拝啓マッカーサー元帥様―占領下の日本人の手紙 (岩波現代文庫)
私自身は未見なので「子どもを産みたい」という内容の手紙が含まれているかはわかりませんが、マッカーサーへの手紙についてはこちらの本に詳しく書かれています。
日本国民がマッカーサー宛に出した手紙は、ざっと「50万通」といわれている(『拝啓マッカーサー元帥様』)。その膨大な手簡の数自体が一つの驚きだが、更なる驚きは、その大半が「絶対君主」マッカーサーへの追従と賛美のいわば“ラブレター”であったということである。
とのことです。
論文ではありませんが、こんな本が。
http://www.amazon.co.jp/%E6%8B%9D%E5%95%93%E3%83%9E%E3%83%83%E3%...
解説はこの辺でしょうか。
http://kore.mitene.or.jp/~harukado/haru/syohyou/syohyou-haikei/s...
現在に至るも、日本ではマッカーサーとその占領方針に対しては好意的な見解が多いわけで。
(東京裁判には疑問があるがマッカーサーは嫌いじゃない、とか)
日本に食料援助をすれば「アメリカさんありがとう」のプラカードを持って人々が集まった時代でした。
(NHKの「映像の世紀」にその場面が出てきました)
http://www.nhk-ep.com/view/10041.html
ていうか、大韓航空機爆破事件の後には、金賢姫に結婚を申し込む手紙(こっちは男性からですが、もちろん)が何通も来たそうです。
大量殺戮犯のテロリストにさえプロポーズする人がいるんですから、マッカーサーに同様の手紙を送る人がいても驚くことはないでしょう。
ありがとうございます。いろいろと日本人の異様な性向が見えてきたように思えます。
やはり本当でしたか。それにしても日本人の異様なまでの「白人」好きの根源は何でしょうか。
大変に参考になりました。ありがとうございます。