って言うか、
母子殺害の裁判で、被告弁護団の死刑判決回避を目指した活動の是非が話題になっていますが、
私は以前から思うのですが、この種の犯罪の被告にとって死刑と生き残る事では、生き残る事の方が刑罰として重いと思うのですが、
みなさんはどう思われますか?
http://www.asamiryo.jp/ftk278.html
無期懲役と言っても、永遠に刑務所暮らしというわけではないそうです。
有期懲役よりも早く出所するという事態にもなる事があるそうです。
従って、死刑の方が重いです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%B...
私は死刑反対派ではないですが、この手の被告にとって「完全な無期懲役」の方が「死刑」より厳しい刑だと私も思います。彼らは、どこか、生きていること自体が苦しそうに見えるからです。
猟奇的な犯罪で、自己壊滅的なところが見受けられる場合、被告の心理の底には、強い自己否定、自己嫌悪があるんぢゃないかと感じます。自己嫌悪から、自責の念で自殺に向かうヒトと、社会に責任を転嫁して他者攻撃的な方向に行くヒトと、人格的に2系統あるのかもしれません。
自暴自棄な行いの奥底で「自分が生きている意味がない」と感じている被告を、死刑にするのは、本人の願望をかなえてやることになると思います。
逆に、本当の「悪人」は、金にもならず、すぐに捕まるような「自己壊滅的」な犯行は、決してしないはずですし。。。
私も死刑にしてどうなんだ。
という強い思いがあります。
例えば、自分の親族が同じ様に殺された場合そんな事で自分自身が納得できるのか、と思ってしまうからです。
かと言ってそれじゃどうしてら気が棲むんだと言われると困ってしまうのですが。
“死刑”と“終身刑”であれば“終身刑”の方がやはり重いと感じます ただ“無期懲役”であると、場合によっては相当な早さで出所する事もあるのでそれは許せないから“死刑”なんではないでしょうか?
日本にも終身刑があれば、と思います ただ『死んで楽になるより、死ぬまで罪を償え』というのはある意味残虐であり導入には到っていないようです
そうですよね。
ある意味残虐ですよね。
「死刑反対論」は、主に誤認逮捕といった冤罪や人権にのっとった生命尊重など、刑の軽減を目指すといった立場をとります。
「死刑以上の重罰」は、死刑より重い(苦しい)罰則を上位に作り出そうとする考え方なので、結果としてはどちらも死刑に反対していても、刑の重さ軽さからいえば、まったく異なる主張になるのではないでしょうか。
なるほど。
問題は、無期懲役とは名ばかりで8年程度で、世の中に出られてしまうことが問題なのだと思います。死刑の是非は別として、無期懲役は実質的に意味がないことが問題なのです。
死刑と無期が極端に違いすぎるということ
ですね。
この種の犯罪の被告は反省するのかな?何十年刑務所に入っていても本人は変わらなさそうな感じがするのだけど。
確かに私もそう感じます。
でも、死んじゃったら残された被害者の親族は本当にそれで納得できるのでしょうか。
今回の場合は、被告は罪をあまり感じていないようですし、本人は生きることに対して執着を持っているようですから、死刑の方が刑罰として重い思いますよ。
出所の可能性のある無期懲役と執行を待つ死刑確定では、後者のほうが人の命について真剣に考えるのではないでしょうか?
人権にうるさい弁護士が大挙して裁判に臨んでいるようですが、刑が確定しないことで「生きながらにして殺されている」ような状態にある被害者の気持ちを考えると、被告が生き続けることの方が刑が重いとは思えません。
なるほど。
確かに被告がノウノウと生き続けているというのも被害者にとっては辛いですね。
うーん。
「この種の犯罪の被告」とは、他人を自分の快楽のために殺せる人間であり、こんな事をやったらまずいのではないかというような想像力の欠けている人間だと考えられます。
「この種の犯罪の被告」ではない、普通の人間にとっては、罪を背負って今後の人生を生きなければならない事は、非常な重荷であり、いっそ死んでしまったほうが楽だと考えるかもしれません。
しかし、「この種の犯罪の被告」は、他人を殺すことに罪悪感を感じることが少ないわけですし、想像力が低い為、罪を背負って生きるという未来への想像から来る重荷よりも、死刑にならずに今生きているという現在の享楽の方を強く感じ、生きていることを喜ぶでしょう。
なるほど。
すべての他人が自分と同じ考えだとは言えないのですから、そうなんでしょうね。
そういう人も存在するのですね。
終身刑があればともかく、無期懲役でも15年程度で出てくる可能性がありますから、再犯の可能性を考えたら死刑にするべきというのが普通の考え方でしょう。
被告にとって辛いか辛くないかは関係ありません。刑罰は拷問ではないので「より辛い方を選ぶ」という概念で考えることはありません。
法的にはそうなのですか。
そうですか。
刑罰は拷問ではないのですね。
「刑罰として」は死刑が一番重いとされているんだと思います。
刑罰ではなく、罪に対する罰(罰当たりの罰のようなもの)としてであれば、生き残る方が重い場合もあるかもしれませんが、加害者があまり罪悪感を感じないような場合には重いとは言えないような気がします。
拷問のような、何らかの生き地獄と言える刑罰があればそれが一番重いでしょうが、そのような刑罰はないし、実際作ることもできないと思うので、現状、確実にある程度の重さを持っているのは死刑ということになるんじゃないでしょうか。
余談ですが、鍵がないと取れない目隠し+鍵がないと取れない耳栓で禁固という刑があったら…と思ったことはあります。
やはりそうですか。
そうですね。
そうですか。