街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!“イエ・ルポ”とは、実際に見たり聞いたりしたイエの話、またはご自分の家の暮らしの中で生まれたユニークな工夫やアイデア、習慣や出来事をミニルポ感覚で書き込んでもらう“イエ・ルポタージュ”コーナーです。
*〈今週のお題〉に沿った、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい。
*〈今週のお題〉以外の話題のイエ・ルポも常時自由に投稿して下さいね!
イエ・ルポ #034 THEME「思い出すのもオソロシイ~!イエでの恐怖の出来事」を教えて下さい
→ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070813
※今回の「いわし」ご投稿はは8月16日(木)正午で終了とさせて頂きます。
※参考にさせていただいた「いわしへのコメント」には、【いわしポイント×20pt】を差し上げます。
※お願い
モラルのない一行投稿などはご参加者の皆様に大変ご迷惑となりますので、ご遠慮下さい。
またそのようなご投稿にはポイントの送信を控えさせて頂きますのでご了承下さい。
枯れ尾花、とはよく言ったものですが、何だかわからないものほど恐いものはありませんね。私もお祭りで買った銀色のヘリウム風船を塀のフェンスにくくりつけておいたら、夜中に通りがかった人がお化けと間違えて大声を上げてしまい、こんなことをしたのは誰だと大目玉を食らったことがありました。
ぎゃー!ってなったことがあります。
銀色の風船って暗い所だとあまりよく見えなくて、
光の加減で突然ふわっと見えたりするんですよね。
道で突然目の前に風船が現れてぎゃーと叫んだら、
一緒にいた友だちに、あんたのその声の方が何倍も恐かったと言われました。
以前の家の風呂は外風呂でした。勝手口から一度外に出て風呂場に入ります。夕餉の団らんも終わり、風呂に入る順番になったので私はいつものように勝手口を開けて外に出ました。そのとき薄暗いところに白いものがふわふわと漂っていたのです。何が起きたのかとっさに判断できず、私は声も出せずに固まってしまいました。ふわりふわり、まさか本当に出たのかと、恐怖が襲ってきます。冷や汗が出始めそれでも動くことができません。どのくらい時間が経ったでしょうか。ほんの数十秒なのかも知れませんが、とても長い時間でした。だんだん落ち着き、目も暗闇に慣れてきてそのふわふわするものをじっくりと見つめると、その白いものはまわるいものだとわかりました。そうです、その日のお祭りで買ってきたヘリウム風船だったのです。確か風呂場の前の棚の上に糸をまるめて置いたはずでした。それが何かの拍子に糸が解け、目の高さに漂っていたのです。正体がわかってしまえば笑い話なのですが、そのとき感じた恐怖は本物でした。思考能力はなくなり、まったく金縛り状態でした。最近はそんな暗がりも家の中にはなくなってしまいました。