つまり大気中と真空中では光速は違うのでしょうか?
http://www.kek.jp/kids/feedback/qanda.html#idou
光の速度(位相速度)は屈折率によって変化します。屈折率が高いほど光の速度は遅くなります。ですから大気中の方が真空中よりも遅くなります。
http://www.jawjapan.com/tutorial_refractive_index.html
ただ、光は物質ではないので、車や雨のように「空気抵抗」を受けて減速するわけではありません。
空気抵抗ではなく屈折ということですね。
一般に物質中の光速度は、真空中のそれよりも遅いのでそう言えなくもないですが、普通の物体に発生する空気抵抗の原理とはぜんぜん違うものだと思いますよ。
ざっと調べて私の意見と同じものがあったので、貼り付けておきます(大体真ん中あたり)。
http://www1.odn.ne.jp/cimarosa_com/html/R_4.html
一般に光の屈折率は真空中の高速度を物質中の光速度で割った値に等しいが、屈折率が1より小さい(つまり物質中の光速度が真空中のそれより大きい)ものは自然界では見つかってません(人工的にはあるようです)。
人工的に真空中より屈折率が小さい物質が作れるのは驚きですね。
物理学における基本の長さは、国際単位系で光が真空中を2億9979万2458分の1秒間にすすむ距離を1mとして定義されている。空気中の光速は波長によってわずかにことなるが、平均して真空中よりも約3%おそい。水中では約25%、ガラス中では約33%おそい。
屈折
光速は媒質によって速度が異なるため屈折がおきる。
水中の光速
水の屈折率は約1.33、真空中の光速度は約30万km/sであるから、水中での光速度は約22.6万km/sとなる。荷電粒子がこの速度以上で運動すればチェレンコフ放射が観測できる。
正確には「抵抗」とは異なりますが、素朴に「抵抗」という理解をすることはあながち一般人としての日常感覚的に間違いではありません。
具体的な光速の違いをお教えいただきありがとうございます。
イメージとして大分掴めてきました。
リンク先の解説がとてもわかりやすかったです。
ありがとうございます。