後遺症や違和感って実際はなんでもないのに、そう思ってしまう神経的なものなのですか?

首の打撲=ムチ打ち?

後遺症=違和感?
プールで首を蹴られ、お医者さんには首の打撲いわゆるムチ打ちですと言われましたが
打撲とムチ打ちって一緒なんですか?

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  • 終了:2007/04/05 18:12:17
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ベストアンサー

id:ichthyostega No.6

回答回数205ベストアンサー獲得回数22

ポイント40pt

「むち打ち」というのは、その名の如く、体(あるいは頭)に加わった衝撃によって、頚部がムチのようにしなることで、頚椎や頚部の筋肉に障害が生じる病態のことを指します。

この言葉がもてはやされたのは日本でも乗用車が普及しだした頃であり、当時の車にはヘッドレストがついていませんでした。そのため、追突の衝撃は体を前に押し出しますが、頭部は慣性の法則により後方に取り残されます。その際に頚部が急激に伸展され、その後反動で強く屈曲するような状態になること、これがむち打ちの原因でした。ヘッドレストが発達した現在、昔ほどむち打ちは怖がる怪我ではないはずなのですが、「むち打ちは怖い」と言う認識だけが取り残されているのです(ただ、実際には怪我の程度や元々の頚椎の状態によっては症状が強くのこる人もおられます)。そのため、現在ではむち打ちという言葉を使わずに、「頚椎捻挫」とか「外傷性頚部症候群」という名称が用いられています。それに対し、打撲というのは外からの力が直接患部に伝わり、局所の組織を傷害することです。


ですから、原則的にはむち打ちと打撲とは別物ですが、実際には区別しにくい所はあると思います。


むち打ちの怪我の程度は頚椎に基礎的な疾患がない場合、基本的には外からの力と首がどれほど急激に動かされたかによってその重症度は決定されます。泳いでいた人の足のあたり具合によってはむち打ちと言っても支障ないと思いますが、交通事故での受傷などと比較すると、その重症度はそれ程高くないことはお解りいただけると思います。


むち打ちの症状がのこりやすいのは確かですが、頚椎部に違和感を感じる人は、むち打ちを経験したことのない人にもたくさん見られます。ですので、それまで顕著に表れていなかった症状が、むち打ちなどの外傷を契機に症状が出てくると言うことはよくあることです。今まで腰痛を経験したことの無かった人が、荷物を持った拍子にギックリ腰になり、それ以降腰痛持ちになるのと同じ事です。


あと、神経質さですが、これはむち打ちに限らず、腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みの感じやすさという点では、ストレスや不安などによって変化する脳内物質が関連していることは明らかになっています。ですから、こういう意味では神経質な人は痛みを感じやすいと言うことはあると思います。

「違和感を感じる」→「不安になる」→「痛みを感じやすくなる」→「更に不安になる」という悪循環が指摘されていますので、症状が強い人には抗不安剤などが処方されることがあります。

id:ponponpon456

とても解りやすいご回答ありがとうございました。

2007/04/05 18:10:46

その他の回答5件)

id:Sampo No.1

回答回数556ベストアンサー獲得回数104

ポイント20pt
  • 「いわゆるむち打ち」と言われたならそれは頸椎捻挫のことです。頸椎の骨には損傷がないので、靱帯や軟骨が受けた損傷が痛みの原因であろうと言うことです。
  • 後遺症は、ケガや病気の、もう治らない症状全般のことです。極端な話をすれば腕を切断する大けがをしたら傷口はいつかふさがっても腕がまた生えてくるわけではありませんね。上肢欠損が後遺症になっているわけです。
  • 痛みの診療はとても難しく、というのは、検査などで痛みの原因の有無を調べることはできない場合が多いからです。本人が痛いといえば、痛みがあるのだろうと判断するしかないのが現状です。そういう、検査ではわからない疼痛を「心の問題だ」と言い切ってしまう人もいますが、臨床的にそれは乱暴ですね。
  • 局所麻酔の技術を応用し、慢性疼痛をとろうというアプローチがありペインクリニックと呼ばれています。これで鎮痛が可能で、しかも痛みさえなければ機能的に問題ないのなら、鎮痛をメインにやっていこうという判断もできますので、相談してみることをおすすめします。
id:ponponpon456

ありがとうございました。

2007/04/04 20:23:42
id:aqua-marine No.2

回答回数631ベストアンサー獲得回数25

ポイント20pt

後遺症や違和感は実際に感じるものです。

ただ神経質な人と無頓着な人とでは多少感じ方に相違があると思います。

打撲とは、転倒やものに強くぶつかるなど体外からの力による、傷口を伴わない軟部組織の損傷。

http://health.goo.ne.jp/medical/search/10510400.html

ムチ打ちは、頚部周辺の軟部組織に損傷を受けることによって生じた様々な病態。

首に限りません。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~isa502/mutiuti.htm

http://www.ino78.com/i/muchiuchi.htm

後遺症は病気・怪我が治癒した後にもなお残っている症状。

違和感は寝違えて首が回らなかったり、ちょっと体の動きが悪い時にも「何かいつもと違う」と感じる感覚です。

大きく見れば打撲の中にムチ打ちが含まれるのではないでしょうか?

ムチ打ちを診断書に書いてもらう時には「頚椎捻挫」が一般的です。

id:ponponpon456

ありがとうございました。

2007/04/04 20:25:03
id:TNIOP No.3

回答回数2344ベストアンサー獲得回数58

ポイント5pt

http://www.tahara-seikei.com/709.htm

むち打ちとは頸椎捻挫の略称です。


http://www.tctv.ne.jp/sshima/i/info.html

打撲


打撲と捻挫の違いです。

id:ponponpon456

ありがとうございます。

プールで前の人の泳いでいる足が首に接触してしまった場合はムチ打ちになるのでしょうか?

2007/04/04 20:33:56
id:sigma199189 No.5

回答回数186ベストアンサー獲得回数2

ポイント20pt

素人ではありますが・・・

むち打ちとは頚椎捻挫であり捻挫とは筋が損傷したという意味です

打撲は捻挫などの内側(抽象的ですみません)ではなく皮膚等表面的なことなので違うと思います。

id:ponponpon456

ありがとうございました。

2007/04/05 17:55:25
id:ichthyostega No.6

回答回数205ベストアンサー獲得回数22ここでベストアンサー

ポイント40pt

「むち打ち」というのは、その名の如く、体(あるいは頭)に加わった衝撃によって、頚部がムチのようにしなることで、頚椎や頚部の筋肉に障害が生じる病態のことを指します。

この言葉がもてはやされたのは日本でも乗用車が普及しだした頃であり、当時の車にはヘッドレストがついていませんでした。そのため、追突の衝撃は体を前に押し出しますが、頭部は慣性の法則により後方に取り残されます。その際に頚部が急激に伸展され、その後反動で強く屈曲するような状態になること、これがむち打ちの原因でした。ヘッドレストが発達した現在、昔ほどむち打ちは怖がる怪我ではないはずなのですが、「むち打ちは怖い」と言う認識だけが取り残されているのです(ただ、実際には怪我の程度や元々の頚椎の状態によっては症状が強くのこる人もおられます)。そのため、現在ではむち打ちという言葉を使わずに、「頚椎捻挫」とか「外傷性頚部症候群」という名称が用いられています。それに対し、打撲というのは外からの力が直接患部に伝わり、局所の組織を傷害することです。


ですから、原則的にはむち打ちと打撲とは別物ですが、実際には区別しにくい所はあると思います。


むち打ちの怪我の程度は頚椎に基礎的な疾患がない場合、基本的には外からの力と首がどれほど急激に動かされたかによってその重症度は決定されます。泳いでいた人の足のあたり具合によってはむち打ちと言っても支障ないと思いますが、交通事故での受傷などと比較すると、その重症度はそれ程高くないことはお解りいただけると思います。


むち打ちの症状がのこりやすいのは確かですが、頚椎部に違和感を感じる人は、むち打ちを経験したことのない人にもたくさん見られます。ですので、それまで顕著に表れていなかった症状が、むち打ちなどの外傷を契機に症状が出てくると言うことはよくあることです。今まで腰痛を経験したことの無かった人が、荷物を持った拍子にギックリ腰になり、それ以降腰痛持ちになるのと同じ事です。


あと、神経質さですが、これはむち打ちに限らず、腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みの感じやすさという点では、ストレスや不安などによって変化する脳内物質が関連していることは明らかになっています。ですから、こういう意味では神経質な人は痛みを感じやすいと言うことはあると思います。

「違和感を感じる」→「不安になる」→「痛みを感じやすくなる」→「更に不安になる」という悪循環が指摘されていますので、症状が強い人には抗不安剤などが処方されることがあります。

id:ponponpon456

とても解りやすいご回答ありがとうございました。

2007/04/05 18:10:46

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