例えば16日夜10時からのNHK第1のニュースでは、トップでフランスの新大統領就任式について伝えていましたが、「パリのエリゼ宮できょう16日、フランス大統領選に当選したニコラ・サルコジ氏が・・・」と始めればよいところを、サルコジ氏が行った宣誓の日本語訳から唐突に始めていました。
これは聞いている方にとっては未知の情報ですから、いったい何のニュースなのか?と不必要に思案しなければいけませんし、けっこう不快でもあります。正確な情報を迅速に伝達するという報道のあるべき姿勢からも外れています。あえて長所を挙げれば、ニュースにドラマ性を持たせることができるということでしょうか?
こういう手法が使われるようになったのはいつ頃からか、また皆さんはどのようにお考えか、お聞かせいただければと思います。
すべてのテレビやニュースに当てはまるわけではありませんが、
少ない放送時間で映像を伝えることに重点が置かれてきていると
いうことが言えると思います。
映像が多くなった分、テロップによる説明が必要以上に多く
なっていることも気がつかれているかも知れません。
また、他局でもたくさん取り上げられているニュースは、他の
媒体や番組でも情報が多く出ているため、内容を要約してしまい、
新しいニュースほど詳しく説明をするケースが多いようです。
その人にとっては知らなかったニュースでも、世界的に時間が
たっているニュースだと、まずはインパクトのある映像や音声を
流すことが多くなってしまい、不快に感じることもあるかも
知れません。
このような言い方が適切かどうかはわかりませんが、
ニュースも昔に比べバラエティ化が進んでいるのではないでしょうか。
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