOSSの魅力だと言われればそれまでなのですが、もしあればぜひ参考にしたいと思います。