「炎上」という現象が問題になる事が有ります。
だれかがちょっとした「間違った事・勘違いされそうな事」をブログや掲示板で発表した事によって、
正義感らしきものを持った人達が、ハチミツによってくるアリのように集まってきて、総叩きする現象のことです。
ですが、正義感らしきものを持った人達は、日常生活では、タバコをすってはいけないところでタバコを吸ったり、
駐車違反をしたり、時速40km制限のところを50kmで走ったり、多めに貰ってしまったオツリを返さなかったり、
所有者不明の傘を盗んだり、持ち主に断らずケシゴムを寸借したり、そういうことくらいはしていると思います。
自分の悪い事を完全に棚に上げ、自分が悪い者を断罪する閻魔様にでもなったつもりで叩きまくる。
このことについて
■■■■■■■■■■良い悪いではなく、心理学的にどうしてこういう事が起きるのでしょう?■■■■■■■■■■■
★良い悪いの議論はしないでください。
あるあるの捏造問題とほぼ同じような事をやらかしている
他の局が関西テレビを袋叩きにしますし、
自分のことを棚にあげていじめをする子もいますし…
昔は仇討ちは良い事とされてたように
日本人気質に元々そういうのがあったのかも
って素人考えしてみました
というのもあるかも。
からでしょ。ヒマと時間を持て余しているニートや主婦の唯一の外界との接点が数に任せて他人を叩く行為だから。
詳細は下記のページを見てください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E6%A9%9F%E5%88%B...
(反動形成の場合もあるかも知れません)。
その人の正義感からして大きな問題ではない、というのはいいですね。
例えば、「所有者不明の傘を盗んだりするのは許せても、タバコをすってはいけないところでタバコを吸ったりするのは許せない人」はいるでしょうし、その逆の人もいるでしょう。
そして、禁止場所での喫煙を嬉々として報告するブログには、禁止場所での喫煙だけは許せない、という人だけが集まってきて炎上させているのではないでしょうか。
「自分のしていることは常識の範囲内だが、こいつのやっていることだけは許せない」と思った人が炎上をさせるのでしょう。
意外と自分の欠点はよくわかってなくて、人の欠点は目に付きますから。
自分の弱みを握られたときです。
親切な返事が言葉足らずで、最初の発言者を傷つけてしまった場合、最初の発言者が炎上します。これはどんな心理か分かりやすい場合です。
最初の発言に対していきなり炎上する場合。これは、自分の思い描いてる進行方向とは予想外の書き込みがあり、自分の経験からはとても軌道修正できない時があります。この時は、理路整然と話しが出来ないのでキレる現象が起きます。
はじめから炎上させる目的の人や、炎上後に参加してくる人たちは、精神的優位に立てて楽しいからやっているだけです。実際の対人関係でこれをやると、その場は優位に立てても、最終的に嫌われるパターンです。
かつての(今も?)ワイドショー的な自分達の悪い事を棚に上げての
マスメディア(マスゴミ)によるリンチ的・脅迫的な取材記事も、
それを見て喜ぶ、同じく「自分達の悪い事を棚に上げた」大衆がいて
成立している(いた??)わけですから。
マスゴミ⇒大衆という情報の関係性がなくなり、
直接に大衆(=ネットイナゴ)が動くようになったのがweb2.0的とはいえるかもしれませんが……。
web2.0などとは無関係に、ずいぶん昔から「炎上」と同じような現象はありました。なぜ「炎上」が起こるかといえば、記事内容などが攻撃者の正義感にフィットせず、イラっとくるからでしょう。道交法云々はその人の正義感からして大きな問題ではないからでしょう。もう少し問題を切り分けてみたらいかがでしょうか。
面と向かっている人に対して、自分のことを棚にあげて叩くという行為は、
以下の理由によりやりにくいと思われます。
・生身の人間を攻撃するリスクに対しての恐怖感がある。
(反撃を受けることが容易に想像でき、一度わが身を振り返らざるをえない)
・目の前の人間に嫌われるのはイヤ。
・問題視されていること以外に見える情報がたくさんある。
(見たところすごくいい人そうとか)
常識のある人なら、わが身を振り返ってストッパーがかかります。
ブログや掲示板の場合、正義感の衝動にストップをかけるヒマなく、たたきという行動に低リスクでうつることができるため、そういうことが起きると想像します。
……勘だけど。