「実は小説家ではなく、画家/音楽家/映画監督etc.のエピソードである」あるいは「●●という小説に書かれているフィクションが一人歩きしたものである」という場合もあわせて教えてください。
“小説を執筆していた”訳ではないのですが....
石丸元章著のSPEED スピードが頭に浮かびました。
http://books.bitway.ne.jp/meng/cp.php?req=126_01_01&site=boo...
内容は、ドラッグの取材をするうちに自らもはまり‥と言う物で、
執筆の為の取材だったのが自身の体験記になってしまった話です。
ドラッグにはまるのも病気の一つかなと思うので、挙げてみます。
では
http://www.puri-q.jp/yocg/n_contents/syou/r02_gaku/001.html
>オレは過度の感情移入からくる精神病の一種で、『心身性極度没入症候群』というものにかかっていた
「こういう病気になった人を描いているフィクション」を探しているわけではありません。
面白いぐらいに質問文を読んでませんね(笑)。
私が知っている中で一番お題に近いかなと思うのは、
法月綸太郎氏の「後期クイーン問題」ではないかなと。
法月氏はエラリー・クイーンのひそみにならって、作者と同名の探偵を創作し、
シリーズを上梓されていますが、
クイーンの後期作品に見られるような作者と作中の探偵がシンクロすることによるパラドックスに法月氏もはまってしまい、
しばらく新作が上梓されなくなってしまった、というようなことです。
http://tokyo.cool.ne.jp/meikyu/art00/onk0006.html
↑はそのことについての考察
http://q.hatena.ne.jp/1138874281#a480579
↑ではdeanimaさんが端的にまとめてくださってます。
なので、登場人物と同じ病気になったわけではないのですが、
作中人物に没頭する余り、手本とした作家と同じ深みにはまってしまった、
というエピソードになるかと思います。
以上ご参考まで。
確かに! まさしく「作中人物と同じような『病気』」にかかってしまいましたものね。
最近は作品を再び発表し始めた法月綸太郎は、はたしてこの病を回復できたのでしょうか。
どうもありがとうございました。
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ただ、もっとダイレクトに、「作者が肉体的に/精神的に同じ病気にかかる」という事例がなかったでしょうか? 人物エピソード集の本か何かで見たような記憶があるのですが……。
引き続き回答をお待ちしています。
うーん、ルポや取材を通じて自分も取材対象にのめり込んでしまった、というのは多数あるように思います。
申し訳ないですが、フィクションを執筆していた場合に限定させてください。
どうもありがとうございました。