http://en.wikipedia.org/wiki/Thou
いや、thyはyourです。
英語の古語で上記URLにあるように
なのです。キリスト教的なわけではなくて古い言い回し。それがそのままキリスト教のお祈りに残ってるわけです。
http://homepage3.nifty.com/yagitani/kurihon/kurihon27.htm
Thy kingdom come = 御国の来たらんことを
とか。
なので日本語で古い言い回しである汝をあてたのだと思います。
御身でもいいと思うんですがね。
Kumappusさんのおっしゃる通り、thouやthyは古語であって、
それを現在ではyouとyourに置き換えています。
シェイクスピアを原語で読むとき、最初の難関がこのあたりの、
意味は簡単でももう一度覚えなければならない単語であるようです。
少し補足しますと、キリスト教的なニュアンスが感じられるとすれば、
日本でも「お経」を漢文のまま読むことがほとんどであるように、
宗教がらみの表現は、比較的古いかたちのまま残されることが考えられます。
聖書やお祈りの文句では、thou, thee, thyがそのままであることが多いです。
また、たとえば「クエーカー教徒」は、今日でもthou, theeとお互いを呼び合っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%A...
上記によれば、元来、youが敬称、thouは親しみをこめた表現だったというのですから、
kira2007さんのお考えの通り、thouにある程度、宗教的な意味を翻訳の際につけることも、決して間違いではないと思います。
とはいえ、ここまで踏まえて使い分けをしている欧米人は、今日ではほとんどいないでしょう。
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