WEBサーバにARCServeのクライアントエージェントを導入すれば、ディザスタリカバリが
使用できるのですが、現在購入予定はありません。
そこで質問ですが、NT Backupでディザスタリカバリ、またはそれに近いリカバリは可能でしょうか。NT Backupのバックアップ画面でドライブ毎のチェック以外に「システム状態」という項目があるため、バックアップ取得時点までの復旧が可能ではないかと考えています。
【環境】
・DBサーバ 1台、WEBサーバ 2台。
・OSは全てwindows2000server。
・DBサーバにARCServe導入。ディザスタリカバリオプションあり。
・WEBサーバにはクライアントエージェントなし。
以上
システム状態というのは、レジストリ設定などです。
W2kのNTBackupはVeritasの機能削減版で、DROの様な復旧方法は提供されておらず、OSの導入が必須ですので、復旧に要する時間は比較になりません。 特に、OS上でリカバリするため、システム状態などに不整合が起きて、実用的な復旧が出来ないことが多々あります(出来るとしても、システム設定を何度か変更しつつ、再起動を繰り返しながらの復旧になります)
あくまでも、未使用状態のデータ限定のバックアップツールと考えた方が無難です(OpenFilesの様な芸も無理)
「WEBサーバ障害時にできるだけ早い復旧・・・」とありますが、
まず前提として、バックアップをどのような運用でとるかにも
よります。
例えば、毎日、決まった時間に差分バックアップ(もしくは
フルバックアップ)をとっておく必要があるのか?それとも、
1ヶ月に1回や、半年に1回バックアップをとり、システムが
壊れたときその時点まで戻れば良いかの?ということです。
NTBackupの場合、OSを再インストールすることが必須になります
ので"ディザスタリカバリ"という使いかたは厳しいかと思います。
考え方として、OS部分とWEBのデータ部分で分けて考えるのが
一番現実的です。
まずハードウェアの環境として、OS起動用のHDDと、WEBデータ用の
HDDを物理的にわけておき、OS部分は「Drive Image」のような
アプリでリカバリーCDを作成しておき、WEBデータ部分を
NTBackupでとっておく方法はいかがでしょうか?
最近では大容量のハードディスクの価格も下がっているため、
ハードディスクにOSイメージを作っておけば、非常に高速に
復旧可能です。
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