地方議員を目指してるの?
あるいは国会・地方両議員の兼任を目指してるの?
どうすれば入党できるの?
入党試験や面接は難関?
基本的に無給ですか?有給ですか?
政党というのは本来、議員や議員になろうとする人だけの集まりではなく、国民主権の立場から政治に参加していこうとする人たちが、共通の政治的目標で結合したものなんです。
ですから、その党の基本方針に賛同し、規約を認め、各党が定める一定の手続きを経て定められた党費を納入する人なら、基本的に誰でも参加できます。
ただし、たいていの場合、既に党員となっている人の推薦と、党員になった後に所属する支部などの承認を受けてから、都道府県レベルや党本部などに入党申請する、といった形を取るようです(政党によって違います)。
ですから、入党にあたっては、既に党員になっている人か、居住地あるいは職場を管轄するその党の支部などに問い合わせるということになります。
入党にあたって試験がある政党というのは、少なくとも国会に議席を持つ政党にはありません。ただ、面接は必要な党があるようです。といっても、党の方針や規約、党費の納入についてのことや党員の義務などの説明を受け、承認するかどうかを聞かれる程度です。
ちなみに、「基本的に無給ですか?有給ですか?」というのは、政党に入党するというのと、選挙運動や議員活動のスタッフになるというのを混同していますね。
政党に所属するというのは、必ずしも議員事務所に勤務したり手伝いに行ったりすることとイコールではありません。むしろ一般には、そういうことには関わらない党員の方が圧倒的多数です。
たとえば党費という一種のカンパでその党を応援しようとか、その党の活動に興味があるからとりあえず党籍をもらって党員のみにしか配布されない文献なども読んでみたいとかいう程度の人が多いはずです。
自民党などは極端で、あそこは選挙で公認をもらうためには、何人党員党友を確保したかの実績などが問われるため、名前だけ貸してくれと言われて党員や党友になっている人も少なくありません。この場合、党員党友の資格を得るために必要な党費も、議員の後援会などが立て替えているケースが多いようです。
党に入党される方の目的は千差万別です。
特にTomCatさんの回答にもありましたが、自民党の場合なら
>選挙で公認をもらうためには、何人党員党友を確保したかの実績などが問われるため、名前だけ貸してくれと言われて党員や党友になっている人も少なくありません。この場合、党員党友の資格を得るために必要な党費も、議員の後援会などが立て替えているケースが多いようです。
この他に当選後の公共事業の受注目当てで、入党している例もあります。この場合、先生に献金までしたり色々便宜を図ることになります。
一般の党員は無給どころか党費を徴収されますが、政党の職員は有給です。
政党によって分かれるのは、国会・地方に関わらず議員になった時で、政党助成金という制度があるにも関わらず、持ち出しになる政党もあるようです。
議員を目指す場合、国会・地方議員どちらを目指すかというと基本はその人の考えによります。どちらにしろ、地方議員で終わる人の方が圧倒的に多いのですが。
地方のボスを目指す人、大志を抱いて国会議員を目指す人。一般論では官僚からだと国会議員を目指す人の方が圧倒的に多いように思いますが、都知事選に立候補するしないで騒動になった浅野史郎氏は官僚から知事になっています。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | ラージアイ・イレブン | 732回 | 589回 | 55回 | 2007-03-06 16:25:38 |
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