つまり、エナメル質や象牙質、歯髄などが存在、あるいはそれに相当する組織が存在するのかを教えてください。
それとも、餌を単にすりつぶすための器官に過ぎないものを、便宜上、歯と呼んでいるだけなのでしょうか?
昆虫は外骨格であり、骨を持つ動物とは異なると言うことで、簡単に説明できると思って、簡単な説明にしてしまいました。
2回目の回答で失礼します。
まず、人間には、カルシウムで出来ている骨や歯を作る細胞と、それを壊す細胞(これが無いと上手く骨を大きくすることが出来ません)がありますが、昆虫にはありません。
だから、カルシウムで出来た歯を作ることが出来ません。
URLで紹介したものも、あくまでカルシウムの沈着ですので、歯ではないといえば歯ではありません。
「昆虫の歯は、基本的に外骨格と同じキチン質」を示すURLとしては、ノミの赤ちゃんの歯を作らせなくするという殺虫剤が、キチン質を作るのを阻害する作用を持っていると言うことで説明できると思います。
http://www.e-mon.co.jp/AnimalClub/nomi.html
蛇足ですが、ノミも立派な昆虫です。
昆虫の歯は、基本的に外骨格と同じキチン質です。
脊椎動物以前では、アメリカザリガニで歯の先駆的器官と考えられるものがあるそうです。
明快な回答、ありがとうございました。できれば、「昆虫の歯は、基本的に外骨格と同じキチン質」である根拠を示したURLの紹介をしていただきたかったです。
ザリガニの話は、蛇足ながら非常に参考になりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%AF
昆虫に歯はありません。
口部に高質化した物質を持つものを歯と呼んでいるだけで、エナメル質等が存在するわけではありません。
高質化?角質化ではなく、高質化というのですか?
それと、リンク先は単に歯の話が書かれているだけで、昆虫の歯に関する記述は見当たらないので何の参考にもなりませんでした。私が見つけられなかっただけでしょうか?
ご質問とは若干離れているかもしれませんが、
「収斂進化」という生態学、あるいは生物学の用語があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8E%E6%96%82%E9%80%B2%E5%8C%9...
異なる出自の生物が似たような生態的地位(ニッチ)を占めたときに、似たような形態になるというものです。鳥類の「羽」と昆虫の「翅」が良く例として取り上げられます。
昆虫と人類はかなり遠い関係になるので、歯はまったく別物と考えるべきでしょう。似たように見えても、進化の途中でそれぞれ獲得したものです。
関連するワードとして「適応放散」というものもあるので、興味が沸きましたら、読んでみるのも一興かと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A9%E5%BF%9C%E6%94%BE%E6%95%A...
有難う御座います。
昆虫は外骨格であり、骨を持つ動物とは異なると言うことで、簡単に説明できると思って、簡単な説明にしてしまいました。
2回目の回答で失礼します。
まず、人間には、カルシウムで出来ている骨や歯を作る細胞と、それを壊す細胞(これが無いと上手く骨を大きくすることが出来ません)がありますが、昆虫にはありません。
だから、カルシウムで出来た歯を作ることが出来ません。
URLで紹介したものも、あくまでカルシウムの沈着ですので、歯ではないといえば歯ではありません。
「昆虫の歯は、基本的に外骨格と同じキチン質」を示すURLとしては、ノミの赤ちゃんの歯を作らせなくするという殺虫剤が、キチン質を作るのを阻害する作用を持っていると言うことで説明できると思います。
http://www.e-mon.co.jp/AnimalClub/nomi.html
蛇足ですが、ノミも立派な昆虫です。
疑問が氷解しました。ありがとうございました。
疑問が氷解しました。ありがとうございました。