ご質問から外れる回答になるかもしれませんが、中国でも良心的な食品生産者は存在します。その数は圧倒的に少ないですが・・・
中国から輸出する際には、輸出相手国の法令に則り、検査をすることにはなっています。
最近の例では日本の「ポジティブリスト」による影響で、一時的には中国からの輸出がかなり減ったようです。
日本側の制度等は下記URLでほんの少しですが参考になるかと思います。
http://www.jetro.go.jp/biz/world/asia/cn/qa_02/?page:int=1
中国国内でも禁止されている薬品、添加物等が多くありますが、これらの規制が完全に実行されているとは言い難く、中国政府も対応してはいるものの効果が上がっていないのが現状かと思います(あまりにも広大な土地、膨大な食品生産関係者の数のため)。
*日本企業の中には、日本で使用できなくなった農薬の在庫処分のため中国でそれらを販売しているところもあると聞きます。真偽は定かではありませんが。
中国には「国家品質監督検査検疫総局」(下記URL参照)というのがあり、ここで食品、農産物等の検査・監督を行っています。
ここから下記URLにジャンプすることが出来ますが、このページから更に、食品生産の許可を受けた企業名一覧をエクセルでダウンロードすることが出来ます。
http://spscjgs.aqsiq.gov.cn/gsgg/
トップページからはいろんなところにジャンプできますから必要な資料が集められるかもしれません。
品質基準に合格しなかった製品と企業名も逐次アップされています。
ただしこのような企業名が分かってもそれを日本でチェックするとなるとかなり難しいような気がします。
(中国語が出来ないのでしたら意味が分からないかも・・・その時はごめんなさい)
日本語の参考資料はないかと調べてみたのですが、良いものが見つけられませんでした。
唯一、有料で調べてくれるところがあるようです。
利用したことがないので良否は分かりませんがご参考までに。
http://www.greenfood.org.cn/sites/MainSite/List_2_1978.html
http://www.ocex.com.cn/qyindex.php?clsid=2
中国語で申し訳ありません。中国では中国緑色食品発展中心という機関が認証を出しており合格するとAA級、A級などと格付けされます。
とても難しい質問だと思います。HACCP、ISO、QS,緑色食品・・といろいろ認証制度がありますが、はっきり言ってそのときに一定の手続きを踏めば取得できます。そういう工場が今まじめにやっていても将来変な気を起こさない保証はありません。変な気を起こさなくても、「当事者が知識がなかった」「気がつかなかった」「だまされた」ということもありますので、あくまで今輸入しようとしているもの、今食べようとしているものにしか当てはまらないと思います。(この工場が絶対安全という保証はないに等しいかも)。
一般的には知名度の高い会社はダメージも大きいのでかなり慎重です。そういう意味ではよく知られている会社が安全かもしれません。でも、スーダンレッド事件は大手ケンタッキーから始まりましたので、どこに何が潜んでいるかわかりません。その工場と長いつきあいになればトップの性格からだいたい安全性は予測できますが、通常そんな付き合いはできないですね。ということで、安全なポジティブリストは示せないのですが、自分は下記URLのような今までに日本輸出で失敗した工場はとりあえず避けます。(その工場が知らずに不可抗力だったという場合も多いでしょうが、お客と連携して注意していればほとんどは防げるはずだと思いますので)
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