ユーザーズボイスで申し訳ないです。机上に『精神科治療薬ハンドブック』の改訂2版が置いてある、躁うつ病5年目のものです。
私の場合は、勝手に減薬します。それで調子が悪くなったら主治医に相談して、元より多い薬を一時的に飲む羽目になって、それでQOLの低下を訴えて結局元の処方に戻る、と言ったことを繰り返しながら進んでいます。
私の場合ですが、躁うつ病の定番、炭酸リチウムについて、上述のハンドブックに書かれている内容を元に主治医に事後報告の形で相談して、私にその薬は必要ない旨を訴え、抗てんかん薬テレスミン・リボトリールを主軸とし、エビリファイ少量12mgで支える形で処方を組んでもらいました。
このとき私が大切だと思ったのは、素人減薬はとかく漸減でない形を取ってしまうので、そのときの急性離脱作用に注意しなければならない点が第一番目。たとえばメジャーであれば悪性症候群のトリガーを引いてしまうとか、抗うつ剤であればよくあるのがパキシルの「ビリビリ」と表現される離脱作用にまいってしまうとか。あらかじめ情報をしっかり仕入れ、家族などに「自分の行動が異常になったらすぐに病院に担ぎ込んでくれ」とフォローの体制を整えない限り、いくらQOL(Qolity of life:生活の質)が低くなったと言っても、自己判断の減薬はすべきではありません。
その上で自己判断減薬・事後報告で通す、という方法論が一点ですが、副作用止めを出してもらうというのも手です。質問者さんの副作用はちょっと副作用止めがなさそうな領域もあるように思われるんですが、薬の種類(メジャーならメジャー)はそのままで「単剤」から「複合」に変えてみるとか(ジプレキサ→ジプレキサ+エビリファイ少量など)、そう言った方法で「散らす」と、のどの渇きなど意外と単剤で量が多いから起こってしまう副作用は軽減されます。
問題は今後の副作用等ですが、基本的に血液検査をある程度の頻度で行っていればそこまで重篤なものはありません。但し、遅発性ジスキネジア、口や舌の不随意運動は、難治性で一度発症してしまうとやっかいです。これはメジャートランキライザー等の錐体外路症状を引き起こしやすい薬に該当します。私もエビリファイを24mgまで持ち上げられたとき発症してしまいまして、いつの間にか舌なめずりをしていたりと結構苦心しています。
体に関しての副作用はそう気にする必要はありません。但しやはり定期的な肝臓・腎臓の検査はしておいた方がいいです。
あとはアルコール禁と同等と考えてください。安定剤でもメジャーでも抗てんかん薬でも、アルコールとの相互作用は非常に多いです。血中に存在している間は作用が増強される可能性が高いですから、「薬と酒と、何時間あけたから平気」というのはマズい考え方です。
だらだらと長くなって失礼しました。ユーザーズボイスということで…
私も素人ですが、5年のうつの経験から、多少の知識があったこともあり、抗うつ剤の類に非常に詳しくなってしまった人間の一人です。
まず、素人にいろいろ言われたくないということでしたら、こちらのサイトを利用したり、同様の質問を参考にするのも一案かと思われます。
医師に相談できるQ&Aサイト アスクドクターズ
ただ、心療内科医を謳っていても、結構レベルが低かったりすることが多々あると実感していますので、セカンドオピニオンを受けて芳しくなかったとしてもあきらめることはないと思います。
以下は私が減薬に成功した経緯です。
・まず、症状がおちついたら、なるべく三環系抗うつ薬の類いをやめる。(副作用がきついので。)
・一通りSSRI/SNRIを服用してみたが、副作用がきつく、合わなかった。昨年、ジェイゾロフトの認可がおりたので、しばらくしてからパキシルからジェイゾロフトに切り替える。
・ジェイゾロフトへの切り替えをきっかけに体調か好転、かなりの薬の整理に成功。
・睡眠薬は体調や生活リズムによって多少工夫する。体調が好転してからもときどき異常な疲労感があったが、それは長時間睡眠薬(ドラール)を夜遅くに服用したときの翌日に起こることを生活記録から発見、23時を過ぎたら長時間睡眠薬を服用しないことにしました。
これで、薬に関するトラブルはかなり解消しました。
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それから、これは体調が悪い方に言うのはきついかもしれませんが、
・規則正しい生活をする。(早寝、早起き)
・体力が落ちているので、ウォーキングやストレッチなどで体力がこれ以上落ちないように維持する。
・免疫力も落ちているので、風邪などの体調不良にはいち早く対応する。
ということを繰り返して、医師の信頼を勝ち得ないとなかなか減薬も寛解も難しいのではないかと私は思っています。
ジェイゾロフトが認可されたようですね。わたしの知っている病院ではまだ処方は相談したいとおもいます。主に三環系の抗うつ剤、リーマスを服用しているので副作用で軽い歩行困難になってしまうこともあります。異常な発汗もあり大変困っていました。また何もしていないのに異常な疲労感もあり処方された薬の中で自分なりに試行錯誤して副作用を軽減させています。最後の健康管理である生活習慣や運動不足の改善も参考になりました。ありがとうございます。
貴重なご意見ありがとうございます。今後の参考にしたいと思います。