マトリックスは3作とも映画館に足を運ぶくらい好きな作品です。
アクションよりも世界観が好きで特に2作目が1番好きでした。
当時は2chの方でも2作目のラストの意味や結末を推理するので盛り上がっていました。
ストーリー的なことはここのサイトが詳しいです。
http://jun9031.fc2web.com/main.html
マトリックスの面白さをうまく表現した文章が見つからないので、
私が以前「人に善悪はありますか?」というはてなの質問に答えたときの文章を書きます。
映画マトリックスの2作目の最後で主人公は実は同じことを繰り返すプログラムの一部だと知ります。
世界の滅亡か一人の女性の命か究極の選択を迫られた主人公は前の自分と違う選択をするというような話がありました。
それは人が意志の力で自分の運命を超えられるかという究極の命題だったように思います。
映画「マトリックス」のマトリックスの意味です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8...
マトリックスあるいはマトリクスとは「子宮」を意味するラテン語(< Mater母+ix)に由来する英語Matrixの音写で、そこから何かを生み出すもの、を指している。この「生み出す機能」に着目して命名されることが多い。また、子宮状の形状・状態に着目して命名される場合もある。
日本語にあえて翻訳する場合は「基盤」「基質」などの訳語が当てられることがあるが、原語で強く感じられる「生み出す機能」や「形状」が伝わりにくく、必ずしも評判が良くない。例えば「母体」あるいは「子宮体」ならばニュアンスも伝わるのだろうが、このような訳語はほとんど採用されていない。結局、カタカナで表記されることが多い。
映画「マトリックス」は深い意味を持った作品です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8...
斬新な映像で映画界に革命を起こしつつ、同時にメタファーや暗示に満ちたストーリーで信仰と哲学という奥深いテーマの表現も両立させており、傑作映画とされる。
じっくりと解説したというより、コメントの集まりですが、映画「マトリックス」に深い意味を見出して、見るたびに新たな発見をしているという話などが載っているページです。
http://www.matrix-jp.net/blog/index.php?mode=cat_view&cat=0&...
こんなメルマガ(無料/まぐまぐ)もありますよ。
http://www.mag2.com/m/0000118597.html
映画「マトリックス」の謎を解く
カテゴリ:エンターテイメント>映画>その他
「この世はマトリックスだ!!!」難解と言われた「マトリックス3部作」をストーリーと共に解説し同時に世の中、人間、人生を解説していく、という壮大なテーマでお送りするオンリーワンメルマガ
発行周期:不定期 発行部数:549部 最新発行日:2007/02/19
バックナンバー:すべて公開 マガジンID:0000118597 発行者サイト:あり
メルマガ作者のサイトです。バックナンバーが読めます。
http://www.geocities.jp/marvin_mgv/
こんなサイトも見ると理解がより深まることでしょう。
複数の哲学者による「マトリックス」に寄せた批評本があります。
http://www.bk1.co.jp/product/2369387
前世界を席巻した話題の映画「マトリックス」シリーズ
その裏側に隠されたメッセージを読み解く待望の論考
気鋭の哲学者によるアンソロジー
文化批評家のスラヴォイ・ジジェクは、『マトリックス』は哲学者・思想家のロールシャハ・テストのようなものではないかと言う。そこに自分のお好みの哲学を見るというわけだ。実存主義、マルクス主義、フェミニズム、仏教、ニヒリズム、ポストモダニズムというように。(序章より)
《目次》
序論──『マトリックス』に関する省察
シーン1 どうしてわかる?
1 コンピュータ、洞窟、お告げ──ネオとソクラテス(ウィリアム・アーウィン)
2 懐疑論、道徳、『マトリックス』(ジェラルド・J・エリオン+バリー・スミス)
3 マトリックスかも(デーヴィッド・ミツオ・ニクソン)
4 見る、信じる、触れる、真実(キャロリン・コースマイヤー)
シーン2 砂漠の現実世界
5 『マトリックス』の形而上学(ホルヘ・J・E・グラシア、ジョナサン・A・サンフォード)
6 機械製の幽霊──心の哲学マトリックス風(ジェイソン・ホルト)
7 新[ネオ]唯物主義と主体の死(ダニエル・バーウィック)
8 運命、自由、予知(セオドア・シック、ジュニア)
シーン3 倫理と宗教の兔穴
9 スプーンはないんだ──仏教の鏡(マイケル・ブラニガン)
10 『マトリックス』の宗教と多元主義の問題点(グレゴリー・バッシャム)
11 幸福とサイファーの選択──無知は幸いか(チャールズ・L・グリスウォルド、ジュニア)
12 みんなでひとつ──カントによるマトリックスの扱い方(ジェームズ・ローラー)
シーン4 バーチャルなテーマ
13 地下生活者の手記──ニヒリズムと『マトリックス』(トマス・ヒッブス)
14 苦い薬を飲む──実存的な意味での本物の自分(『マトリックス』と『嘔吐』)(ジェニファー・L・マクマホン)
15 ネオ-フィクションへのリアルな反応というパラドックス(セイラ・E・ワース)
16 リアルなジャンルとバーチャルな哲学(デボラ・ナイト/ジョージ・マクナイト)
シーン5 『マトリックス』の解体
17 キアヌを貫いて──新しい穴と陳腐な話(シンシア・フリーランド)
18 マトリックスとマルクス、あおして乾電池の人生(マーティン・A・ダナヘイ+デーヴィッド・リーダー)
20 マトリックス、あるいは倒錯の二面(スラヴォイ・ジジェク)
ご質問への回答を探していて見つけたのですが、目次だけでも結構興味深い内容です。読んでみられてはいかがでしょうか?
ちなみにこういうのもありました。
サイト「哲学&マトリックス」(寄稿者は上の本とはかぶってないようです。)
http://whatisthematrix.warnerbros.com/japan/rl_cmp/new_phil_fram...
『マトリックス』 はアクションや特殊効果ばかりでなく、その思想においても画期的な作品です。このセクションでは、第一作および続編二作品が提起する多面的な哲学思想について探究していきます。(上記サイトイントロダクションより)
(途中で英語が間違っているかもしれないのですがすみません)
私も、映画マトリックスは他の同じジャンルの映画より
印象に残っています。
私の個人的な見解ですが、
マトリックスは、「機械と人間」というほかに、
たしかに人間の生き方、
特に
「正しいと思ったことや、自分や誰かを、信じ続けること」
というテーマが含まれていると、私は思います。
まず、
ネオは、カプセルのシーンで、選択を迫られます。
「選択は1度きり。
行ったら戻れない、それでも真実を知りたいのか」
という選択です。
そして、エージェント・スミスと取引し、仮想世界に戻ろうとした
仲間のサイファーの裏切りのくだりでは、
「仮想世界では平和に生きることができ、
現実では地獄のような絶望的な追い詰められた状況の場合に、
それでも現実を生きることが正しいと信じ続けられるのか」
という人間に対する問いかけが秘められています。
モーフィアス、トリニティ、ネオたちは
「現実から逃げずに、真実の中に身を置き、自分の生き方を信じ続けた」
という点で共通しています。
そして、モーフィアスは、作戦中のピンチに陥ったとき、
(Save the one!!)
「救世主を守れ!」
という咄嗟の叫びや、
預言者がモーフィアスについてネオに語った、
(Morpheus believes you so blindly, he will sacrifice himself to save yours.)
「モーフィアスはあなたを盲目的に信じている、彼は自分自身を犠牲にするでしょう、あなたの命を守るために。」
という部分からわかるように、
ネオが本当に救世主となれるのかはわからないのですが、
モーフィアスはネオをもはや盲目的に信じており、
それは、「ある意味安易である」とも受け取れます。
しかし、モーフィアスがネオを信じる信念の強さが
出てくるうちに、それは、保証のなさや弱さなどを超えた、
無理なことを無理でなくしてしまうほどの
「超越した強い信じる心」であることが、示されます。
そして、モーフィアスがネオを助けるために捕まり、
もはや見捨てるしかないという絶望的な状況の中で、
ネオに「助けられる」と言わせ、
実際に救出を可能にしたのは、
モーフィアスのネオに対する強い信心が、
ネオを覚醒させた要因としてあるからだと
思います。
そのような点から、
「信じ続けること」というところが
テーマとして感じられるように思います。
機械は、保証がないものは信じません、
しかし、人間は信じ続けることで新たな可能性を見つける
ことができます。
そんな違いも描写されていたと感じます。
こちらの方も、「信じること」がテーマとしてあったとの見解をされています。
http://www.kabasawa.jp/eiga/other_films/other_films_matrix.htm
ひとりひとりが見る幻想を生み出す「コンピュータ仕掛けの仮想現実空間」を「マトリックス」と呼び、人類は、気付かないうちに仮想現実を見せられ、すっかりそれを現実と思い込み、支配されてしまっている。
そこにある世界が、現代に生きている我々のある種の宗教観や哲学をあらわし、そのことが、ある種の感慨を我々に与えているのだと思います。
(現実で生きている我々は、死後の世界を知らない。仮想現実に生きているのかもしれないという思いはぬぐえない。)
(人は必ず死ぬ。だから、現実や仮想現実を変えるために何かをする必要があるのではないか)
cf:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8...(%E6%98%A0%E7%94%BB)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8...
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%C8%A5%EA%A5%C3%A5%AF%A5%...
http://www.fujigoko.tv/rev/prof/doc6/index.html
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