●過去にこのような質問がありました。
>僕に対して、Macを買うように説得してください。
(http://q.hatena.ne.jp/1161687099)
●このとき、私がMacintoshを買う理由として挙げたのが、画面表示の違い(=美しさ)です。
日常の業務全般で、このような差が発生します。
※キャプチャを撮り直してみました。下記アドレスをご覧下さい。
(http://www.info-japan.net/samp/displaypostscript.gif)
●さて、Photoshopなどを使ったwebデザインを勉強する上でのMacintoshの優位性ですが、
「Windowsに不満を感じていない人」があえてハードウエアからMacintoshに乗り換える
だけの優位性はない、あるいは見いだせないと思います。
●ブラウザでの表示がきれいであっても、それは「自分の環境」できれいなわけで、別の
Windowsユーザの環境できれいに表示されているわけではありません。
「Macintoshユーザ専用のサイト」を作るのならともかく、サイトを見に来る人の大半は
Windowsでブラウズしているのです。
つまり「Windowsで表示してもきれいなサイト」を作る必要があるということです。
●Macintoshで「Windowsで表示してもきれいなサイト」を意識して作るくらいなら、最初から
Windowsで作ればよいのです。
●積極的に「Windowsでのwebデザイン」を勧めるわけではありませんが、あえて一から
Macintosh環境を整えてまで試行する価値はないと思います。
ASCII.jp - アスキー デジタル用語辞典 - ColorSync
たぶんに歴史的な背景があるのですが、Mac では古くから「画面表示」と「印刷」との間の整合性を取る仕組みがあって、一つは、画面での色と印刷時の色を合わせる仕組み、もう一つは文字の配置が同じになるための仕組みがあります。
文字の方は、身近でも体験することがあると思いますが、Excel なんかで、画面上はセル内に収まっているように見えるのに、印刷してみると欠けてしまう、ということが結構あります。これは、Windows で使われている TrueType フォントに起因する問題なそうです。今では Windows でも Postscript は扱えますが、以前は、別途 Adobe Type Manager なるソフトをインストールする必要がありました。
こういった背景から、印刷物を扱う「DTM」の世界で Mac が一般的に使われました。で、転じてデザインの世界でも Mac が一般的になったのですが、「Web デザイン」という意味では、「印刷物」を意識することが無いので、Windows で十分だと思います。ただ、前述の歴史的な背景から、プロ向けのデザイン向けのアプリケーションソフトが、Mac の方が豊富かもしれません。
詳しいご説明ありがとうございます。よくわかりました。一つの結論としては、現在となってはmacを積極的に導入する理由は少ないと考えてよいのでしょうか。
デザイン用途によく使われるアプリケーションについて、OS間の差などありましたらご教示頂けると幸いです。
●過去にこのような質問がありました。
>僕に対して、Macを買うように説得してください。
(http://q.hatena.ne.jp/1161687099)
●このとき、私がMacintoshを買う理由として挙げたのが、画面表示の違い(=美しさ)です。
日常の業務全般で、このような差が発生します。
※キャプチャを撮り直してみました。下記アドレスをご覧下さい。
(http://www.info-japan.net/samp/displaypostscript.gif)
●さて、Photoshopなどを使ったwebデザインを勉強する上でのMacintoshの優位性ですが、
「Windowsに不満を感じていない人」があえてハードウエアからMacintoshに乗り換える
だけの優位性はない、あるいは見いだせないと思います。
●ブラウザでの表示がきれいであっても、それは「自分の環境」できれいなわけで、別の
Windowsユーザの環境できれいに表示されているわけではありません。
「Macintoshユーザ専用のサイト」を作るのならともかく、サイトを見に来る人の大半は
Windowsでブラウズしているのです。
つまり「Windowsで表示してもきれいなサイト」を作る必要があるということです。
●Macintoshで「Windowsで表示してもきれいなサイト」を意識して作るくらいなら、最初から
Windowsで作ればよいのです。
●積極的に「Windowsでのwebデザイン」を勧めるわけではありませんが、あえて一から
Macintosh環境を整えてまで試行する価値はないと思います。
キャプチャ画像までありがとうございました。
Webの仕事をしています。
10年ほど前は、Macを使ってDTP(DTMじゃなくてDTPだと思います・・・)の仕事をしていました。その頃は確かに「デザインするならMac」という暗黙の了解のがありました。上記の方のコメントにあるような理由があったり、印刷所とのデータの受け渡しの関係など、様々な理由からです
さて、Webでのデザインというのは、インターネットを介して閲覧するものです。ということは、見ている人のパソコンに依存をするということで、圧倒的シェアのあるWindowsで開発を行うほうが、バグチェックなどがしやすいというメリットがあります。
最近のパソコンは、モニタの表示も以前よりずっと精度があり、色彩のマッチングシステムなども楽に出来るようになってきているようですよ。
私の職場では、WinとMacの割合でいえばMacのデザイナーが多いのですが、最終的には、必ず複数の環境でチェックをおこなってからリリースしています。
最低限WindowsのIEの各バージョン、FireFoxなどのMozilla系、Opera、Macのサファリで表示を確認していますので、Macでデザインをしても最終的にどんな環境で閲覧されるかが問題であり、開発環境はそんなに拘らなくても良いと思います。
Adobeの製品でしたら、Win/Macの差はほとんど無く使えます。また就職目的でしたら、むしろフラッシュなどのコンテンツ制作を勉強されると、お仕事の需要が広がるかと思います。
わかりやすい回答ありがとうございました
WEB閲覧者が大多数がWINユーザーですのでWINで作業した方が断然有利です、MACを使うメリットは特にありません。
DTP業界ではMACの方が以前からスタンダードになっている分、一日の長があると思います。そんな流れでWEBをMACで制作しているデザイナーが多いのが現状です。
※私もMACでWEB制作していますが、最終的にはWINで確認しています。
ありがとうございました。
キャプチャ画像までありがとうございました。