SUS304、SUS316、SUS316L を使用している場合が、ありますが なぜでしょうか?。
L材(ローカーボン材)を使用するのは、溶接時に炭素(C)が悪影響を与えるそうですが、304と316を使い分ける理由と、L材を使用する理由をご存知なかた、宜しくお願い致します。
基本的には性質の違いで使い分けをします。
http://www.kawaso.co.jp/eng/hogokan01.htm
http://www.ndk-tech.com/popup/f3p-04-01.htm
SUS316、SUS316Lの使い分けに関しては、SUS316Lの説明を見ると判りやすいです。
SUS316を加工しやすくしたステンレス鋼がSUS316Lです。
SUS316は、硬い金属(Cr、Ni)が多く含まれていて、かなり加工しにくいステンレス鋼です。
そこで、炭素の量を低くすることですこし柔らかくなり加工しやすくなります。
「L」はローカーボンを表します。
SUS316=Cr18%+Ni12%+Mo2%+C(0.08%以下)
SUS316L=Cr18%+Ni12%+Mo2%+C(0.03%以下)SUS316とSUS316Lの大きな違いはC(炭素)の含有量ですが
SUS316Lの「0.03%以下」というのはSUS316の「0.08%以下」に含まれます。
http://www.yousetuya.com/text/gijyutu/sus.htm
詳しく教えていただきましてありがとうございました。よくわかりました。
SUS304は結構ポピュラーな素材で、手に入りやすいし、安いです。
そこそこの耐食性があるので、このへんですみそうな場合は、304で処置します。
316は耐食性が非常に高く、基本的にこれで配管すればたいていのものは大丈夫です。しかし価格が高く、納期が長いのが難点。さらに、硬いので曲げにくく施工がしにくいという点もあります。
さらに、耐腐食性が高いL材はもっと価格がたかくなります。これじゃないとだめ、というところ以外は使わないのが基本。
といったところでしょうか
ありがとうございました。
ありがとうございました。
参考にさせていただきました。