SOUSAKU
この状況は変圧器の出力端子を素手で触っていると考えると、一般的なビリッとくる感じの感電は10v・1mA以上で感じられるそうです。
えーっと、「感電」の定義が曖昧ですね。
「感電」というのは電気が体内にながれて、その流れた事を
感覚器で衝撃として感じる、という状況になりますが、
おなじ力で、たたかれたり、つつかれたりしても、
ひとによって、痛いと感じるかどうか違うし、
身体の部位によって、痛みを感じなかったりしますよね(例:鍼治療)
http://www.onl.net/~taka1997/education/2003/biology/05/index.htm...
「感電」したかどうか「感じる」のもまた人によって差があると思います。
そこについて明確にしないと、もらった回答もまた曖昧な回答になるかと思います。
人体の抵抗と容量をまず仮定します。
標準規格では抵抗1.5kΩ、容量100pFです。
http://www.led.or.jp/handbook/c_3_3_3_seidenkitaisaku.htm
人体が電気を感じる電流量は1mAですので、単純計算ですと1.5Vの電圧で感電してしまいます。ただしこれは人体が濡れていて、変圧器の電極と人体の接触抵抗がほぼゼロの場合です。
乾燥した皮膚ですと接触抵抗が数百kΩはあります(汗はついていないと仮定)。仮に500kΩとすると、500Vで1mAとなります。
言い換えると、400~500Vくらいまでは感電しないと推定できます。
粗く言い換えると、100Vではまだまだ大丈夫、1000Vを超えると確実にあぶないです。
でもどこから危ないかは、皮膚の状態(特に汗は接触抵抗を下げるので危険度が増す)に依存しますので、100Vの電極に直接触ることは厳禁です。条件によっては100Vでも感電で死にます。夏季は自然に発汗しているので、特に危険です。
http://labor.tank.jp/saigai/H12kanden.html
感電したときに感電状態が継続するかどうかは、人体が変圧器以外の何かにさわっているかどうかによって変わります。
ゴム靴を履いていて変圧器以外に触っていないときは、感電するのは一瞬で、すぐとまると思います。
一方の手が変圧器の電極を触り、もう一方の手が金属、それも接地したものに触っているときはかなり危険です。電圧にもよりますが、感電が持続する可能性があります。この場合は交流電圧よりも、直流電圧の方が危険です。
人体の2カ所に電極を貼って電圧を加える場合は、電極間に電流が流れます。電流の流れる経路は最も抵抗が低い経路となります。電流の大きさは電極と皮膚の接触抵抗でほぼ決まります。通常は接触抵抗がかなりあるので、電極間の距離は、あまり関係ありません。皮膚が濡れていて接触抵抗がうんと低くなって初めて、電極間の距離の影響が出てきます。
少しでもお役に立てば幸いです。
知人に電気関係を敷設する職業の人がいるのですがその人によると
100Vでは手で触るとしてじわじわ・びりびりという感覚何だそうです。
200Vではチクッ、ビリッ程度の感覚だそうです。
それ以上の電圧になると飛び上がったり声を上げてしまうほどの衝撃だそうです。
ただ条件によっては100V以下でも体に重大な損傷を及ぼしたり最悪死にいたりますので注意が必要です。
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